内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

【プレイレビュー】Lies of P ソウルライク初心者がこの陰鬱で難しいゲームにハマった理由

『Lies of P』

ソウルライクの猛者の方々がこぞってプレイしていたので気になっていました。

本当は興味があるのに、遠くでその現象を眺めるのは僕の悪い癖。

ピノキオの死にゲー、それって面白いの?」

こんな醒めた目でみていましたが今は違います。

 

最初のボスまでのステージの完成度が高すぎて、初期に選べる3種類すべての武器でやり直すほどハマってしまうほど。

 

どんなゲームも必ずプレイしないとその面白さは体感できない。

その当たり前の事実を『Lies of P』で再認識させられました。

 

死にゲーに興味のある方、耐性のある方はぜひプレイしてみてほしい傑作です。

※本文内では『Lies of P』は全てLPと省略します。

 

私の個人的解釈でよろしければぜひ最後までお読みください。

もちろん忖度なしの正直度100%の感想です。

 

 

プレイ状況

プレイ時間は15時間ほどで、ステージ3のボスまで討伐

気がついたら3時間経っていることが当たり前で恐ろしくなります。

 

ハマった理由

1 敵キャラの気持ち悪さが気持ちいい

ピノキオの世界の話なので、敵キャラも今のところ「からくり人形」が主体です。

今後、人キャラも出るかもしれませんが現時点では不明。

 

その人形の動きがとにかく気持ち悪いのです。

からくり人形が滑らかな動きをしていたら、それはリアルでないということになりますが、この気味の悪い一連の動作が実に人形らしくて虜になったのです。

 

ずっと眺めていても飽きない「不快ではない気持ち悪さ」がLPの魅力です。

 

世界一気持ち悪い駅員さんに襲われるP

 

2 吐き気をもよおすほど美しい世界観

『Bloodborne』の世界観を踏襲という噂を耳にしていたので、なんとなく想像していましたが、確かに足を踏み入れたくない気持ち悪い世界であることは確かです。

 

ただ、背景の作り込みが素晴らしく、暗い世界の不快感を綺麗に打ち消してくれます。

 

クラット中央駅の造形は、「ここが待合室でここがトイレなのね。なるほど~」

と気味悪さを無視して、単純に観光客気分で探索するほどになりました。

 

景色の美しさに感動するP

 

3 死にゲーは斬撃音が9割

「死にゲー」のデビューは2年前のエルデンリングでしたが、敵を背後から「バックスタブ」した時の音が気持ち良すぎて、最初の敵の拠点の周りを延々と遊んでいたことを思い出しました。

 

暗くて陰鬱な世界を歩き回るには、それなりの対価が必要です。

それが何か考えましたが、「敵に攻撃した時の音」だという結論で落ち着きました。

 

例えゲームであっても、人の肉を斬る音は聞いていて辛いものがありますが、LPでは皆無。人形を破壊しているのだから、ガシャンという音しか聞こえません。

その音がなぜか心地よくて、ついつい繰り返し同じステージを周回してしまうのです。

 

ゴーストオブツシマで感じた「敵兵を斬る」罪悪感はここにはありません。

敵が人間ではないことが、自分にとって重要な要素なのかもしれません。

 

背後から忍び寄り致命の一撃をくらわせるP

 

4 豪華絢爛すぎる拠点

最初のボスを倒すとようやく拠点に辿りつきますが、その拠点が超豪華なホテルなのです。中世の古き良き建築様式を真似て作られたと思われる秀逸なデザイン、手抜きを感じないオブジェ、武器を強化してくれるお姉さんとその飼い猫。

 

死にゲーの世界の中に突然現れた「癒しの空間」。ギャップに弱い人間の心理を巧みに刺激してきます。大きさはそれほどではありませんが、ここには歩き回る楽しさがあります。

 

最も嬉しかったのは、レコードプレイヤーが置いてありBGMを変えられること。ミュージックプレイヤーは『FF7Remake』や『Nier Automata』でもありましたが、Pでは本当に蓄音機なのです。

 

サイドクエストの報酬で貰ったレコードをかけてみましたが、この楽曲のクオリティがまた高い。おまけに再生を押してから楽曲が始まるまで少しだけ無音部分があり、現実のレコードに忠実。おまけにレコード独特のジリジリ音まで再現されています。

 

このBGMを聴きながらホテルを散策していると、外の陰鬱な世界を忘れることができる。現実を忘れることができるという意味では、実際のホテルと同じ役割を果たしていると言えます。

 

常に敵が全力で殺しにかかってくる死にゲーの世界。

陰鬱で過酷な世界だからこそ、心安らぐ優雅なホテルが必要なのかもしれません。

このゲームにはおもてなしがあります。

 

ソウルライク史上最も豪華な拠点

 

5 人生初の60FPSと高速ロード

Mac + GamePassUltimateで遊んでいます。

つまりストリーミングでのプレイなのですが、それでも60FPSと高速ロードを体験できます。

 

エルデンリングはPS4版を30FPSで遊びました。十分美しいのですが、ネットにアップされているPS5版の60FPSの動画にはどうしても見劣りします。

またPS4内蔵のHDDだとロード時間が長すぎて話にならないので、SSDを導入しました。速くはなりましたが、それなりの待ち時間が生じます。

 

LPでは、パフォーマンス優先モードを選べば60FPSを体験可能。そしてロードも爆速。

60FPSのヌルヌル感+待ち時間のストレスゼロの快適環境で遊べています。

 

何度も同じステージを繰り返すゲーム。

何度もやられてストレスが溜まりやすいゲーム。

だからこそ、60FPSと爆速ロードの快適な環境が重要なのかもしれません。

 

さいごに

最初のボスが倒せず、苦労しました。

レベルを上げたり、ボタンの設定を見直したり、やれることは全てやりました。

 

攻撃しなければいけないタイミングで間違えて回復薬を飲んでしまい、大きな声が出る。

深夜の咆哮が許されるのは一人暮らしの特権です。

 

横で寝ている猫が飛び起きるほどの声を何度も上げ続け、その声に猫が慣れた頃、待ち続けた勝利の瞬間が訪れます。

 

1時間以上は挑戦したはずですが、やっぱり勝てるように調整されています。

こうして人はソウルライクの沼にハマっていくのだなと痛感しました。

 

ソウルライクをやりたいなら、本家ダークソウルシリーズを遊べばいい。

そう盲信していましたが、このようなクオリティの高い作品の出現を目の当たりにして、本家じゃなくても面白いものは面白いと考え方が変わりました。

 

難易度も比較的易しめで、『エルデンリング』や『ダークソウル3』よりも遊びやすく調整されている印象です。

 

今回課金したゲームパスの期限が3月の終わりまでなので、それまで全力で遊ぶつもりです。こんな完成度の高い作品がDay1に選ばれるなら、Xbox本体を買うのもありだなと思い始めています。

※Day1(GamePassで発売日初日から遊べること)

 

 

 

サブスクは死にゲーデビューのチャンス

そうは言ってもいきなりの購入はハードルが高い。おまけに死にゲーは人を選ぶジャンル。明らかに向いていない人がいるのも確かです。

 

発売前は体験版があったようですが、今は存在しません。だからこそ、お試し感覚で遊べるゲームパスとの相性が抜群。ちょっと遊んでみて、僕みたいにハマればやりこめばいいし、合わなければやめればいいのです。

 

肌に合わなければ『パルワールド』や『ペルソナ3リロード』もあります。『Vampire Survivors』や『Dead Cells』なども遊べます。

 

サブスクは、死にゲーデビューのハードルを劇的に下げてくれます。

死にゲー未体験の方は、ぜひこの『Lies of P』を遊んでみてほしい。

 

 

サブスクでの配信は1年契約であることが多く、ゲームパスに『Lies of P』が追加されたのは2023年の9月なので、あと7ヶ月しか遊べる期間はありません。

それまでに多くの人が遊んでほしいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【プレイレビュー】ネタバレなし ペルソナ3リロードを3日プレイしての正直な感想

©ATLUS ©SEGA

 

「かゆいところに手が届く」

これはリメイク作品を褒める際の常套句ですが、このリメイクはさらにその上「かゆいところがなくなり気持ちよくなっている」そんなことを感じながらプレイしています。

 

実は発売日の2週間前に予習を兼ねてペルソナ3ポータブル(以下P3P)をクリアしています。今回の感想では、P3Pとの比較をメインに話を進めさせてください。

 

苦痛でしかなかったタルタロスの探索も、爽快感すら覚えるほどに改善されていて、没入感を上げています。ペルソナシリーズの持つスタイリッシュさはさらに洗練され、そこに遊びやすさが加わった名作へと進化しています。

 

「最新のナンバリング作品『ペルソナ5ザロイヤル』と比べても遜色のないグラフィックと操作性で楽しんでいただきたい。それが今回のリメイクのあるべき姿だと考え、開発当初からその姿勢を貫きました」

週間ファミ通2024年2月8日号より引用

 

そんな開発スタッフの方の言葉通りの完成度に仕上がっています。

 

これからの「ゲームライフ」のほとんどはリメイク作品との付き合いになると思いますが、このペルソナ3リロードはナイスリメイクのお手本の一つだと言えるでしょう。

 

私の個人的解釈でよろしければぜひ最後までお読みください。

もちろん忖度なしの正直度100%の感想です。

 

 

A 個人的な感想

A-1 クリアまでの時間とやり込み具合

現時点では不明

 

A-2 タルタロス改善点

・オブジェの破壊によるアクションの気持ちよさの追加

ソウルシリーズでは、箱や家具を破壊することが楽しくてやめられない。

ゼルダシリーズでは、誰もが草を刈ることに夢中になるはず。

こうした爽快な要素がないことがコマンド式JRPGの欠点ですが、今作は違います。

 

レア宝箱の鍵でもある「薄明の欠片」が隠されているオブジェがダンジョン内に点在していますが、これの破壊が気持ちいい。

 

ついつい壊したくなる気持ちよさ

この要素が追加されたことで単調さを回避しています。

 

今後のJRPGではこうしたアクションによる「気持ちよさ」が必須事項なのかもしれません。

 

シャドウの残滓というパワーワード

 

これを見つけると壊したい衝動に駆られる

 

・ショートカットの追加

ダンジョン内で階段を発見した場合、戻って探索するか、次の階へ進むかの選択を迫られる。これは全てのゲームで共通して発生します。

 

普通は、探索に戻った場合再び階段のある場所まで帰ってくる必要がありましたが、このショートカットが追加されたことで探索を終えた瞬間に次の階へ進めるようになりました。これぞ、革命的進化。

 

 

・宝箱の種類の追加

宝箱も何種類か用意されていて、ロックされたものもあります。

宝箱の開錠に必要なアイテムを探す楽しみが追加され、探索が捗ります。

 

おまけにレア宝箱がある場合は、美鶴(風花)さんが教えてくれる。

超親切だし、探索のやる気にも直結します。

 

宝箱というより鳥籠

 

薄明の欠片(ハクメイのカケラ)っていう名前がいい

 

・オートリカバー

HPの自動回復。ドラクエでいう「まんたん」機能が追加されました。

冒険に必須なのはこれなのよ。助かります。

 

 

A-3 バトルの改善点

・圧倒的時短

時短とコスパが最重要視される時代を反映した、スピード感のある戦闘に進化。

「早くて、気持ちいい」が徹底されています。

 

・コマンドの簡略化

ABXYの4つのボタンにそれぞれ

A 通常攻撃

B 防御

X アイテム

Y スキル(ペルソナ)

が割り当てられ、P3Pに比べて大幅に簡略化されました。

とにかくスムーズ。

 

直感的でシンプルなコマンド入力画面

 

ちなみにP3Pは、

アタック・スキル・アイテム・作戦

ペルソナ・防御・逃走

の7つから選ぶスタイルでした。もうあちらには戻れません。

 

P3Pの戦闘画面。当時のベストだとはいえ、使いにくい

 

・ペルソナチェンジの自由さ

P3Pではペルソナ攻撃とペルソナチェンジが別枠だったのが大きなストレスで、面倒だから一つのペルソナで押し通していました。今作では、スキルの中からペルソナを選び直すことができるので、敵の属性への対応も簡単になりました。

