内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

ドラクエ10オフライン、大丈夫か?

つい先日ドラクエ7発売22年周年の記事を読み、もうあれから22年経ったのかと月日の流れの速さを痛感しました。そういえば、あれが発売日に買った最後のドラクエでした。

 

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あの頃は発売日にコンビニで買えるのがちょっとしたブームで、近くのセブンイレブンで買ったことを覚えています。懐かしすぎる。

 

まだ家にネットが来てない時代で、攻略本も買わずにあの難解なゲームをクリアしたのがある意味すごい。若いからそれだけ集中力もあったのでしょう。最近スマホ版を少しだけ遊んでみましたが、全ての内容を完全に忘れていて完全新作として遊べます。長生きするものですね。

 

さて今日はドラクエ10オフラインについて。

なぜこうなってしまったのか考えます。

 

いまいち盛り上がりに欠けるドラクエ10オフライン

ドラクエ10オフラインの発売まで2週間を切りましたが、アマゾンでの予約状況が芳しくない。2022年9月1日現在、通常盤が34位で、Version2まで遊べるデラックス版が41位。リメイクとはいえ、ドラクエのナンバリングがスイッチやプレステ4のコントローラーよりも売れてないなんて・・・悲しくなる。発売日が近づけばもっと上位に上がってくるでしょうけどね。

 

ドラクエの発売はお祭り。リメイクであっても大盛り上がり。そんな時代を経験している僕にとってかなり違和感を感じる状況です。

 

はっきり言って、リメイク系のドラクエがこんなに盛り上がってないのは異常事態。

その原因を探っていきます。

 

ドラクエ10がイマイチ盛り上がらない5つの理由

理由その1 フルプライスの値段が高すぎる

正直これが全てだと思いますね。オンライン版なら体験版で無料で遊べる範囲内のものをわざわざ8580円出して遊ぶのはかなりハードルが高い。おまけに追加DLCの存在も告知されていて、そちらも高い。

 

理由その2 キャラの頭身が低い

個人的にはオンラインとの差別化のためにはこれでいいと思いますが、世間は許してくれていない。頭身が低すぎる「2頭身」というのが問題なのでしょうね。ビルダーズに慣れている身としては全然許容範囲内なのですが・・・

 

理由その3 発売時期が悪い

スプラトゥーン3発売の1週間後が発売日。今年最大の売り上げを記録するだろうソフトの発売直後。ファン層が被らないとしても最悪のタイミングです。

延期前もエルデンリングと被っていたし・・・

DLCの「眠れる勇者と導きの盟友」もブレワイ続編と被るし・・・

呪いなのか?

 

初動売上のインパクトは大きいので、競合が少ない時期に売り出すことも大切。

 

理由その4 ドラクエ11の存在

ドラクエ10もいい話だけど、ドラクエ11ほどじゃないかなというのが正直な気持ち。

物語が最重要視されるドラクエでは、ここが大きい。

 

新価格版のDQ11sは普通に売れ続けています。元々安いのですが、セールを狙えば3000円くらいで買えます。最新作が安値で買える今、これからドラクエを始める人に13000円のドラクエはかなりオススメしづらい。

 

新規が参入しにくく、生粋のドラクエ好きしかやらない。そんな存在です。

 

tonycat.hatenablog.com

 

これからドラクエ11を始めるなら、圧倒的にゲームパスがオススメ。Cloud Gamingにも対応していて本体もいらないので、コスパは最強です。ネット環境さえ安定していれば普通に遊べます。

 

お試し加入なら1ヶ月100円でDQ11を遊べます。

本体すら不要で、100円でドラクエ11sをクリアまで遊ぶ方法が存在する時代。13000円払って新作を遊ぶのは本当にハードルが高い。

 

コントローラーがあった方が良いですが、タッチ操作にも対応しているので、iPhoneやアンドロイド単体で遊べます。狩場でレベル上げ程度ならケイタイだけで完結も可能です。

 

また、Xbox Series Sならアマゾンで普通に買えるので、Cloudが不安な人はそれを買って遊ぶのもありです。

 

