この方がXboxのボスです。
今現在5000円引きのセールをやっているXbox Series Sの勢いが凄まじく、正直なところ僕も欲しいです。お金があったら間違いなく買っているでしょう。
Xboxの人気の決め手になっているのが、月額1100円のサブスク「Xbox Game Pass Ultimate」です。これに加入すれば対象ソフトが自由に遊べます。このサブスクのすごいところは本体がいらないところ。Xbox Cloud Gaming対応のソフトであれば本体が不要で遊べます。
Xboxを後押ししているGame Passですが、一部のゲームマニアだけが使うマニアックなサービスにとどめておくには惜しいほどの完成度でした。もっと一般層に浸透して欲しいですね。
今回の記事では、3ヶ月ほど遊んでみての正直な感想、コンソール(Xbox本体)やPC(Windows)を未所持で、iPhoneやiPadやMacで遊ぶ方向けにオススメのゲームソフトを10本紹介します。
サブスクサービスにはゲームソフトの出入りがあり、遊べなくなっている場合がありますので、ご了承ください。
素晴らしいところ
全てCloud Gamingのみを遊んでみての感想です。
ネット回線が安定していることが最低条件ですが、それさえクリアすれば圧倒的すぎるほどの素晴らしいサービスでした。
1 クラウドサービスであることを忘れるほどの快適さ
主にiPad mini6(2021)とiMac(2011)で遊んでみての感想ですが、動作は快適でクラウドでよくある遅延やフリーズはほとんどありませんでした。古いパソコン(iMac2011)
での動作検証なのでCPUの性能はあまり重要ではないことがわかりました。
混み合う時間帯はもしかするとフリーズなどあるのかもしれませんが、僕がプレーした限りでは大丈夫でした。
2 次世代機ゆえの素早い起動
スイッチのソフトではかなり重い部類に入る、ドラクエビルダーズ2。
このゲームはセーブデータの容量が1.3GB(ブレワイは64.1MB)もあります。
スイッチ版だとタイトルが出るまで約1分30秒(ブレワイは16秒)という膨大な時間がかかります。
そんな重いDQB2ですら、次世代機はその半分もかからない時間で起動します。重いスイッチ版を遊ぶよりも、Cloud Gamingで遊びたい。そう思わせるほどの素早さでした。
ネットの向こう側に、Xbox Series XorSがあることを確かに感じる快適さ。自分は今、次世代機を遊んでいるんだなと納得できるほどの素早い起動でした。
3 遊びきれないソフト群と値段
月額1100円で遊べるソフトの数が尋常じゃありません。今のところ、洋ゲーメインですが、日本人に馴染みのあるドラクエの2作品が遊べることが大きい。9月15日にはニノ国白き聖灰の女王リマスターが追加、そして10月21日にペルソナ5ザロイヤルが追加。もちろん両作品ともXbox本体は不要。iPhoneやiPad、そしてコントローラーがあれば遊べます。
今後もどんどん日本向けソフトのラインナップは充実していくことでしょう。
最終的には任天堂作品とファイナルファンタジーの最新作以外は全て遊べるサブスクになるのではないでしょうか?