 

ペルソナを使い分けるのがゲームの肝なのでこの進化は大歓迎。

より多くのペルソナが使われることになるでしょう。

 

・敵属性の表示

このゲームでは敵の属性を知ることが、バトルの爽快感に直結します。

当然その属性は全ての敵で違うため覚えられないし、メモを取るのも面倒。

 

楽しい要素であると同時に、面倒な要素でもありましたが、一度判明した敵の属性が表示されるように進化しました。

 

 

 

・戦闘後の演出の簡略化

P3Pではシャッフルタイムのたびに、カードを選ぶためのミニゲームが発生し、強烈な「遅延行為」になっていましたが、今作では撤廃。カードを選ぶのみのシンプル演出に変わりました。

 

また、同じペルソナのカードを選んだ場合、前作では「ただの無駄」として処理されていましたが、今作では同じ属性のペルソナに経験値が入るよう変更されています。

 

これを考えた開発者の方の給料は今後10%増しでお願いします。

選ぶだけ。もうあの無意味な「グルグル」をやらなくていい

 

・ビジュアルが美しい

等身が高くなり、デフォルメキャラでなくなったことで、見ているだけで楽しいゲームに進化。美しいキャラがさらに美しくなることに文句のある人はいないでしょう。

 

P3Pではユーザーインターフェースの「かっこよさ」とデフォルメされたキャラの「チープさ」とのギャップが独特の残念さを醸し出していましたが、今作ではそれはありません。

 

ただひたすらキャラクターが美しいのです。

現時点で風花やアイギスは登場していませんが、今後の登場が楽しみです。

 

戦闘後のこのキメポーズを見るだけでもう嬉しくて・・・

 

※お詫び

「進化」という言葉が何度も出てきていて不快に思われるかもしれませんが、実際進化しているので進化と表現しました。ご了承ください。

 

A-4 学校ライフの改善点

現時点では不明

ある程度判明した時点で追記します

 

A-5 ストレスポイント

どんなゲームにも必ず不満点はあります。

個人的にストレスを感じた点を挙げます。

 

・コントローラーの海外仕様

×が決定、⚪︎がキャンセル(PS系コントローラー)

Aが決定、Bがキャンセル(Xbox系コントローラー)

という海外仕様にどうしても慣れません。

 

対策としてスイッチプロコンでプレイし、OSのコントローラー設定でAとBを入れ替え対応していますが、このやり方にも限界があります。

 

任天堂がAとB、XとYを逆にすることはないと思うので、この問題とは今後も付き合っていくことになりそうです。

 

まぶしすぎて直視できない・・・つらすぎる笑顔

 

今後もネタバレを避けつつ、良い点悪い点を追記していきます。

一ヶ月経過したころにまた読みに来ていただけると嬉しいです。

 

 

ゲームパスのススメ

未完成の記事をここまで読んでくれた方に耳寄りの情報を。

 

そもそもこの記事をここまで読んだ方は、おそらくこのソフトを買っていないはず。

どれだけ熱心に勧められても新作に8000円(アマゾン価格)、DL版の定価は9680円を払うのは厳しいと思います。私もそうです。アトラス作品は高いですしね。

 

実はこの作品はXboxGamePassのDay1の対象となっていて、発売日からゲームパスでプレイ可能。実際多くの人がゲームパスで遊んでいると思います。

 

「ゲームパスってXboxを持ってないと遊べないんでしょう?」

そんな声をいまだに耳にすることがありますが、本当にその認識はもったいない。

 

Xbox本体は不要です。

安定したWiFi回線とPCやタブレットのみでプレイ可能なのです。その気になればスマホでも遊べます。ただし混雑する時間帯は待ち時間が発生します。

 

私はこのペルソナ3リロードをMacもしくはiPadとコントローラーのみで遊んでいます。

ペルソナ3リロードのために払った出費はゲームパスひと月分、アマゾン価格1089円のみです。

 

一ヶ月限定で加入し、がんばってひと月でクリアする計画でしたが、なぜかひと月無料がついてきて、3月の終わりまで遊べることになりました。今、ちまたで大人気の『パルワールド』も遊べそうです。

 

Macだと最新のブラウザ以外は非対応みたいなことが書いてありましたが、普通に遊べています。1000円で2ヶ月遊べるのでぜひ多くの人に遊んでみてほしいですね

 

本当にこれだけで遊べます

 

実は、PS5がものすごい勢いで売れています。

普通に買えるようになって本当によかった・・・

 

おそらく2月の下旬に待望のFF7Rebirthが発売されるのがその最大の理由でしょうが、発売日まで時間がまだあるので、それまでこのペルソナ3リロードを遊ぼうという魂胆なのでしょう。その気持ちわかります。

 

Amazonでこんなオススメされました・・・衝動買いしてぇ

 

ペルソナ3リロード→FF7リバース

アイギスからエアリスへ(声は共に坂本真綾さん)

この流れ、最高すぎる。

 

ペルソナ3リロードは、アマゾンでもPS5版がひと月で10000本以上売れていることが確認できます。ゲームパスと併せると相当の人が遊んでいるはずです。都会ではさまざまなコラボが実施されているみたいですしね。

 

できれば本体とソフトを買ってこの祭りに参加するのが理想なのでしょうが、年始にPCを買い替えた私はゲームパスでの参加となりました。ゲームを遊んだ思い出しか残りませんが、楽しければそれでよしとします。

 

長くなりましたが、わずか1000円の出費で遊べる。

そんな嘘みたいな世界に生きていることだけは知ってもらえると幸いです。

 

ペルソナ3リロードは確かに高いですが、こうやって安価に遊べる手段も用意されています。ペルソナ3リロードに体験版はありませんが、ある意味ゲームパスは「製品版の体験版」だと割り切って遊ぶのも手だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Xboxの純正コントローラーは安いのでオススメです。

【クリアレビュー】いけにえと雪のセツナ なぜこの世界には雪が降っているのか?その答えを探すゲーム

最近、JRPGを昔ほど楽しめなくなってきました。

テキストを延々と読まされる義務感と、緊張感がなく間延びしがちな戦闘に飽きたことがその理由だと分析しています。

 

私はひと月限定でサブスクに加入することが多いのですが、「期限が迫っている」という不誠実な理由でこの『いけにえと雪のセツナ』を遊びました。(2024年2月20日でサブスクでの配信終了)。

 

冒頭で挙げた「テキストを読まされる不快感」や「戦闘の面倒くささ」も感じず、気持ち良い気分のままエンディングを迎えました。こんなJRPGは久しぶりです。

 

いわゆる大作ではなく、これくらいの規模で作られた作品が自分にはちょうどいいことを再確認できました。

 

15~20時間でクリアできるよう調整されているボリュームも心地よく遊べた理由です。

JRPGの良さが詰まった隠れた名作と断言します。

 

私の個人的解釈でよろしければぜひ最後までお読みください。

もちろん忖度なしの正直度100%の感想です。

 

 

A 個人的な感想

 

A-1 クリアまでの時間とやり込み具合

   

・クリア時間とゲームのボリューム

20時間くらい

 

・やり込み度

主人公Lv52でラスボス討伐

トロフィー取得率 40%

 

・没入度 MID

物語が抜群に良いので進めたい動機になるが、冒険のテンポを下げてしまうシステムで相殺。

 

A-2 ストレスポイント

どんなゲームにも必ず不満点はあります。

個人的にストレスを感じた点を挙げます。

 

・イベントのスキップができない

とあるボスに何度もやられたのですが、直前のセーブポイントからやり直した後、全てのイベントを繰り返し見る羽目になります。Aボタン連打しか回避の方法がなく、強烈なストレスになりました。

 

・オートセーブがない

雑魚キャラの中に時々「強敵」が紛れ込んでいて、運悪く戦闘を挑むと瞬殺されます。

その際も、有無を言わさず前回セーブした場所からやり直しです。これもなかなか辛い。

 

こまめにセーブするようになりましたが、その10秒を面倒に感じるのは、オートセーブシステムに慣れきっているからでしょう。

 

・宿屋がない

街に宿屋がないのはある意味斬新でした。

テントやコテージなどFF(ファイナルファンタジー)でお馴染みのアイテムでHPとMPを回復するのですが、それだけだとやはり寂しい。

 

・歩くのが遅い

「敵がいるダンジョン」と「世界地図のフィールド」の2種類がありますが、世界地図のフィールドを歩くスピードがもっさりしています。

 

雪の中を歩く世界観に合っているとは思いますが、もう少し早足で移動したかったというのが正直な気持ちです。

 

・ファストトラベルがない

ドラクエではかなり初期の段階でルーラを覚えますが、このゲームにはそのファストトラベルの概念がありません。

 

以前行った街やダンジョンに向かうには徒歩しか手段がないので疲れます。

 

・ダンジョンから脱出する呪文がない

リレミト的な呪文やアイテムがありません。

 

・世界地図がない

ミニマップはもちろん、メニュー画面にも世界地図はありません。

自分の位置を把握できないのもちろん、この世界の姿形を最後まで理解できませんでした。

 

・独特の強化要素

アクセサリーを装備し、そこに特技や魔法をセットするスタイルです。

またそのアクセサリーにも強化要素が含まれています。

 

刹那、連携、昇華、シンギュラリティ、全てのシステムを把握し、理解するまで少し時間がかかります。

 

ストレスでもあると同時にこのゲームの面白さでもあるので、理解できればハマる要素に変わります。

 

A-3 快楽ポイント

どんなゲームも快楽がないと続けられません。

個人的快楽ポイントを紹介します

 

・悲しくも美しい物語

ネタバレを避けるため多くは語れませんが、多くの人が感情移入できるであろう美しい物語に心打たれました。

 

・敵が可愛い

ここまで可愛くする必要ある?と感じるほど可愛い。

リスのようなキャラが雪玉の上で踊り出します。物理攻撃が通じなくなるという厄介なスキルなのですが、憎たらしさはゼロ。むしろ癒されます。

このペンギンちゃんは「ビンタ」という攻撃をしてきます

 

・主人公の発言が尖り過ぎ

2択の発言からどちらを選んでも、物語は問題なく進行する。JRPGでお馴染みのシステムですが、その際の主人公の発言に全く「空気を読まない」選択肢があって笑えます。

 

クールでぶっきらぼうだが優しい。

おまけに発言が尖っている。

そんな主人公が好きになります。

 

 

・サブキャラの冒険への動機づけがシンプル

この人たちは何のために主人公のパーティーに合流するのか、その目的を知ることを楽しむのがJRPGの醍醐味ですが、それぞれのキャラの動機づけが短くてわかりやすい。

 

全てのキャラの存在に必然性と整合性があります。

 

 

・不快なお調子者キャラがいない

JRPGと「陽キャ」は切り離せない関係にありますが、セツナでは登場しません。快適です。

 

・良いことを言おうとし過ぎていない

胸熱展開は個人的には大好きですが、胸熱すぎると興醒めしてしまいます。

ほどよい胸熱展開と、さらっとした良セリフに好感が持てました。テキストを書かれた方のセンスとバランス感覚の良さを感じます。

旅立ちのシーンで空気を読まないNPCが好き

 

・防具がない

武器を装備したら、ついでに守備力や魔法守備力なども上昇。武器のみで全てのステータスを管理できるシンプルで秀逸なシステムです。

 

忙しい現代人には防具を選んでる時間はない。

 

・余計な演出がない

戦闘後のアイテム獲得の演出だったり、呪文を唱えた際の画面効果だったり、そういった演出が最小限に抑えられていて、ボタンを押せば瞬時に終わらせることができます。

 

これがテンポの良さを生み出していて、物語をスムーズに進められます。

 

・コンパクトな戦闘

物語を進めたい人にとっては「障害物」でしかない敵との戦闘。

作り手側はそのプレイヤーの心情を熟知していて、爽快感を感じつつ、サクッと戦闘を終わらせる手法が用意されています。

 

戦闘参加人数が3人なのも、最初は少なく感じましたが、ゲームのテンポを上げるにはこれが正解なのだなと理解できました。

 

・ほどよいボリューム

クリア時間は15~20時間くらい。

飽きずに最後まで遊ぶにはこれくらいのボリュームが丁度いい。

 

