内向型の逆襲

粛々と積みゲー消化中。ペルソナ5、ダクソ3、MGS5を積んでますが年内には全てクリアしたい。

PS5値上げとマイナーチェンジの新型発売について思うこと

結局のところ誰に対して怒ってるの?

何に対して怒ってるの?

それを明確にしておきたいです。

 

2022年8月25日、PS5の値上げが発表されました。

過去に値上げの例はないので、個人的には「PS5の値上げはない」と予想していましたが、世界経済情勢の影響はかなり深刻なようです。

 

tonycat.hatenablog.com

 

思うことが多々ありますので、書き残しておきます。

 

ユーザーが望むことはただ1つ。

それは値段がいくらかではなくて、買えるようになるのかならないのか。それだけです。

 

残念ながら値上げしても転売はなくならない。

その原因も見ていきましょう。

 

価格改定後の新しい希望小売価格

PS5(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載版):60,478円(税込)

PS5 デジタル・エディション: 49,478円(税込)

 

それぞれ5500円の値上げ。

Appleの10000円以上の値上げを経験した直後だけに、5500円はかなり良心的だと感じる。

 

ほとんどの怒りの声はこの5500円の値上げではなく、いつまで経っても買えないこと。買えるようにするための努力が見られないことに起因するものが大半です。

 

各国のお値段と日本円換算

※デジタルエディションは省略します

 

日本 (2022年9月15日(木)より改定)

PS5(ディスクドライブ搭載版):60,478円(税込)

 

カナダ

PS5(ディスクドライブ搭載版):CAD $649.99

日本円換算 68248円(1ドル105円で計算)

 

欧州

PS5(ディスクドライブ搭載版):€549.99

日本円換算 75348円(1ユーロ137円で計算)

 

イギリス

PS5(ディスクドライブ搭載版):£479.99

日本円換算 77278円(1ポンド161円で計算)

 

オーストラリア

PS5(ディスクドライブ搭載版):AUD $799.95

日本円換算 75995円(1ドル95円で計算)

 

中国

PS5(ディスクドライブ搭載版):4,299 中国人民元

日本円換算 85980円(1元20円で計算)

 

メキシコ

PS5(ディスクドライブ搭載版):MXN $14,999

日本円換算 103043円(1ペソ6.87円で計算)

 

値上げ後の値段を比較しても、日本のPS5は世界に比べて圧倒的に安い。だから転売ヤーが日本のPS5を狙うのです。ここが変わらない限り、転売は絶対になくならない。メルカリがどうとかそういう次元の話ではないのです。

 

転売業者へ転売する個人転売ヤーと中国に流れる仕組み

中国で正式に売られているPS5は機能に制限がある(SIMロックのかかったiPhoneみたいなもの)ため、中国人のゲーマーの大半は多少高くても日本からの輸入品(SIMフリー版)を買います。これが転売がなくならない最大の理由。

 

日本で約60000円で買ったものが、中国なら85000円以上で売れる。

お隣の国なので輸送費も安い。もし仮に供給が安定して、大量に在庫を抱えたとしても仕入れ値の60000円で売れば損失は出ない。

 

1 PS5に興味のない日本人が抽選に申し込んでPS5を買う

 手間は発生するが、元手はゼロ

※これが抽選の倍率を上げている最大の理由。

 

2 それを中国輸出向けの業者に売る

 60000円で買ったものが80000円で売れる(2万円の儲け)

 

3 業者が中国の消費者に売る

 80000円で買ったものが100000円以上で売れる(2万円以上の儲け)

 

PS5で遊びたい人以外、誰も損をしない仕組みが出来上がってしまっている。

この状態が続く限り、今の状況は永遠に続きます。

 

この中国との25000円の価格差が存在する以上、PS5の転売はなくならない。つまり日本は永遠に品薄状態です。

 

PS5を手に入れた瞬間、同時に2万円も手にすることができる。

そりゃあゲームに興味のない人も争奪戦に参加しますよね・・・悲しいけどこれが現実。

 

日本人にとっても、中国人にとっても、リスクもなく確実に儲けの出る商売。それがPS5の転売なのです。

 

転売対策をしないSIE

出荷されるモデルもCFI-1200という新モデルになる。マイナーチェンジなので軽量化程度で、性能の違いはない。

 

値上げと同時に、ホライゾンやグランツーリスモとの抱き合わせ販売も開始される。ソフトの売り上げ本数は増えるかもしれないが、根本的な転売対策にはなっていない。

 

 

PSNアカウントとの紐付けで購入可能にするのが理想だが、これもいつまで待ってもなかなか実施されない。正直なところ、これ以外に欲しい人に確実に行き渡る方法はないのに、なぜこれをやらないのか・・・本当に謎。

 

PSNアカウントを所持していて、過去に購入履歴のある人優先で販売。

抽選になった場合は購入金額の多い方から選ぶ。

いろいろ問題はあると思うが、重複購入はできないし、もっとも公平なやり方ではないでしょうか。これなら、転売ヤーに流れることはほとんどないはずなのだが・・・

 

少し前にアマゾンが招待制の販売を開始したが、当選報告もよく聞くので、おそらくこれが一番確実だと思われる。

 

ゲオのPS4買取との引き換えは論外。

※次回抽選分からは通常の販売方式に戻るとのこと。

 

 

 

日本冷遇は終わらない

日本にPS5を出荷しないいわゆる日本冷遇に対しても、ソフトが売れないから仕方ないのかなとも思う。

 

最新のファミ通のゲームソフト販売本数ランキングもベスト30を全てスイッチソフトが占めている。「30-0」と言われているこの光景にも慣れてしまってなんとも思わなくなってしまった。PS5が弱いというよりスイッチが強すぎる。

 

1 スイッチスポーツ 累計677,393本

2 マリオカート8 DX 累計4,774,885本

3 星のカービィディスカバリー 累計851,866本

 

8月に入ってランキングに登場したPS関連ソフト

1 グランツーリスモ7(PS5)累計157,041本

2 信長の野望・新生(PS4)累計33,589本

以上の2本のみ。

 

8月の注目作が月末に集中しているとはいえ酷すぎる。

というか累計売上が少なすぎる。

 

こんな状況だと、日本への出荷数を減らすという判断を下すのは必然だと思われます。

本体を売っても全然利益が出ないし、ソフトも全然売れないから。

 

PS5購入を我慢できる大人が増えた

そもそもPS5が欲しくて仕方ないというほど、遊びたいゲームがない。なんとかなってしまう。これが一番の問題ではないでしょうか?