個人的には、年契約での割引がないのもポイントが高いです。遊びたいソフトがある月のみ契約するという割り切った利用方法に舵を切りやすい。もちろんセーブデータはサーバーに保存されたままです。
例えば10月21日にペルソナ5ザロイヤルが追加されますが、そのタイミングで復帰しようと計画中です。1ヶ月でクリアできれば一度契約停止。また遊びたいソフトが追加されれば再契約します。1ヶ月以内で楽にクリアできるゲームなら、余った時間でインディーゲームを遊ぶことも可能。
ゲームサブスクは月に100時間以上遊ぶ人以外は絶対に元は取れません。こんなピンポイントでの利用がコスパがいいです。ゲームソフトの所有欲のない僕には最適です。
気になったところ
1 コントローラーのABXYが逆
長年任天堂のコントローラーに慣れ親しんでいる身としては、決定ボタンとキャンセルボタンの位置が逆であることに強烈な違和感を感じます。
Aが決定でBがキャンセルなことをボタンの位置で覚えているのです。
(プレステの場合は⚪︎が決定で、×がキャンセル)
PS4のデュアルショックまではボタンの名称は違えどスイッチと同じ配置でしたが、PS5のデュアルセンスからは完全に海外仕様になってしまいました。残念です。
一世代前のXboxコントローラーを使っていますが、本当に使いやすい。
iOSのゲームをするときはほとんどこれでやっています。USBアダプタを使えばスイッチで使用することも可能。
マイクロソフトのオフィシャルサイト内の、Design Labではオリジナルカラーのコントローラーが作成可能。お値段も純正とほとんど変わらない親切価格。これがゲームパスを推す理由のひとつ。買えないスイッチプロコンよりも、買えるオリジナルXboxコン。ただしジャイロ機能はついていないのでそこは注意が必要です。
2 検索画面の使いづらさ
基本的にウェブブラウザで遊ぶのですが、検索のジャンル分けが大雑把。RPGに野球ゲームが出てきたりします。
200タイトルくらいしかないので、絞らずに全部見た方が手っ取り早いですが・・・
最近遊んだゲームは5~6本記憶されますが、自分でお気に入りに追加することはできません。お気に入り機能が追加されることを期待しています。
3 日本語訳がないゲームがある
これは洋ゲーあるあるなので仕方ないのですが、日本語非対応のゲームが多々ありますし、訳が意味不明なものも多いです。それは割り切って遊ぶしかないですね。
個人的オススメソフト
1 ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS
オススメ筆頭はこれ。言わずとしれたドラクエナンバリング最新作。昔の作品が面白いという声をよく聞きますが、僕の中での最高傑作は11に落ち着きました。
3と5は物語に対する思い出補正がかかっていますが、全体の完成度という意味では11でしょうね。
セールで買っても3500円ほどでかなりお得なのですが、ゲームパスならさらにコスパは良いです。お試し期間100円+ひと月1100円の合計1200円で2ヶ月遊べます。2ヶ月あれば裏ボスまで十分堪能できるのではないでしょうか?
またやりたくなったら課金すればいいわけですし。
日本向けゲームパスの目玉なので、しばらくはラインナップからなくならないと思います。
2 ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
このゲームでは無限に時間が溶けていきます。クリエイト系の遊びが好きな人は絶対にハマるはず。
スイッチ版を所有していますが、建築を作り込んでいる人の場所を訪れると重くて遊べません。なので他人の島を訪れる場合は、次世代機経由で訪問するのが賢い遊び方です。
3 Power Wash Simulator
スプラトゥーンでの他人の目を気にしながらのヌリヌリに飽きた方はこちら。汚れを落とすゲームなので正確には塗りではありませんが、やっていることは同じです。
時間や対戦相手のことを気にせずじっくりお掃除に没頭できます。
強烈な癒しを体験できる唯一無二のゲーム。これは間違いなく神ゲーです。
4 Forza Horizon 5
なかなか旅行に行けませんが、ドライブを通じてメキシコの大自然に触れられます。大画面でのんびりとやりたいゲーム。
5 Microsoft Flight Simulator