・期待を裏切らない王道の展開

最初の小さな島から船に乗って大きな大陸へと向かう王道の展開。

そしてそこで魔物に襲われ、船が難破し、海岸へ打ち上げられる・・・

これぞJRPG

主人公は浜辺に打ち上げられて大人になる

B ゲームとしての完成度の評価

B-1 操作性とUI

NPCへ話しかける時のターゲッティングに少し難がありましたが、それ以外操作性に関して問題はありませんでした。

 

ただ戦闘中キャラたちが自由に移動するので、違うキャラに対して回復呪文を唱えたりすることが多発しました。

 

カーソルは動き続けるキャラを追うのではなく、HPやMPが表示されている固定のウインドウに対してで良かった気がします。

 

B-2 映像とサウンド

2016年の作品でなおかつお金をかけてないので、グラフィックは今と比べるとそれなりという評価になりますが、個人的にはこれくらいのグラフィックがしっくりきます。

 

美しくて儚い世界を十分に表現できているし、キャラの造形も素晴らしいので不満は全くありません。

 

ピアノでアレンジされたBGMが白銀の世界観に見事に調和。ずっと聴いていられるし、良い意味で何度も寝落ちしました。

 

イケニエとして捧げられる少女の物語なので、どうしても切なく物悲しいシーンが多くなります。そのシーンに丁寧に寄り添う美しい楽曲が印象的でした。

 

メニュー画面での効果音は開発の方々の「FFが好き」という姿勢が伝わってきます。それを全く隠さないのが逆に好感が持てます。

 

B-3 パフォーマンス

SSDが絶不調だったので、PS4内蔵のHDDで遊びましたが、ロードが遅いなどのストレスを感じることなく遊べました。大きなバグにも遭遇しなかったので、パフォーマンス面でのストレスはありません。

 

C 概要とオススメできる人

C-1 やりこみ要素とボリューム

飛空挺を手に入れるまではほぼ一本道ですが、手に入れた後は世界が一気に広がり、やることも増えます。最強装備を集めるもよし、クリアを急ぐもよし、レベル上げに勤しむもよし、全てがプレイヤーに委ねられます。

 

クリア後のやり込み要素はなく、特技を集めたり、武器を最大まで強化したりというRPGお馴染みの要素をやり込みことになります。

 

C-2 オススメできる人

・死んだ時の理不尽なやり直しに耐えられる人

・古き良きJRPGを感じたい人

・超ボリュームのゲームに疲れている人

・美しい物語に触れたい人

・ピアノの楽曲が好きな人

 

C-3 ゲームの概要

いけにえと雪のセツナ

 

発売日 2016年2月18日 PS4

    2017年3月3日 Switch版

 

パッケージ版/ダウンロード版 5280円

サブスクリプション PS+Extra以上対応

 

メーカー スクウェア・エニックス

開発 Tokyo RPG Factory

プラットフォーム PS4/PS Vita / Nintendo Switch / Steam

ジャンル RPG

対象年齢 

CERO:B(12歳以上対象)

必要な容量 1.4GB(Switch版)

 

D さいごに

視点は固定で見下ろし型。

防具は存在せず、武器で全てのステータスを管理。

セツナシステムで戦闘の爽快感を演出。

 

カメラ操作、防具がないことなどで削った労力を他に費やすことで、遊びやすいゲームに仕上がっていると感じます。予算の少なさを逆手にとって、何かに特化することで良いゲームができる典型例なのかもしれません。

 

システム面の不便さも多く感じましたが、物語の素晴らしさを軸にした楽しいJRPGを作りたいという意気込みが感じられ、最終的には「隠れた名作」という評価に落ち着きました。

 

このゲームを作ったのはTokyo RPG Factoryというスクエニの子会社ですが、スクエニに吸収されたというニュースがつい先日2024年1月31日に発表されました。

 

「開発ラインを減らし、主要作に注力する」というスクエニの方針から、セツナのような小さな名作が生まれる可能性は今後減っていくのかもしれません。

 

今のスクエニにはどうしてもネガティブな感情を持ってしまいますが、良い作品につながる吸収合併であってほしいと切に願います。

 

小規模な良作を作り続けることの難しさも理解しているつもりなので、この作品が果たした功績の大きさをここに残しておきたいと思います。

 

このゲームが世に出た2016年の状況を考えると、クリエイターが冒険ができた良い時代の象徴的ソフトだったのかもしれませんね。

 

テーマが雪なので冬に遊ぶのがオススメ。

2024年の2月20日までは、PSのサブスク(エクストラ以上)で遊べるのでぜひご自身の手で体験してみてください。

 

音楽のサントラも主要サブスクで聴けるのでこちらもぜひ。

心が整いますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

【Tips】PS4用のSSDの速度低下を古いWindowsで解決

SSDはHDDの完全上位互換で、ネックはその高い値段だけ」

私はそう考えていたがそれは大きな間違いでした。

 

まずは以下の3枚のアクセス速度を計測した写真をご覧ください。

 

A 最新のアップル製Mac mini内蔵SSD

 

B 2年前に買ったB社製SSD

 

C 10年前に買ったT社製HDD

 

最新のMacSSDが爆速なのは言うまでもありませんが、B社製のSSDの書き込み速度が10MBしか出ていないという驚愕の事実に驚かれる方は多いと思います。ちなみにこれは故障ではなく、仕様なのでB社を責めるつもりは全くありません。

 

SSDとはそういうモノなのです。

 

ただただ自分の勉強不足で、このような低速度のSSDを作り上げてしまったのです。

なぜこのようになってしまったのか。

 

SSDの速度低下の原因と改善への道のりを説明します。

 

 

速度低下までの経緯

2024年の頭に新しいMacを購入。

その際、データの引越しを行いましたが、この書き込みと消去を繰り返す過酷な作業のあと、著しく速度が低下しました。徐々にではなくいきなりです。詳しく振り返ります。

 

1 PS4専用から引越し用へ

それまではプレステ4専用SSDとして新しいゲームを追加インストールするだけで、消去という動作がなかったので安定して高速で動作していました。400GB以上の空きがあったと記憶しています。

 

2 引越しでの酷使

データの引越しで使うためにMacでフォーマットし、全てのゲームを消去。

その後古いMacから新しいMacへの移行のために、データの避難場所として利用。この時1TBの容量限界までデータを書き込みました。

 

引越しの途中から速度低下は起こっていましたが、速度計測などはせず、「まあフォーマットすれば解決するだろう」との認識でいました。

 

3 再びPS4専用に、速度の低下を実感

引越しが終わって、再利用のためのリセットを兼ねてMacでフォーマット。

それからプレステ4に接続し、拡張ストレージとして再フォーマット。

 

いくつかゲームをダウンロードしてみましたが、やたら遅い。

ゲーム中のロード時間も明らかに長くなり、使い物になりません

 

4 Macでフォーマットし速度を計測

プレステから取り外して、Macへ接続。

 

プレステ専用のフォーマット形式のままだと速度の確認すらできないので、APFSでフォーマット。速度を計測してみたところ、上のような書き込み10mbpsという信じられない数字が出たのです。

 

内蔵HDDよりも遅いSSDを繋いでおくメリットはないので、PS4での使用をやめました。

 

5 情報収集開始

「劇遅」になってしまったSSDを元に戻すための情報収集が始まりました。

 

 

一番わかりやすかったのはこの記事です。お時間のあるかたはぜひ目を通してみてください。確実にSSDへの理解が深まります。

www.logitec.co.jp

 

 

以下の記事もまさに自分と同じケースだったので参考にさせてもらいました。

www.chanmasa-studio.com

 

 

6  フォーマットについて

フォーマットは万能のように思えますが、このケースだとフォーマットは無意味です。

フォーマット時のセキュリティオプションで、ゼロ消去などの時間のかかるフォーマット方法を選んでも効果はありませんでした。

 

原因の分析

原因はわかりましたが、なぜそんなことが起きるのでしょうか?

 

SSDの構造を調べてみたところ、「上書きができない」性質があることがわかりました。

話を難しくしないため詳細は割愛しますが、「上書きができないため回り道が必要」という構造上の性質から速度低下が発生するのです。

 

特にUSB接続のMacと相性が悪いことも判明しました。

TRIMという作業ができないからです。

 

TRIMというのは、消した(ことになっている)データを、書き込みやすくするために瓦礫から更地に戻す作業だと私は解釈しました。

 

フォーマットしてもダメだったのは、この瓦礫の状態のデータがSSD内に残っているからです。TRIMが実行されていないSSDは、容量はあるけど更地に戻す作業が残っている状態です。

 

何度フォーマットしても瓦礫は撤去されず、書き込むたびに更地に戻す作業が発生するので、速度が低下するのです。

 

買ったばかりの時は1TBの更地だったのが、使い込んでいくうちに1TBの瓦礫になっている訳です。書き込み可能な1TBの空き容量でも、その質は全く違うのです。

 

SSDのこの速度低下を避けるためにTRIMという機能が備わっているのですが、Macでは内蔵SSDにのみ対応していて、USB接続だとこのTRIMが機能しません。

 

※monterey以降のMacはUSB接続でのTRIMに対応しているらしいのですが、全てのSSDが対象ではありません。基本的に1TB10000円程度の安い製品は対応していないと思った方が良さそうです

 

また、古いHDD起動のMacをUSB外付けのSSD起動に変えたら爆速化したという記事を多く見かけますが、その方達はもれなくこの「SSD激遅化」に直面したはずです。今後も古いMacを高速化したいという需要はあると思いますが、SSDの特性を知っておいた方が良さそうです。

 

 

速度改善の手順(Secure Eraseの実行)

 

Macではターミナルを使ってTRIMを実行する方法があるらしく挑戦しましたが、コマンドを手動で入力するターミナルは初心者にはハードルが高くやめました。

 

どうあがいてもMac本体では改善不可能なので、古いWindowsを引っ張り出してきました。2006年製のDELLのノートでOSはなんとXPです。

 

1 Windowsで認識されるようexFatでフォーマット

2 Windowsを起動

3 SafariにてTxBenchをダウンロード

4 ZIPを解凍して、デスクトップへインストール(フォルダの展開のみ)

5 TRIMという項目はあるができないので諦める

6 一番上のSecure Eraseを実行(所要時間は6分)

※一度強制シャットダウンしたので肝を冷やした

 

この時点で速度を測ったが改善は見られず、次の段階へ

 

7 SSDとして認識はされているが、マウントされていないので、

マウントされるようexFatNTFSへフォーマット

8 フォーマット完了(所要時間は約10分ほど)

※クイックフォーマットを選ばなかったので時間がかかった

 

この時点で速度を測ったが改善は見られず、次の段階へ

ここまでがWindowsでの作業

 

 

 

9 Windowsでやり切れることは全てやったので、SSDMacへ接続

10 MacOS拡張(ジャーナリング)でフォーマット

NTFSのままだとMacでは使えず速度も測れない

  

11 試しに速度を測ったら、それなりの数字が出たのでこれで良しとした

 

無事に「高速」SSDへの復活を遂げたので安堵しました。

 

ほとんど使い道のなかった18年前に買ったWindowsが、SSDのリセット装置として復活することに・・・断捨離対象の筆頭でしたが、捨てないでおいて正解でした。

 

さいごに

 

PS4に繋ぎなおして、PS4拡張ストレージとしてフォーマット。

試しに、ダークソウル3とエルデンリングをインストールしてみました。それなりの容量が必要なソフトですが、何十分もかかるようなことはなく数分でインストールが終了。

 

おそらく新品購入時よりは遅くなっていますが、SSDらしい速度(体感)は出ているので完全復活としました。

 

「HDDは過去のメディアで、これからはSSDの時代だ」

無意識にそう感じていましたが、今回の件でSSDの弱点とHDDの優位性を知ることができました。なんでもかんでもSSDにしない方が良いということですね。

 

頻繁に書き換えを行うなら多少速度は落ちてもHDDの方が良い場合もあるし、スピードを求めないならHDDを検討するのもありでしょう。

 

たくさん調べたことでSSDの規格についてもなんとなくわかってきて、いわゆる「爆速」の次世代SSDと「高速」の旧世代SSDが存在することもわかりました。M.2やNVMeと呼ばれているヤツですね。長くなるのでここでは言及しません。