 

エルデンリングを遊んでいたころは、爆速ロード時間に憧れたが、終わった今となってはロード時間は我慢すればいいものに変わった。

 

PS5限定タイトルのFF16やFF7Rebirthも興味はあるが、PS5争奪戦に参加してまで遊びたいかと言えばそうでもない。発売から5年後くらいに安くなってから遊べばいいと僕は考えています。

 

発売直後に遊びたいと思うソフトがない。

というか

安くなるまで我慢できる大人になった。

 

おそらくほとんどの人がそうでしょう。

PS5買えないと文句は言っていても、欲しいタイミングで買えないことに文句を言っているだけで、手元に積みゲーたくさんあるでしょう?遊ぶゲームはすでにたくさんあるわけです。そういう人は、もちろん任天堂スイッチも所有しているでしょう。

 

僕の場合は、無理してPS5を買わなくても遊べるソフトが大量にある。

スイッチはもちろん、PS4にも遊んでいない名作がたくさんある。

 

画像が綺麗なことは確実だが、面白いかどうかはわからない。そんな不確かな新作ではなく、遊んでいて楽しいことが確実なお墨付きのソフトを遊びます。

 

「面白いかどうかわからないPS5の新作やるならブレワイ遊ぶよ」

それが僕の中の究極の答えです。

 

PS5の息の根を止めたのは、転売ヤーではなく、覇権ハードでもあるスイッチの存在。

つまり面白いゲームを作り続けた任天堂なのです。

 

今回の値上げでライトユーザーは全くPS5に興味を失った。

これまで以上に、「スイッチがあるからいいや」の状況が続くでしょう。

 

ユーザー離れは防げるのか

正直なところ、PS5を抜きにしても会社としてのソニー(SIE)の印象は良くない。

PS Plus ExtraやPremiumを含んだPS STORE全体のUIのわかりづらさとそれの放置。個人的にはそれがSIEの最大のマイナスポイントだと思っている。

 

「よくわからないだろうから、とりあえずPremiumに入っとけ」

そんな姿勢が見えてくる。あの画面はわかりやすさを追求してはいないからね。

現状損失は出ていないのかもしれないが、頑張って改善した方が良いと思う。

 

個人的には、PS5の転売対策をしないことに対しての怒りはそんなにない。

何をやっても転売はされるだろうし、対策に対する対策が生まれるだけ。

いたちごっこは終わらない。

 

手には入らないが、PS5という素晴らしいハードを世に送り出した。

次は何をするかだが、皆が買いたくなる面白いソフトは作ったのか?

それが一番の問題だ。

 

日本でのPS5用ソフトの累計売上トップ3

1 エルデンリング  127,664本

2 グランツーリスモ 108,491本

3 バイオハザード ヴィレッジ 74,644本

 

世界でのPS5用ソフトの累計売上トップ3

1 デモンズソウル 140万本

2 ラチェット&クランク 110万本

3 リターナル 56万本

ソニー系限定なのでサードが入ったランキングだと変わる可能性はある

 

PS5で出しても売れないから、作るのやめよっか・・・

まずはメーカー側が撤退する。

面白いソフト出ないから、スイッチでいいよね。

ユーザーも興味を示さない。

それが今の状況です。

 

FF16が全然売れないという未来も現実味を帯びてきています。

まだ1年ほど猶予はありますが、それまでに今の状況が改善するという保証もないし、店頭に並んで普通に売ってる姿も拝めそうにない。FF16が爆死するようなら、怖すぎてもう誰もPS5独占でソフトを出そうとはしないでしょう。

 

今は過去の遺産でサブスクでやっていけるかもしれないが、この状況が数年続いた未来には、サブスクで遊びたいソフトがないという状態になるかもしれません。

 

さいごに

最近はハードを買うことの重みということを考えてます。

60000円をPS5に投入するくらいなら、その分をGame Passに課金して60000円分遊んだ方がコスパが良いのでは?と思い始めている。

ハードを買うという行為に、時代遅れ感を感じます。

 

「え?今どきCD買ってんの?」に近いものがある。

あれだけCDを買うことに心血注いでいた自分が、20年後にこんなこと思うなんてね。

時代は変わって行きますよ。

 

電気代の値上げなどのことを考えると、本体駆動の電気代をマイクロソフトが持ってくれるGame Pass(Cloud Gaming)のコスパの良さが光る。ドラクエ11sやビルダーズ2をプレイするならもうGame Pass一択です。本体不要の環境に慣れたら、電気代をかけてゲーム機を起動するのが馬鹿らしくなりますね。

 

記事を書きながらPS5のことを数時間考えましたが、ポジティブな気持ちになる瞬間が全くないことに驚いた。欲しいものが買えないという状況は人を不幸にすると痛感します。

 

新型スイッチに関しても同じで、転売屋との争奪戦が生まれるくらいなら、出さなくていい。ゲームを遊ぶために、無意味な戦いに参加したくないんですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。