理由その5 ボリューム不足

オンライン版のVersion1が移植されるわけですが、値段のわりにボリュームが少ない。オンライン版は移動やお使いに時間を取られましたが、物語そのものはそんなに長くなかった記憶があります。

 

DQ11はストーリークリア(ニズゼルファ含む)だけで100時間遊べましたが、DQ10オフラインは100時間はきついんじゃないかな。

DLCありきで、単独では物語が完結しないことも大きい。

 

DQ10のオススメポイントとオンライン版との違いを紹介

僕はオンライン版を購入し、Version3の途中まで遊んでいますが、時間がないので積んでいます。僕の知る限り、Ver2の終わりまでの物語は物凄く良かった。安定のドラクエクオリティです。ここは保証します。

 

今回発売されるDQ10オフライン「目覚めし5つの種族」では登場しませんが、アンルシア姫(DLC眠れる勇者と導きの盟友」で登場)は皆を惹きつける魅力があります。プレイした人はきっと好きになります。それまでのストーリーもさすが堀井さんと唸るほどの良さがある。メギストリス地方のラグアス王子の話は泣けます。

 

アンルシアまで遊ぶのに13000円はやはり高い・・・

オンラインなら体験版で無料で遊べるから尚更そう感じる。

 

目覚めし5つの種族のサントラが手元にあるのでよく聴いていますが、DQ10はBGMも素晴らしいです。特にフィールドの曲が好き。「水の民ウェディ」や「風の民エルフ」は神曲レベルだと思います。

 

音楽はいじりようがないので、ここは安定のクオリティが保証されています。

他のゲームをやればわかりますが、すぎやま先生の作るキャッチーな音楽を聴きながらのゲームプレイは贅沢な時間です。

 

tonycat.hatenablog.com

 

オンライン版との違いですが、オリジナルキャラクターも何人か用意されているし、ラグアス・マイユ・フウラ・ヒューザ・ダストンなどのNPCだったキャラたちが、プレイアブルキャラクターになっているのが最大の売りでしょう。

 

あとは、相撲バトルと言われている独特のバトルだったドラクエ10ですが、オフラインでは純粋なコマンドバトルに刷新されました。ドラクエファンにはおなじみのアレです。

 

ドルボード(魔法のじゅうたんみたいなもの)を使っても広大だったマップもそれなりに縮小されています。

 

とにかく移動が苦痛だったDQ10オンライン。それがオフライン版でどれだけ改善されているか。それとクエストのお使い感がどれだけ軽減されているか。

 

一人で遊ぶわけですから、遊びやすさや楽しさがどれだけ増しているか。

ここは注目ポイントです。

 

まとめ

結局のところ、値段が高いのと頭身が低いのが全てのような気がします。

値段の高さと、頭身の低さのバランスが取れていない。

 

高いけど、低い・・・よくわからない設定。

ここを見誤ったのかな。

 

ドラクエに驕りがあるとは思いませんが、リメイクにしては値段が強気すぎたのは事実だと思います。一番新しいナンバリングのリメイクは、2015年3DS版のドラクエ8ですが、定価は6578円。それと比べても2000円も高い。

 

娯楽が飽和している時代と言われていますが、DQ11が発売された5年前と比べても状況は大きく変わっています。油断すればドラクエでも足元をすくわれる。

 

ドラクエは決してオワコンではないけど、そうなる可能性がないわけではない。

そんな時代になったことを感じますね。

 

僕自身は、今現在も購入を迷っています。

セールを待って半年後にDLCと同時購入で一気に遊ぶのが理想のような気もしますが、すぎやま先生が亡くなってから最初のドラクエ。ここは追悼もかねて購入しておきたい。

 

購入するならおそらくスイッチ版ではなく、PS4版を買うと思います。PS4からPS5版へのアップグレードも無料とのことなので、PS4版を買っても安心ですね。

 

スクエニといえば体験版。内容よりも、画像のクオリティに不安があるので体験版でチェックしたいところですね。合格ならば購入です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

「ハードの処理能力に基づいた描画スペックの差はあります」とのこと。

スイッチで寝転がって遊びたいけど、画像は大事。

 

 

tonycat.hatenablog.com