 

最近よく見るこういう形状のSSDが爆速タイプ

 

Macで外付けSSDとして使う場合は、USB接続よりもTRIMが使えるサンダーボルト接続の方が有利なこと、M1Macの場合はUSBタイプCでの接続に難があることなどもわかりました。

 

SSDのための外付け用のケースは、USB接続なら数千円ですがサンダーボルト接続の場合の相場価格15000円〜に跳ね上がります。速度を求めるならそれなりの出費が必要です。

 

USB接続で安いものはTRIM対応していないものが多いので、今後SSDを買うときはきちんと調べてから購入することにしました。

 

ケース一体型の1TB10000円ほどの出費では、速度低下がほぼ確実に起こる。

このクラスの製品では、安定と爆速は買えないことがよくわかりました。

 

結論

・新しくないMacSSDを外付けする場合はサンダーボルト接続推奨

・新しいMacではUSB接続でもTRIMは可能だが対応しているタイプを選ぶ必要がある

 

もっと乱暴に言えば、

MacSSDを安定・高速利用したい場合はサンダーボルト接続せよ」

ということになりますね。

爆速にはそれなりの対価が必要なのです。

 

TRIM非対応のハード(OS)のために、ハードウェアそのもので書き込み速度の低下を制御するタイプのSSDもあります。ガベージコレクションという機能ですね。

 

USB接続(安定と高速)にこだわりたい人は、ガベージコレクションのついたクルーシャルやトランセンドの製品がオススメです。

ケースと一緒に売っているのでこれが買いやすいのではないでしょうか。こちらは500GB、OS起動用などはこちらがいいのではないでしょうか。

 

実際私もわざわざ古いWindowsを起動してSecureEraseするのは面倒なので、今後はガベージコレクションに対応しているSSDを購入するつもりです。

 

ちなみにPS4にもTrim機能は備わっていないようなので、ゲームのインストール/アンインストールを繰り返すと劇遅化するはずです。低速化したSSDWindowsを使って、リセットするか方法がありません。

 

また、PS4に新世代の高速SSDを繋げてもオーバースペックなので速度は出ず、PS5のように高速化することはありません。

 

 

こちらは1TBで13000円ほどこれくらいが妥当な価格です。

USB接続しか選択肢のないPS4の場合は、ガベージコレクション対応のSSDを使うのがベストです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

不具合の解決のお手伝いができていれば幸いです。

意識が低く意思の弱い人にこそ、Audibleをオススメしたい

「継続は力なり」

誰もが知っている成功法則ですが、その継続が実は一番難しい。

継続する簡単な方法を知りたいのは私だけではないはずです。

 

2023年の12月からAudibleを使いはじめました。

本を聞くという文化に馴染めるか不安でしたが、明らかに生活が変わったことを実感しています。

 

無駄にYoutubeを視聴する時間がなくなり、家事の効率も上がりました。

 

洗い物をしながら、本を読むことはできませんが、

本を聞きながら、洗い物をすることは簡単です。

 

キッチンに立つ時間が長い人は間違いなくAudibleで元が取れるでしょう。

 

今回の記事では、美しい言葉に触れる利点から、おすすめのAudible本まで、Audibleで起きた変化について簡単にまとめます。

 

良質な言葉に触れることは最大の投資

 

若い頃は随分と自己啓発書を読み込みましたが、それがほとんど何の役に立っていないことは、現在の「成功していない」自分を見れば明らかです。

 

ただ、読書の習慣がついたことは大きな収穫でした。それまでは全くと言っていいほど本を読まなかったので、「本によって重要な知識を得る」文化があるということを知っただけでも幸運だったというべきでしょう。

 

今現在言えることは、知識もコネも何もない凡人が成り上がるためには、誰かの知恵を借りることが最も重要で、そのためには本を読むことが最も安上がりだということです。

 

誰が書いたかもわからないネットの記事を参考にして自滅するくらいなら、きちんとお金を出して本を読んだほうがいいと断言できます。

 

「成り上がる」なんていう物騒な欲望がない人も、小説やエッセイで穏やかでユーモアのある文章に触れることで癒された経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

本を読む最大のメリットは、美しい日本語に触れられることです。

それは玉石混交のブログやYoutubeでは得られない特別な経験となります。なぜなら出版には編集者という文章のプロが関与して、ある程度の品質が保証されているからです。売れる見込みがあるからこそ本になるわけで、選抜のハードルを超えていることは中身に直結します。

 

「いかがでしたか系」と揶揄されるブログの、結論も何もないSEO対策だけ立派な記事をどれだけ読み込んでも、渾身の本の一行には敵いません。

SEO(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)検索エンジン最適化

 

検索での上位表示にのみ特化された日本語と、お金をかけて編集された綺麗な文章では雲泥の差があります。「伝わればそれでいい」言葉と「心の底から伝えたい」言葉の差は大きく、良い言葉に触れ続けた時間の蓄積が人生に差をつけるのは当たり前なのです。

 

Audibleを聴き続けるということは良質な日本語を耳に入れ続けるということ。

内容のあるコンテンツを摂取し続けること。

Youtube視聴時間が激減するのも当然の結果かもしれません。

 

あなたも早くこのブログを読むことをやめて、Audibleの世界に浸ってほしい。皮肉や自虐ではなく心の底からそう思っています。

 

アレクサ+Audibleは究極の時短

まだこの記事を読んでくれている方々にAudibleの効果的な使い方を紹介します。

 

私は意志が弱いだけでなく、究極の面倒くさがりでもあります。さらに厄介なことに、年を重ねるごとにそのめんどくさがりが加速しています。最近はスマホをいじって好きな音楽を選ぶのも面倒くさくなったので、「アレクサ、オアシスかけて!」のような簡単にオーダーできる楽曲しか聞かなくなりました。

 

アレクサがやってくれないことは「面倒くさい」という認識になってきて、ダメ人間が1人できあがってしまったことを実感します。

 

目で読む方の本のサブスク、『Kindle Unlimited』もお試し契約していますが、圧倒的にAudibleの方が利用時間が長く、その理由も明白です。

 

「アレクサ、オーディブル

このシンプルな命令で再生してくれるからです。

 

僕は一人暮らしをしていて、食事の準備・食事・片付けを1日3回こなしています。

それぞれが毎回1時間だとしても、1日に3時間は必ずキッチンで時間を過ごすことになります。Audibleを契約するまではその時間でYoutubeを視聴していましたが、今は全てAudibleに置き換わっています。

 

2日で6時間、それだけあれば新書なら1冊読了できますし、敷居が圧倒的に低いので習慣化しやすいのです。月に15冊の本を読むのは相当時間に余裕がないと難しいですが、Audibleならじゅうぶん可能です。

 

映像コンテンツを見なくなったので、キッチンのモニターを撤去しました。冬場は底冷えのするキッチンに長居できないというのもありますが、長時間Youtubeを視聴するのは明らかに時間の無駄だと気づいたからです。厳密にはYoutubeを視聴する時間ではなく、「次は何を見ようか」と考える時間とCMが無駄なのですが・・・

 

見ることがなくなり、聞くだけになったことでキッチンでの時間の過ごし方が実にシンプルになりました。

 

Audibleを利用して感じた4つのメリット

 

最後に、超個人的Audibleを利用して感じたメリットを4つ紹介します。

 

・イライラしない

・選択からの解放

・賢くなれる(気がする)

・家事の苦痛が減少

 

・イライラしない

Youtubeと違って、AudibleはCMがないのでイライラがありません。

アマゾンプライムもCMがないことになっていますが、プライム内での番組のCMが挿入されます。チンピラにしか見えない「格闘家」たちの熱い闘いや、金銭目的の花嫁探しゲームのCMを見せられても不快感が募るだけで、個人的にはそれは避けるべきノイズでしかありません。

 

興味がないことを見せられるのはストレスに直結します。

小さなストレスですが、それが積み重なることは大きな損失だと多くの人が納得してもらえるでしょう。

 

CMに中断されない世界は本当に快適です。コンテンツに没頭できるので、その満足度が上がるのは必然でしょう。

 

・選択からの解放

また、本はある程度連続したコンテンツなので、タイトルを選んだあとは、基本的に選ぶという作業がありません。脳への負荷が減るので助かっています。

 

Youtubeでおすすめの動画から次の動画を選んでいる時、退屈なテレビ番組の中から仕方なく番組を選んでいた30年前のテレビ全盛期を思い出します。

 

「チャンネル回し」していたことをよく覚えていますが、あれは究極の時間浪費でした。また無駄な時間であると同時に、「選択」で脳への負荷を上げて疲れさせてしまう愚かな行為だったのです。

 

・賢くなれる(気がする)

賢くなれるというのは大袈裟ですが、本当に必要な知識が得られることで賢くなったような気になれることは確かでしょう。

 

世の中への絶望を促す情報が多い中で、「世界にはこんな面白いことがあるんだ」と認識できること。そういった知への探究心が生まれたことは、「賢くなった」と呼んでも差し支えないと私は思います。

 

知的好奇心を刺激する本さえ選ぶことができれば、がっかりする可能性はYoutubeに比べて圧倒的に少ないでしょう。

 

賢くなる必要などありませんので、楽しいと感じる本を好きなだけ聞いて、ストレスを減らしたり、リラックスできる状態を作れば良いと思います。

 

ストレスまみれの状態よりも、賢い状態と言えるのではないでしょうか。

 

・家事の苦痛が減少

食事が終わってから洗い物を開始する時もシームレスに移行できます。

「この動画が終わってから」という無駄時間がないので、効率的に家事を終わらせることができるようになりました。本の中の話に没頭しているので、洗い物がいつの間にか終わっています。

 

もちろん洗濯物干し、掃除機がけ、雑巾掛けなど全てに応用可能です。今時、雑巾掛けをやっているかどうかは不明ですし、ソファに座ってルンバが掃除機をかけているのを眺めている人が大半かもしれません・・・

 

家事を苦痛だと思わない。これもまた大きなメリットだと実感します。

 

個人的おすすめコンテンツ

橘玲(たちばなあきら)さんの著作にずっと気になっていた作品があったのでまとめて読みました。

 

彼の文章は、強い言葉で読者を煽るような過激な表現は少なく、皮肉を効かせながら淡々と真実を語るスタイルが特徴です。元々雑誌の編集者をしていたという経歴を知って全てが腑に落ちました。

 

読者の興味を刺激するのが、本当に上手なので退屈しません。

『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』

言ってはいけない―残酷すぎる真実―』

『上級国民/下級国民』

などがオススメです。

 

 

 

 

全てを紹介できませんが、『ノルウェイの森上・下』、『コンビニ人間』、『グラスホッパー』、『火花』、『そして誰もいなくなった』など最近の物から古典まで新旧の小説も読み漁りました。小説は苦手でしたが、Audibleだとお話に入っていきやすい気がします。

 

 

火花

火花

Amazon

『火花』は堤真一さんの迫真の朗読が心地よく楽しく聞かせてもらえました。

 

そして誰もいなくなった』のような外国人の名前が多数登場する作品は、個人を判別できなくなるのではないかという不安がありましたが、なんとか理解できました。海外の小説が大丈夫だったので、日本の作品は問題なく読み進められるはず・・・

 

脳科学者の中野信子さんの本もおすすめです。

自分の経験や価値観のみをゴリ押しする自己啓発は、全く入ってこない頭になってしまいましたが、彼女の文章はすらすら入ってきます。脳科学での知見による「圧倒的事実」を元に、柔らかい言葉で語りかけてくる文章が心地よい。癒しの時間です。

 

 

さいごに

月額1500円が高いか安いかは、人それぞれ違うと思いますが、僕のように1日3時間(家事の時間)確実にAudibleを聴く時間を確保できるなら元は取れます。ビジネス書一冊が1500円であることを考えれば圧倒的に安い出費です。

 

料理の準備・片付けの時間が、貴重な家族の団欒の時間だったりする場合は、Audibleを聴くわけにはいかないので、1人の時間が長い人向けのコンテンツだということは認識しておいてください。

 

これまでは、読みたい本を見つけてもなかなか時間を確保できませんでしたが、Audibleのおかげで本を読む敷居が劇的に下がりました。食事をしながら、食後の洗い物をしながら、ラジオ感覚で楽しんでいます。