飛行機による上空からの景色堪能ゲーム。離着陸をすっ飛ばしていきなり、自分の住む街の上空を飛んだりできます。空を飛んでいると穏やかな気持ちになれます。
操作が複雑なのでとっつきにくいですが、習得する価値はあります。
6 Tunic
2Dゼルダをかなり意識して作られたゲーム。かなり完成度は高い。
「大作疲れ」を感じたらこういう質の高い小規模ゲームがおすすめ。
7 Death’s Door
同じく2Dゼルダの流れを感じるゲーム。独特の世界観が魅力。
こういうソフトが気軽に遊べるのも嬉しい。
8 Ori and the Blind Forest: Definitive Edition
おすすめメトロイドヴァニアには必ず名前が挙がる名作。
世界観も美しいので、癒しになります。
マイクロソフトが作ったソフトなので、決してプレステには追加されないので遊ぶ価値あり。
9 Cities: Skyline
シムシティをやりこんだ方ならハマるはず。このゲームも無限に時間が溶けます。
10 ペルソナ5
2022年10月21日追加。
世界規模ではドラクエ11よりも売れているペルソナ5。プレステの名作ゲーム紹介系ではかならず名前の挙がるこの作品は絶対に遊ぶべき。
以上、個人的主観で10本ほど紹介しました。
アサシンクリードシリーズやスカイリムなど洋ゲー好きならマストなゲームも多々ありますので、後悔はしないはずです。
iOSやiPadOSでのコントローラーのボタン割り当て変更の方法
スイッチやプレステ4などの日本のコントローラーに慣れた人にとっての鬼門が、このXboxのコントローラーのボタンの割り当て。
AとB、XとYがスイッチとは逆になっています。
スイッチの場合、Aが決定、Bがキャンセルやジャンプ。Yがアクションとなっていることが大半ですが、Xboxのコントローラーの場合全てが逆になります。毎回押し間違えるのでゲームが進みません。
慣れればいい話かもしれませんが、スーファミや初代プレステの頃から、30年くらいかけて体が覚えていることなので、かなり難しい。
そこで慣れ親しんだ日本のボタン配置に変更する方法を紹介します。非常に簡単なので、AとBが逆になってほしいと思っている方は実行してみてください。
設定
↓
一般
↓
↓
カスタムコントローラー
↓
Aボタン→B
Bボタン→A
Xボタン→Y
Yボタン→X
これで完了です。
ちなみにプレステのDual Shockの変更も可能です。
やり方は同じ。
ばつ印ボタン→丸印ボタン
丸印ボタン→ばつ印ボタン
四角印ボタン→四角印
三角印ボタン→三角印ボタン
これで慣れ親しんだやり方でできるはず。
ただし、画面の表示そのものは変えることができないため、画面の指示とは違ったボタンを押すことになります。まあ、こちらに対応する方が楽ですね。
ソフトごとに設定と登録ができれば一番良いのですが、それもなかなか難しいのかもしれません。
ちなみにコントローラーのBluetooth接続を解除しても、設定は残ります。再接続すれば、前回の設定のままプレイ可能です。
最後に
先日の二ノ国シリーズ追加の発表。今後も充実していくことは確実でしょう。
そして10月21日のペルソナ5の追加。
スイッチ版も同時発売されますが、どう考えてもこちらの方がコスパが良い。スイッチ版は間違いなく画質は劣化しているだろうし・・・
これさえあればスイッチ版ペルソナ5を買う必要はありません。
ペルソナ5が遊べる時点で、ゲームパス加入する価値ありです。
そりゃあ、Xbox Series Sも売れますよ。クラウドでも遊べるけど、本体にダウンロードしてじっくり遊びたい気持ちもわかる。
インタビューだけではなく、実際に喋っている動画をいくつか見ましたが、フィルの人柄も印象は良いですね。これがけっこう重要なのです。日本を大切にしている姿勢も伝わってくる。
値上げしないことも明言されているし、今後も日本でのXboxの快進撃は止まらないと思われます。
ちなみにですが、アマゾンでは1ヶ月利用権が990円で買えます。元々安いのにさらに安くしてくれています。こんな便利なサービスがあれば新作ゲームソフトを買わなくなるのも理解できます。
スイッチ以外のソフトがランク入りしないのもゲームパスやサブスクの台頭に原因があるのかもしれませんね。「新作を買うよりも安くて遊べる」そんなソフトが大量にありすぎるのです。その辺りを話し出すと長くなるので、それはまた別の機会に。
最後まで読んでいただきありがとうございました。