 

美しい日本語に触れながら、知的好奇心を満たすのは最高の贅沢なのかもしれません。

陽キャが跋扈するあの知性のかけらもないCMがないだけで僕は幸せです。

 

長くなりましたが、よくわからないゴシップや、ママ友のSNSで不快な気分になるよりもAudibleを聴いた方が圧倒的に幸せになれるよという話でした。

 

もしあなたの闇が深いのならば、それは無料コンテンツの過剰摂取が原因かもしれません。有料(優良)コンテンツを積極的に摂取して、快適な状態を取り戻されることを切に願います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

無料キャンペーンの案内と解約方法(図解付き)

30日の無料体験キャンペーンをやっているので、興味を持った方はぜひAudibleを体験してみてください。無料体験後は自動更新で課金されるので、肌に合わなかった方は手動での解約を忘れずに。

 

Audibleの解約方法は以下のとおり

1 アカウント&リスト(画面右上)

 

2 メンバーシップおよび購読

 

3 Audibleの設定(Audible会員特典の右端)

 

4 退会手続きへ

 

5 このまま退会手続きを行う

 

6 退会手続き前のアンケート→このまま退会手続きを行う

7 退会手続き完了前のご案内(3ヶ月割引or休会)が表示される場合がある

 

8 退会手続きを完了する

 

ちなみに契約初日であっても退会した瞬間に全てのコンテンツへのアクセスが不可になるので、契約が切れる前日にアラームを設定しておいて、その時に手続きするのがオススメです。

【クリアレビュー】ペルソナ3ポータブル タルタロスでゲーマーとしての忍耐力を試されるが、物語は素晴らしい良作

ペルソナ3ポータブルをクリアしました。

なんとかリメイク版のペルソナ3リロード発売に間に合って安堵しています。

 

リロードで深堀りする予定なので、駆け足で物語を進めましたが、概ね満足の内容でした。タルタロスは強烈な試練となりましたが、リメイク版のリロードではどのように進化しているかある意味楽しみです。

 

もちろん忖度なしの正直度100%の感想です。

私の個人的解釈でよろしければぜひ最後までお読みください。

 

 

A 個人的な感想

1 クリアまでの時間とやり込み具合

 

・クリア時間とゲームのボリューム

クリアまで70時間

想定クリア時間は50時間となっていましたが、20時間もオーバーしました。

 

・やり込み度

主人公 Lv71

 

コミュMAX 9

 

ペルソナの合成はほとんど行わず、様々な属性攻撃を一つのペルソナに集めて、最後までそれで押し切りました。

 

・没入度 MIN

気がついたら長時間遊んでいたというような没入感はなく、カレンダーと相談しながら、何月何日までみたいな計画的な進め方が多かった。

 

2 ストレスポイント

どんなゲームにも必ず不満点はあります。

個人的にストレスを感じた点を挙げます。

 

・ラスボス戦にバグがある

ラスボスが「闇夜のドレス」という全ての攻撃を跳ね返す技を使いますが、闇夜のドレスが何ターン待っても解除されないというバグに遭遇しました。いつまで待っても倒せなそうなので結局リセットしてやり直しました。

 

とてつもなく長いラスボス戦の最後の最後でのバグなので、流石に大きな無力感に襲われました。

 

・タルタロスが長すぎる

ランダムに生成される、無機質なダンジョン(塔)タルタロス。

そこで99%の戦闘とレベル上げ、お金稼ぎ、ペルソナ集め、武器収集を繰り返すのですが、あまりにも単調でおまけに苦痛を感じるほどの長さでした。

 

行きたい時に行けばいいということもあり、後回しになりがち。

 

「プレイするなら覚悟すべき」という前評判どおりの退屈さでした。

ボリュームはこの半分でよかった。

 

・戦闘後の演出過多

戦闘後にシャッフルタイムというボーナス演出があり、お金・経験値・武器の入手・体力の回復を選べるのですが、これも面倒に感じました。

 

JRPGで最も無駄だと個人的には思っている「経験値獲得の演出」をさらに長引かせる演出に集中力を削がれました。

 

「お宝もらえる」より「サクサク進める」が時代の流れだと思います。

 

・冗長な会話

タルタロス以外ではキャラの移動はほとんどなく、良くも悪くも会話を楽しむゲームです。ただひたすら会話を繰り返すことになるので、その会話の内容が退屈ならば=退屈な時間となってしまいます。

 

常に「楽しい会話」や「刺激的な展開」が繰り広げられることはないので、プレイ時間のほとんどは無機質な会話を読む時間となります。

 

開発者の方々が練りに練って作られた会話(テキスト)の質は高く、飽きないよう工夫されていて、洗練されています。

それでもこれだけの時間、会話を繰り返すのは辛いという感想を持ちました。

 

3 快楽ポイント

どんなゲームも快楽がないと続けられません。

個人的快楽ポイントを紹介します

 

・コミュというシステム

様々な女の子と親密度を上げていくという現実ではまず許されない行為が楽しめます。

マネージャー、生徒会の後輩、アイギス、ゆかりと逢瀬を重ね、コミュマックスを達成感しました。風花と美鶴先輩は時間が足りませんでした。

 

時にはその別の子の目の前で放課後デートに誘うという鬼畜の所業もこなさなくてはなりません。ゲームの中とは言えども、罪悪感を覚えました。

 

会話を重ねることで、男女問わずそのキャラクターとの親密度が上がります。それによって強いペルソナを生み出せるようになるというメリットがあります。

 

また、ペルソナ強化のメリットだけではなく、会話も深みが増していき、そのキャラへの愛着が育つ仕組みになっています。飽きさせないための工夫は見事でした。

 

ネタバレを避けるために名前は言いませんが、とあるキャラクターとのコミュのレベルを上げていく過程で、胸を締め付けられるような会話に遭遇します。

そのキャラクターが人気があるのも納得でした。

 

それぞれのキャラの持つ「愛くるしさ」が、このゲームの最大の魅力でしょう。

魅力を引き出してくれた声優さんにも感謝です。

 

・斬新なBGM

おしゃれというひと言では片付けられないセンスのあるBGMが秀逸。

タルタロスで風花にかけてもらうことのできる雪の女王が好きです。

 

・重厚で中身のある物語

これもネタバレを避けるため詳細は触れませんが、頑張ってタルタロスを攻略して良かったと思える深みのある物語でした。

 

物語と人物の絡みに無駄がなく、登場人物が多すぎて理解できないということもなかったのもポイントが高いです。

 

C ゲームとしての完成度の評価

 

1 操作性とUI

ペルソナ5ほどではないが、十分すぎるほどUIは洗練されています。

操作も特に悪いと感じた箇所はありません。

 

2 映像とサウンド

ペルソナシリーズのキャラクターデザインが好きなので、キャラに動きがないからと不満を感じることはありません。こういうゲームだと割り切って購入してますから。

 

サウンドに関してはBGMからSEまで完璧で、異常な完成度でした。

多くのテキストを読んで感情移入しなければいけないJRPGでは、楽曲が重要な要素を占めることを再認識しました。

 

3 パフォーマンス

元々はPSP用のソフトだったものをスイッチに移植したものなので、ロードは一瞬で特に読み込みが遅いと感じた場所はありませんでした。

 

ただ上記のとおり、ラスボス戦で進行不能バグが存在するので、そこだけは直してほしいです。

 

D やりこみ要素とオススメできる人

 

1 やりこみ要素とボリューム

・サブクエス

・ペルソナの育成

・コミュのマックス

 

やり込み要素は無限なので、その気になれば100時間は遊べるはずです。

ただReloadが世にでる直前の現在、購入してまで遊ぶ価値があるとは言えません。

 

2 オススメできる人

・会話を読むゲームが好きな人

・アクション要素が嫌い・苦手な人

・深くて重い物語が好きな人

・仲間との絆や登場人物との粋なやりとりを楽しみたい人

 

 

E 最後に

2024年の2月2日に待望のリメイク作。ペルソナ3RELOADが発売されます。

Amazonの予約ランキングでも上位に位置していて、期待度が高いことが伺えます。

 

XBOXゲームパスのDAY1(初日から遊べる)作品にも選ばれているので、久々にゲームパスに課金します。おそらく一ヶ月あればクリアできるでしょう。2月はペルソナmonthになりそうです。

 

ポータブル版でできなかったこと、やれなかったことを中心に、タルタロスの退屈さがどれだけ解消されているかも検証しながら、クリアを急がずゆっくり遊ぶつもりです。

ストーリーを知っているので、じっくり噛み締めながら進めます。

 

現在公開されている動画を見る限り、声優さんもそのまま続投(ここはかなり重要)されているみたいなので違和感なく楽しめそうです。

 

ポータブル版の感想としては、携帯機との相性は最高だったという結論になります。

ゲームとしての評価はこのRELOADを遊んでみて改めて決めたいと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

【体験版レビュー】プリンスオブペルシャ メトロイドヴァニアの名作誕生

新年早々まさかのダークホースが現れた。

大抵のソフトは体験版を遊べば「なるほど、こんな感じなのね」で終わってしまうが、このプリンスオブペルシャ失われた王冠は難易度を変えて最初から何度もやり直してしまうほど面白かった。

 

体験版の時点で名作だと断言できるほどの完成度の高さに驚きました。

 

 

UBIのソフトは遊ぶ前に自社のアカウント(UBIコネクト)への登録を促される。

体験版を遊ぶのにそこまでする必要はないと思うので、レビューする前に登録をスルーする方法を紹介します。

 

「登録が面倒だから体験版を遊ばない」というのは実にもったいないと思うからです。

とりあえず遊んでみてください。

 

UBIコネクトをスルーする方法

 

1 体験版を起動するとタイトル画面が表示されるので何かしらのボタンを押す

 

2 言語を選択。なんとペルシャ語も選べます

 

3 ここではAボタンを押して、今すぐ利用するを選択

 

4 UBIコネクトが起動するので、Xボタンを押し終了を選択

 

5 終了させる

 

6 最初の画面に戻るが、Bが戻るからあとでに変わっている

ここでBボタンを押す

 

7 無事にゲーム内に入れました

 

8 難易度を選択

 

9 Aボタンで次を選ぶ

 

10 Aボタンを押すとゲームが始まります

 

※ちなみにPS4でも試みましたができませんでした。

 

もちろん忖度なしの正直度100%の感想です。

私の個人的解釈でよろしければぜひ最後までお読みください。

 

A 個人的な感想

1 プレイ可能時間とやり込み具合

・体験版のボリューム

最初のボス戦の直前まで遊べます。到達すると強制終了します。

遊べる時間はだいたい45分~1時間くらいでしょうか?

ジャンプや攻撃・回避などのひととおりの操作を覚えさせるチュートリアルエリアを終えてから、すぐに探索が始まります。

 

繊細な操作を要求されるエリアや強敵が出現するエリアもあり、十分楽しめます。

また強化要素も解放されているので、強化や買い物を楽しむこともできます。

 

・やり込み度

見習い(イージーモード)と戦士(通常モード)で2周ほど遊びました。

英雄(ハードモード)と不死隊(究極モード)もこれから挑戦します。

 

・没入度

パリーや回避が圧倒的に気持ちよく、操作も簡単なのですぐに慣れます。

主人公の動作もかっこいいので、洋ゲーが苦手な自分でも違和感なくキャラを好きになれました。双刀でのアクションが惚れ惚れするほどかっこいい。

 

世界観も独特で、行ったことはありませんが「ペルシャっぽさ」が出ていて引き込まれます。

 

2 ストレスポイント

体験版の時点ではほとんどストレスはありません。

重箱の隅をほじくることになってしまいますが、2つほど挙げました。

 

・謎の用語

インタラクトすると言われてもよくわかりません。

ここは洋ゲーっぽくないきちんとした日本語をあててほしかった。

 

・フォントが弱い

和製のゲームに比べてフォントが良い意味で「フツー」です。

インディーなら仕方ないですが、UBIほどのメーカーなら日本語フォントに詳しいスタッフを雇えるはずです。

 

ここでアラビアっぽい日本語フォントを使っていたりしたら、もっとこの世界に没入できたと思うのですが・・・

 

3 快楽ポイント

個人的快楽ポイントを紹介します

 

・シンプルでわかりやすい操作

アクションゲームは操作のわかりやすさが全て。

近接攻撃、弓、パリィ、回避、ジャンプ、アクションゲームで定番の5種類とソウルライクでお馴染みのポーション

この6種類で問題なく遊べるようになっているので、煩雑な操作を要求されることはなく、特に覚えることがない。ジャンプがデフォルトBになっているのも嬉しい。

 

・完璧なキーコンフィグ

さらにボタン設定を自分の好みにカスタマイズできます。

例えばソウルライクと同じように近接攻撃をRに割り当てることも可能です。

 

・HUDの大きさを調整できる

HPゲージや残弾数など画面に表示されるHUDの大きさを3段階で調節可能。

視力が悪かったりする人は大きく、スタイリッシュに実況したい人は小さくしたりとプレイヤーの好みに応じて変えられます。これはありがたい。

 

・丁寧すぎる難易度調整

例えばイージーモードの見習いでは敵のダメージが0.5という数値に設定されていますが、これをさらに0.1まで下げることができます。

 

受け流し(パリィ)のタイミングもイージー・ノーマル・ハードの3種類用意されていて、アクション初心者から猛者まであらゆる層に対応できます。

 

敵からのダメージは最小限に抑えて、パリィのタイミングだけシビアに設定すれば、ゲームオーバーすることなく、パリィの上達に勤しむことができます。

 

環境ダメージは最小に抑えて、敵からのダメージを最大に設定すれば、アスレチックが苦手な戦闘狂にとっての最適な設定になり得ます。

 

もしかするとこれが世界標準なのかもしれませんが、個人的にはこんなゲームに遭遇するのは初めてなので正直感動しています。

 

・パリィの爽快感

パリィに成功した時は青いエフェクトが出る

なんといってもパリィが気持ちいい。「中毒性」というありふれた言葉しか当てはまらないのが残念ですが、本当に病みつきになるほど中毒性がある。

あと、カキンという音も心地よく、双刀でガードするビジュアルもクールです。

 

パリィに失敗した時は画面が赤くなるので判別しやすい

 

・独特の世界観

これまたありふれた「独特の世界観」という言葉になってしまったが、メトロイドシリーズの宇宙観(SF感)悪魔城シリーズのゴシックホラー感とは違った、アラビア感(ペルシア感)に引き込まれます。

 

トゲトゲ床やギロチンなどの各種ギミックも既視感は否めませんが、きっちりこの世界に馴染ませてあります。

 

B ゲームの概要

 

プリンスオブペルシャ 失われた王冠

発売日 2024年1月18日

 

パッケージ版 5400円(Amazon価格)

ダウンロード版 6600円

 

メーカー ユービーアイソフト

開発 ユービーアイソフト

プラットフォーム Nintendo SwitchPS4/5・Xbox S/X・WindowsPC

ジャンル アクションアドベンチャーメトロイドヴァニア・マップ探索型アクションRPG

対象年齢 

CERO:C(15歳以上対象)

必要な容量 6.4GB(スイッチ製品版)

 

C 最後に

最近だと2021年のメトロイドドレッド、古い作品だと1997年の悪魔城X月下の夜想曲、その辺りが好きなら絶対にハマれると断言できる完成度の高さでした。

 

エルデンリングなどの近年のソウルライクからの影響も感じることができ、最近のゲームの良いとこ取りで上質なゲームに仕上がっています。

 

3Dのゲームはその性質上「カメラの移動」に集中力のリソースを割かなければいけませんが、2Dにはそれがありません。つまりそれだけゲームに簡単に没頭できるということです。

 

その分、別のところにこちらのエネルギーや集中力を使うことができます。それがシンプルで奥が深いメトロイドヴァニアが、大きく支持されていると個人的には分析しています。

 

ゲーマー全体が複雑なゲームに疲れているというのもあると思います。

 

シンプルで気持ちいいゲームらしいゲーム「プリンスオブペルシャ失われた王冠」。アクションゲームが好きなら絶対にその面白さに夢中になるはずです。

 

1時間の体験版でも面白さは伝わるはずなので、ぜひ手に取って遊んでみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

スイッチでも60FPSで動作するとのことなので、画質目当てでPSを選ぶことはなさそうです。お好きな方で遊んでください。

 

 

 

 

Mac mini 2023を2011年に買った古いMacの純正Bluetooth機器でセットアップ

Mac mini2023をセットアップしたので簡単にまとめます。

これからセットアップされる方の参考になれば幸いです。

無線マウスだとセットアップできない噂は嘘でした

2011年当時の古いMac純正のキーボードとマウスを使ってセットアップしたが、何の問題もなかった。Mac miniのセットアップには有線のマウスやキーボードが必要との情報が出回っているが、純正ならBluetoothでも全然大丈夫。

 

1トラックパッドかマウスを繋げるよう促される


2 マウスの接続を確認後、言語を選択

 

3 続いてキーボードをペアリング

 

4 キーボードで数字を入力するとペアリング完了

念のために2001年に買ったPCの有線キーボードを引っ張りだしておいたが、使うことはなかった。

 

5 続いてアップルIDでログイン

6 自分の持っているMaciPhoneのデバイスに数字が送られてくるのでそれを入力

 

7 利用規約に同意

8 アカウントの作成

名前は変えられるが、アカウント名は変更不可能なので慎重に

 

9 パスワードを登録して、パスワードリセットのためのヒントを入力

 

10 新しいMacとして設定する場合はそれぞれの項目を手動でオン/オフ

これはあとで簡単に切り替えられるので、迷ったら全部オフでいい。

 

11 デフォルトでオンになっているのでそのまま進めがち。

した方が良さげな雰囲気が漂う・・・

 

12 しっかりオフになっていることを確認してから続けるを選択

 

13 無事にデスクトップ画面が表示されセットアップは完了

 

注意点

あらかじめ決めておかなければいけないのは、

1 アップルアカウント(iCloud)のパスワード

2 ログインアカウントのユーザー名(デフォルトだと本名のローマ字にされるので注意)

3 ログイン用のパスワード

4 Wifi機器のパスワード(iPhoneに設定が残っているなら不要)

 

2はパスとして表示されるので短い方がいいと思う。Mac導入以来、私はずっと3文字の単語にしている。これだけは変更不可能なので慎重に。

 

WifiのパスワードもiPhoneiPadなど手持ちの機器の設定から勝手にインポートしてくれるので手間がかからない。「うわ、めっちゃ便利」を連呼していた。iCloudのおかげで移行はどんどん楽になっている。

 

設定で迷いがちなのが、FIleVaultのオン/オフ。普通の人なら、ファイルの暗号化はしない方がいいと思う。データを盗まれるリスクよりも、アプリに不具合が生じる可能性の方が高いからだ。

 

移行アシスタントを使って、これまでのMacの設定を引き継ぐこともできるが、

せっかくの新しいMacなので新規に環境を作り直すことにした。どんな機能があるのか知れるし、その作業も全然苦痛ではない。

 

ローカルにほとんどファイルを置いていないので、手動でも比較的移行が楽だし、

無意味な引き継ぎで重くなるのも嫌だというのもある。

基本的にOSはクリーンインストールする派です。

 

(注)

今回購入したMac mini 2023には、OSは13.5のVentura(2022年10月リリース)がプレインストールされていて、2024年1月現在では最新OSのSonoma(2023年9月リリース)もインストール可能ですが、しばらくVenturaを使うつもりです。

 

Mac mini 2023を購入して生まれた罪悪感と高揚感

1月9日、新しいMac miniがついに到着した。

 

年明け直後に購入してからずっと待ち侘びていたが、その間に家の片付けをしたり、ハ

ードディスクの整理をしたりと、案外有意義な日々を送れた。

 

どうやら高いモノを買った罪悪感が、人間を行動的にするらしい。

 

ハードウェアとしては12年ぶり、

OSとしてはHigh Sierra(2017年9月リリース)以来の6年ぶり。

今回はそのMac miniとOSの進化に驚き、礼賛するだけの記事です。

 

 

0 無線マウスだとセットアップできない噂は本当か?

 

写真撮影のみの質素な「開封の儀」を済ませ、セットアップ。

無事にデスクトップが表示されるまで、1時間ほどだったので特に書くこともない。

 

特に手間取ってはいないが、思い出兼備忘録として記録を残すことにした。

 

これからセットアップされる方の参考になれば幸いです。

 

1 進化に驚く

ハード編

 

存在感がないほどの小ささと静けさ

ディスプレイのないiMacと比較するのはおかしいがやはり筐体は小さい。

そして起動しているかどうかを耳で判断するのは不可能なほどの静けさ。

圧倒的な無音。

 

現在、MBP(2011 Late)のファンの音に悩まされているので、この静けさは本当にありがたい。ほとんど音のしない外付けHDDをうるさく感じてしまうほどで、この無音状態を極めるために環境を再構築することを決めた。

 

2024年は静音がテーマになった。

文章を打つときはキーボードを叩く音だけが響き渡る部屋にするつもりだ。

 

ちなみにMac mini本体は縦置きにして、電源ボタンが手前側に来るようにした。

まだ作業環境が整っていないので、背面の端子へのアクセスが多い。

横置きが理想なんだろうけど、しばらくは縦置きで使う。

 

256GBという最小のSSDを選んだのでSSDの増設もしたいが、予算的にしばらくは無理なので工夫してやりくりする。

 

メモリは頑張って8GB→16GBに増設した。+28000円だ。

メインの用途が動画編集だからこれは仕方のない出費。

 

まだ作業環境を整える段階で、負荷のかかる作業を全くしていないので、現時点ではメモリ増設の恩恵はわからないが、4K編集をやる予定もないのでこれだけあれば大丈夫だと思う。

 

OS編

A ダークモード

iOSではお世話になっているダークモード。

真っ先に設定しましたよ。

 

Macでは初体験だが、やはりいい。

目に優しいのはもちろんのこと、色使いがかっこいいのでテンションが上がる。

 

B スクリーンショットの進化

Shift + Command + 3で全体

Shift + Command + 4で範囲指定

スクリーンショット

 

これはずっと愛用してきた機能だが、

スクリーンショットアプリという新しい機能が追加されていた

 

Shift + Command + 5

でアプリを起動し、これまでの全体と範囲指定に加えて

指定のウインドウのみのスクショも加わった。

それだけでなく、動画収録も選べるようになった。

 

ウインドウのみのスクショは、これまでのOSでもあったかもしれないが、

昔ながらの範囲指定を手動でやっていた身からすると非常に助かる。

 

Shift + Command + 5

最高に便利な機能です。

 

スクリーンショットはデスクトップへの強制保存がデフォルトで、今までのMacのデスクトップは散らかり放題だったが、保存先を指定できるということも新しく学んだ。

もうデスクトップが散らかることはない。

 

ハード面でのテーマは「静音」だが、

ソフト面(システム面)でのテーマは「クリーン」とした。

 

デスクトップには何もファイルを置かず、ローカルのSSDには極力ファイルを保存しないことを徹底したい。

 

C サイドカー

作業をしていて何気なく「iPadに移動」という項目をクリックしてみると、

iPad mini6に画面が表示された。

 

これが噂のサイドカーというやつか!

 

何か特別な設定しないとできないと思っていたが、設定は何もいらなかった。

「最初からサブディスプレイとして繋がってましたよ」と言わんばかりのスムーズさ。

それに一番驚いた。

 

動画編集のために購入したiPad mini6だったが、このためだったのではないかと今になって感じる。

 

動画の編集をしながら、下のiPad mini6でPagesで原稿を編集する。

実に快適だ。

 

2 設定の変更・アプリのインストール

 

ここは完全に備忘録。

人によって違う設定なので、興味のない方は次項まで読み飛ばしてください。

 

1 マウス

設定→マウス

 

・軌跡の速さを上から3番目に変更

ナチュラルなスクロールをオフ

・副ボタンのクリックもオフになっていたので、右側に設定。

 

・ページ間をスワイプもオフになっていたので、1本指で左右にスクロールに設定

 

OSアップデートの度に、必ずこれをやるのでもう完全な通過儀礼

新しいOSでは設定画面も大きく変わり、一番下にマウスの設定がある

 

2 キーボード

設定→キーボード

 

・入力モードの調整

・ライブ変換をオフ

 

・候補表示のフォントをヒラギノ丸ゴへ変更

変換の度に見るフォントなので自分な好きなものを見ていたい。

 

F7でのカタカナ変換ができなかったのでそれを修正

設定→キーボード→キーボードショートカット→ファンクションキー

F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用をオン

 

3 ドックから不要アプリの削除

 

デフォルトでドックに置いてあるアプリの中から使用頻度の低いモノをドックから削除。Launchpadから起動できるのでここに置いておく必要はない。

 

Facetime、メッセージ、連絡先やら、他人と繋がる系のアプリを真っ先に削除するのは、寂しい気がするが使わないのだから仕方ない。

 

よく使う順に左から

Finder

環境設定

Launchpad

Davinci

Pages

Keynote

Numbers

Chrome

と続く。

 

これだけあれば今やりたいことはほぼやれるので、多分アプリは増えないと思う。

新しいアプリ「フリーボード」も興味はあるが、使うことはあるのだろうか?

 

作業の効率化を徹底したいので、Automatorは積極的に活用していきたい。

 

4 アプリのインストール

App Storeからインストールできないアプリをインストール。

Google ChromeとDavinci Resolveの2つ。

 

PCを初めて買った頃、インターネットと言えば、インターネットエクスプローラーだったが、20年で完全にGoogle Chromeに変わってしまった。

 

DavinciはApp Storeにもあるらしいが、公式サイト版をDLした。

調べてみると、こちらの方が融通が効くとのことだ。

 

Luma Fusionもインストールしたが、すぐに削除した。

動画ファイルをダブルクリックすると勝手に起動してしまうのがその理由。

 

再生したいだけなのに、インポートしたがる。設定で変えられると思うが、探しても見つからなかった。

 

Luma FusionのMac版は悪く言えばベタ移植、力を入れていないのが明白。

今後はDavinciを使うだろうということで併存は諦めた。

 

それとは逆にiPad miniの方では、作ったテンプレートを移植したあとDavinciを削除した。iPadの方ではLuma Fusionが圧倒的に優秀で、Davinciはストレスを感じることが多い。この辺りは別の記事で深掘りしたい。

 

5 フォントのインストール

 

・源柔ゴシック

・源暎ゴシック

・装甲明朝

 

動画の字幕やサムネイルで使うフリーフォントをダウンロードしてインストール。

フォントを増やせばにぎやかになって楽しいが、管理できなくなるのでこれ以上増やさない方針。

 

着る服は5つくらいしかないのに、100着持っていても何の意味もなさないことはこの年になればよくわかる。フォントはまさにそれだ。

 

Font Bookアプリを起動して、オフにできないシステムフォント以外の使わないフォント全てをオフにした。毎回変換候補に表示されるのが鬱陶しいからだ。

 

また、源柔ゴシックや源暎ゴシックもその中から使うフォントを絞り、Extra LightやLightなど使わないスタイルはオフにした。

 

PagesなどのApple製アプリだとオフにしたフォントは読み込まないが、Davinciだと全てのフォントを読み込む仕様なのであまり意味はなかった。指定したフォント以外を非表示にできる機能の実装を祈るしかない。

 

6 DavinciResolveの各種設定ファイルの移動

 

iPad版で少しだけお世話になったが、その間にかなりの時間をかけてテンプレートを作ったので、それをMac miniに移行させた。

 

・プロジェクトファイル

・パワービン

・キーボードプリセット

 

以上3つを移動している作業の中で、システムの仕組みがなんとなく理解できた。

この手のソフトでは作業ファイルの移動は避けられないが、なんとか対応できそうだ。

 

7 iTunesApple Music)

残念なことにもうiTunesという概念はこの世には存在しない。

サブスクで音楽を聴くのが圧倒的多数派で主流なのだ。

 

256GBしかないローカルに大量の音楽ファイルを保存するのは時代にマッチしないので、このMacでは音楽再生系のアプリは極力使わないことにした。

 

古いMacではまだiTunesが生きているので、好きな音楽はそちらで再生することにした。アナログプレイヤーでレコードを再生する感覚です。

 

「時々ビートルズやオアシスやNINが聞ければそれでいい」という程度まで、音楽熱が下がったので月1000円のサブスクで元が取れることもないだろう。

悲しいけれど、これが時間の流れというものだ。

 

古いMaciTunesのために割かれていた250GBの容量を、128GBの小さなUSBメモリに移すために大量のアーティストや楽曲たちとお別れした。数回しか再生していないアーティストがほとんどだったし、その気になればサブスクでいつでも会えるので寂しくはない。

 

この作業にも膨大な時間を費やした。音楽ファイルは128GBまでという縛りが、逆に良い音楽との出会いや付き合いを生むきっかけになってくれると信じている。

 

8 ハードディスクの整理

3台のMac(1台は冬眠中)を同時運営するにあたって、散らかっていた外付けハードディスクとSSDの中のデータを改めて整理しなおした。これにはトータルで2日くらいかかった。

 

12月に買った4TBのHDD外付けディスク。実はこれが作業を長引かせた元凶。ゲームを録画するキャプチャーボード本体でフォーマットしたら、2TBしか認識されなかった(詳しくは省くが「2TBの壁」というものがあるらしい)

 

ちなみにこのキャプチャーボードで録画用として使うには、まず最初にこの機械でフォーマットする必要がある。exFATに対応していると書いてあるので、MacexFATでフォーマットしてから接続してみたが、やはりフォーマットを促された。

 

データの消去が怖いのでこの機器で録画するためには、専用のSSDを用意した方が良さそうだ。無理して録画用SSDを用意するよりも、今までどおりSDカードで録画して、それをあとで移動させれば何の問題もなさそうだ。

 

2TBもあれば十分かと思ってそのまま使っていたが、やはり4TBとして使いたいという欲が出てきた。再フォーマットするために、まずは1.5TBまで膨れ上がっていたデータを別のハードディスクに移す必要がある。そのために、移すハードディスク側の空き容量を確保しなければいけない・・・

 

元々使っていたトランセンドの1TBの外付けHDD

PS4の外部ストレージ用に使っている1TBのSSD

2枚のディスクを総動員して、データを避難させた。

SSDの書き込み速度が異様に遅かったのは想定外だったが、調べてみるとそういうものらしい。

 

データを退避させたあとで、MacOS拡張(ジャーナリング)= HFS+形式でフォーマットすると無事に4TBとして認識された。

 

フォーマット形式は最新のAPFS形式にするか迷ったが、HDDではメリットがないこと、古いMacに繋ぐ可能性が高いこと、以上の理由からこれまでと同様のHFS+形式を選んだ。

 

フォーマットが終わったあとは、今度はこの4TBのHDDに全てのデータを集める。

こちらにも膨大な時間がかかった。

 

せっかくなので、ついでにトランセンドの1TBの外付けHDDもフォーマットしてやった。これまでは900GBがMac用のHFS+、残りの100GBをウインドウズ用のNTFSパーティションを分けていたが、こちらもHFS+形式のみの完全Mac仕様に生まれ変わった。

 

動画編集に必要だと思われるファイルをそちらへ移動。

 

全ての作業が終わり、空になった1TBのSSDは再びプレイステーションの元へ帰って行った。プレステ4の外付けSSDは、ファイル引越しの時に活躍するという重要な知見を得た。

 

MacBookPro内蔵HDDの中の「ファイル置き場」に置いてあるデータも全てこの4TBに移動させた。冬眠中のiMacのファイル置き場にもデータは残っているがそれは春を迎えてからの作業になる。

 

「新しいMac miniで快適な動画編集をする」

そのために欠かせない作業なのだが、想定を遥かに上回る大掛かりな作業になってしまった。仕事をしたのは自分ではなく、それぞれのハードディスクなのだが・・・お疲れ様でした。しばらく酷使しないからゆっくり休んで。

 

苦労の甲斐あって、HDDの動作音に悩まされることのない静かな環境が手に入った。

引越し作業中はずっとHDDがカリカリ音を立てていたが、しばらくあの音を聞くことはないだろう。

 

9 カラーパレットの登録

標準のカラーパレットを個別のファイルとして書き出して、エクスポートする機能は発見できなかったが、それとは別のカラーパレットを登録する方法をネットで見つけたのでさっそくやってみた。

 

1 5つのタブのうち、真ん中のタブを選ぶ

 

・WEBセーフカラー

・クレヨン

デベロッパ

APPLE

 

デフォルトだと以上4つが登録されているが、

ここの好きな色に名前をつけて保存できる。

 

2 新規を選んでパレットの名前を登録

3 好きな色を登録し名前をつける

これだけで完了だ。

 

ZELDA用カラーパレットというものを作り

よく使う色を7色ほど追加した。

 

これを他のMaciPadにエクスポートできれば最高なのだが、できないみたいなので個別に登録するしかない。そこだけがモヤっとするポイントだが、便利な機能であることに変わりない。

 

使い続けていくうちに新しい発見があると思うが、キリがないのでこれくらいにしておこうと思う。

 

3 今後の意気込み

無理をして新しいMacを買う。

 

新年のセールで買えば15000円分のアップルギフトカードで還元される。

それが大きな後押しになったことは間違いない。

 

・1年半のiPad mini6での動画編集でストレスを感じていたこと

・DavinciならMacでも無料で使えるということ

iPad miniでDavinciを試用してみて大丈夫そうだと確信できたこと

 

いろんなタイミングが重なって購入に至ったが、昔に買ったiMac同様購入のベストのタイミングだったと思う。

 

処理能力や作業効率はもちろん向上しているし、

何よりも自分のテンションが上がっているのが大きい。

 

そしてマシンのテンションが圧倒的に静か。

排気口からわずかに冷風が出ているだけで本当に無音だ。

 

AppleシリコンやM1やM2の性能差など、

そういう難しいことは現時点では一切わからない。

 

ただ自分のテンションが恐ろしく上がっているのを、

嘲笑うかのように、びっくりするほど無音である。

全ての処理をクールにこなす「できるヤツ」だ。

 

これをぜひ体感してほしい。

もし迷っているなら、思い切って買うことを強くオススメします。

 

クレジットカードでのローン払いは一切しない自分が、

その約束を破ってまで買ったのがこのM2 Mac mini (2023)

ギフトカードで得た利益は支払う利息で相殺されるが、

今はそれよりも時間が大切だ。

 

ここ数ヶ月、失った時間は戻ってこないことを痛感する出来事が多いので、

ストレスを感じながら作業するよりも思い切って買うという選択になった。

 

このマシンを大切に育てていきます。

そしてこれまで以上に楽しいコンテンツを作っていきたい。

 

長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。

iMac2011への感謝と、古いMacを使い続ける理由

感謝と愛着:iMac2011での12年間の冒険

(こちらはAIがつけてくれたタイトルでまさにそのとおり)

 

ここ20年でのベストバイ、間違いなくそれはこのiMac(Mid 2011)だろう。

なんと12年も現役として使い切ったのだ。

 

最初に買ったPCは1年、次に買ったDellのノートPCは5年。

それぞれ処理能力や性能や筐体に不満を感じ、使わなくなったのだが、

このiMacは12年使い切った今も、使いたいほど愛着がある。

 

そんなiMacと距離を置く時期が近づいている。

新しいMac miniを購入したからだ。実に12年ぶりのアップデート。

 

ここ数年、このiMacは冬場は寒くて電源が入らない症状に陥っていて、現在は冬眠している。春を迎えたらまた再起動して、働いてもらおうと思う。

 

今回の記事では12年使ったiMacを愛でるだけの記事です。

 

これしか画像がなかった・・・

 

1 入手までの流れ

購入したのは2011年の12月。その少し前に亡くなったスティーブ・ジョブズへの手向けのつもりで買ったことをよく覚えている。iPod ShuffleiPod Touchに続く3つ目のアップル製品だった。

 

安いお店をネットで探し、北海道の聞いたことのないお店で購入した。そこが最安値だったからそこにしたのだろうが、そこがなぜそんなにも安かったのかはわからない。別に偽物をつかまされたわけでもなく、普通の新品が送られてきた。特に大きなトラブルもなく12年も使えたのだから、正規品だったことは間違いない。

 

値段はなんと90000円。最小構成のモデルとはいえ、iMacの新品を90000円以下で買えたのは、その時が円高のピークだったからだ。現在は最安値のモデルが199800円と、iPhone同様高嶺の花となり、もう手が出ない価格になってしまっている。

 

私が購入した2011年のあの時期は、貧乏な男にとっての最もiMacが買いやすいタイミングと、最もiMacが欲しいタイミングが見事に合致した奇跡の瞬間だったのだ。

 

パソコンを使うようになった直後から、いつかMacで音楽編集がしたいという憧れをずっと抱き続けていたが、思い切ってこの時に買ってよかったと今も思っている。

 

Macデビューは4つの段階がある。

1つ目がOS

2つ目がその筐体

3つ目がキーボードやマウスなどの純正の外部機器

4つ目は美しいディスプレイ

 

iMacではこの4つを同時に味わうことができたので、当時の衝撃を超える体験を得ることはなかなか難しいと思われる。パソコンとMacは別物だという偏った考え方は、この頃に刷り込まれたものだ。

 

ただひたすら感動して、毎日Macに向かうのが楽しかった。

そして今も基本的にそれは変わっていない。

 

2 長所と短所

 

長所

・筐体の圧倒的美しさ

中身を入れ替えてでも使う価値のあるほど美しい筐体。Macを使う最大のメリットはここだ。触るたびにテンションが上がるし、満足感がある。これは値段には替えられない価値があり、Macを使い続ける理由になる。

 

もしオーダーメイドでMacを作れるなら、最新のではなく間違いなくこの筐体を選ぶ。

 

・CD/DVDドライブ標準搭載

ドライブ搭載最後のモデル。今ではやらなくなったがCDから音楽を取り込む「作業」すら楽しんだ。間違えてSDカードを入れてしまって取れなくなるのも、このiMacを使った人なら経験していることだろう。

 

・モニター横にSDカードスロット搭載

動画編集のための素材はSDカードで録画するため、SDカードを使う機会は多い。画面の横に手を伸ばせばそこにスロットがあると本当に助かる。

 

この次のモデルからSDカードスロットは背面に移ったが、明らかに不便でデザインの犠牲になったと言わざるを得ない。

 

最近のモデルではSDスロットは非搭載で、全て外部ハブに丸投げになってしまったが、これも時代の流れだろう。

 

・自力でメモリ増設可能

元々は4GBだったが、空きスロットにMBPから取り外したメモリを再利用し、2GBx4のトータル8GBで使い続けている。

安価で増設できるので非常に助かった。

 

短所

USB2.0

これがこのマシンの最大のネックだ。とにかく遅い。

動画のやりとりは非常にストレスを感じる。

12年の時の流れに置いて行かれていると感じる瞬間だ。

 

・Bluetooth2.1

Bluetooth4.0や5.0などの最近のマウスやキーボードを買っても接続することができない。そして2.1に対応しているキーボードはもう売っていない。

これは古いMacを使う宿命だ。

ただし、このiMacに付属していたマウスやキーボードを最新のMacに繋ぐことは可能。12年前のものを何の不具合もなく使えているのは、工業製品としての質が高いから。純正は高いがそれなりのものだからだ。

 

ちなみにマウス・キーボードともに乾電池のモデルなので充電池の劣化という概念が存在しない。交換の発生する充電池よりも、乾電池方式の方が好きだ。エネループ愛好家でもあるので、今後も乾電池製品を推していく。

 

・冬眠機能

最近知ったのだが、冬場に不調を訴えるPCは多くて、電源周りのトラブルで起動しないらしい。うちは木造の古民家なので寒さが厳しい。このiMacも10年を超えたあたりから冬眠機能が実装された。

 

ハードディスクの不調を疑っていたが、毎年同じ時期に発生することから「冬の寒さ」を犯人と断定した。年をとって寒さが身に染みるのは人間もMacも同じなのだ。

 

・アプリの非対応

Notionはすでにこのマシンでは動かせなくなったが、Chromeも今後のアップデートに対応しないと通告がきた。12年前のマシンのスペックでは重くて動かせないのは仕方ない。こればかりはどうしようもないので従うしかない。

 

3 現在入っているOSとこれまでの変遷

購入当初は、LionというOSがプリインストールされていて、購入して半年後にMountain Lionにアップグレードしたことを覚えている。現在はOSのアップグレードは無料だが、当時は有料だった。数千円ほどの出費だったが、Windowsに比べて随分安いという感想を持った。

 

上書きアップグレードではなく、パーティションを分けて、OSを共存させる方式を採用した。どこでこの情報を得たかは知らないが、自分にとって最適な運用方法だったことは間違いない

 

500GBほど容量があったので、100GBずつに5つの領域に分割し、それぞれにOSを入れられるようにした。100GBを作業用のデータ専用領域にしたので、現在4つのOSが入っている。

 

Lion(2011)

Mountain Lion(2012)

El Capitan(2015)

Sierra(2016)

↓上書き

High Sierra(2017)

 

MavericksやYosemiteをインストールした記憶がないのは、おそらくその時期に我が家にWifiがなかったからだと思われる。

 

El CapitanもカフェにiMacを持ち込んで無理矢理アップグレードした(もちろん許可はもらった)。回線速度が遅くあまりにも時間がかかるので、一晩預かってもらったことをよく覚えている。

 

Sierraも使ったが、High Sierraにどうしても必要な機能があったので、Sierraのみ上書きインストールの憂き目にあった。

 

このiMacに対応しているOSはHigh Sierraまでなので、現在の状態が最新(最後)のアップデートだ。Siriはギリギリ搭載されているが、iPhoneiPadとのAirDropに非対応なのが相当の痛手だ。ダークモードももちろん搭載されていない。

 

現在4つのOSが入っているが、Protools8.0を起動するためのLionと、最新のHigh

Sierraを行ったり来たりするだけで、Mountain LionやEl Capitanはほとんど起動していない。

消去しても何も問題はないと思われる。

 

 

4 これまでの主な使い道と使用アプリ

 

「余計なソフトを入れてもどうせ使わない」

Windows時代の10年でそれを学んだので、Macでは極力シンプルな構成で動かすことに務めた。

 

Protools8.0

Protoolsの名が出たがこれは音楽編集(DTM)用ソフトで、実はこれを使うためにMacを導入した。それまではWindowsで同じ作業をやっていたが、Macで作業するだけでワンランク上のクリエイターになれた気がした。実力の伴わない人間にとって、これがMacを使う最大のメリットかもしれない。

 

それまでのPCに比べて処理能力が高いのはもちろんだが、安定して動くという最大の快楽を享受した。トラブルが起こらないのは本当に快適だ。

 

Mac標準の音楽編集ソフト「GarageBand」がProtoolsの不具合を誘発するので、GarageBandを使うことはなかった。

 

2024年現在も、いまだにProtools8.0を使っている方。

あなたは間違いなく同志です。

 

Safari&Chrome

ブラウザはChromeSafariを使い分けている。割合は9:1くらいでほぼChromeだ。

昔はお気に入りやブックマークがローカルに保存されていて、環境移行の度に苦労したが、今はクラウド同期が当たり前なので何の問題もなく使える。本当にクラウド技術に助けられていることを実感する。

 

Mail

メールはデフォルトのメールアプリを使っているが、作業の邪魔をされたくないので、通知系は全てオフにしている。Gmailはブラウザや携帯端末で見るようにしている。

基本的にMacでのメールチェックはしない方針。

 

SNSソフト全般

購入した当時はTwitterも入れていた記憶があるが、現在全てのSNSは辞めたので使っていない。高性能のパソコンを使って、スペックを求められないSNSをするのは究極の時間の無駄だと思っている。

 

iTunes

この12年で最も存在感の薄くなったソフトがこのiTunesではないだろうか?

調べているうちに、2019年の10月にリリースされたOS10.15のCatalinaからiTunesが廃止になったことを知った

 

もう誰もCDから音楽を取り込まないし、Apple MusicやSpotifyなどのサブスクだけで完結させている人が大半だろう。

 

うちは時々サブスクにないマニアックな音楽も聞くし、ゲームの音楽を録音したりするので、いまだにiTuneで楽曲を管理している。aiffファイルからMP3にエンコードしたり、昔懐かしい処理を今もこなしている。

 

5年前に見捨てられたソフトだけあって、iPhoneとの同期の不具合が多く、ストレスの溜まるソフトでもある。我々のような旧世代の人間をApple Musicへ移行させるための陰謀だと思っている。

 

12年前はパソコンでiPhoneを管理するのが当たり前だったが、今はWifiさえあればバックアップもなんでもできる。時代は完全に変わった。

 

Spotify

2016年くらいから音楽サブスクはSpotifyの無料版を使っている。30日15時間の制限があり、CMも入るが、新作を聞きたい時などに重宝している。

 

一時期は課金していたが、若い頃に比べると全く音楽を聞かなくなったので、音楽サブスクで元を取れる気がしないので解約した。

 

うちは周りに民家がないので、生活音のない「無音」状態がどこよりも快適。音楽を聞かなくなったのもそれが原因かもしれない。

 

ちなみにiPhone版は強制シャッフルだが、iPadMac版はアルバムどおりの曲順で聞けるのでオススメです。

 

Pages・Keynote・Numbers

Pages ブログや原稿の執筆

Keynote 動画作成のための素材やサムネ作り

Numbers ゲーム攻略情報のまとめや支出やサブスクの管理

 

ここ数年は、この3種類のソフトの使用頻度が最も高い。

古いiMacも今でも現役として使えているのは、CPUの性能を必要としない、この3種類の動作の軽いソフトをメインで使っているからだろう。

 

今もこの原稿を作るのに使っているし、お世話になっておりますという言葉しか浮かんでこない。

 

ちなみに今は無料で使えるが、僕がiMacを入手した当時は、この3つだけiWorksという形態で別売りされていた。

 

2013年のOS Mavericksから無償提供され始めたが、アップデートには非対応。それ以前のOSを使っているMacユーザーは購入の必要性があった。なんとか無料で使える手段はないかいろいろ試したが、諦めて購入した。ちなみにアマゾンで2980円。DVDでインストールした最後のアプリかもしれない。

 

それぞれを単品購入する場合は1200円だったらしいが、今はおそらく値上がりしているはず。

 

2013年以前の古いMacを買って、これら3つのソフトを使いたい場合は別途購入する必要がある。たとえ、自分のiPhoneで無料で使えても、それを持ち込むことはできない。

そういう仕様だから仕方ない。

 

iMovie

iMacを買ってすぐの頃、このアップルらしからぬ非常に使いにくいソフトで動画編集をしていた時期があった。Youtubeのアカウントを作ったのもその頃だ。

 

iMovieはいちおう動画編集はできるというだけで、誰にもオススメできない。

字幕の編集が圧倒的にやりづらいからだ。

 

悪いことは言わないから他のソフトを使うべきだと思う。

 

Notion

スケジュール管理アプリ。

最近このMacに非対応になったので、ブラウザで使っている。

めちゃくちゃ動作が重かったので限界だったのだろう。新しいMacでも使うので動作がどうなるか楽しみだ。

 

5 これからの使い道

音楽を録音する必要がある限り、このiMacを使い続けることになるだろう。

 

先日また不具合が発生して強制シャットダウンしたまま、再起動不可能(冬眠状態)になっている状態だ。今はサブのMacBookPro(Late 2011)→新しいMac miniに引き継いで、この原稿を仕上げている。

 

今後のiMacの予定だが、まず冬眠から目覚めた後、12年使い込んでいるHDDの交換をしたい。今のままだといつ壊れるかわかないので不安だ。SSDへの換装ができれば再び生まれ変われるはずだ。おそらく冬眠癖は治らない。

 

OSはLion固定で、音楽録音専用機として再始動する。

ProTools8.0は当然新しいMacでは動かないし、新しいサブスク形式のProToolsを導入するつもりもない。

 

ProTools8.0とは運命共同体。今後もこのiMacが動く限り、共に働き続ける。

 

長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は新しいMac miniを褒め称える記事です。