内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

【購入レビュー】ブレワイサントラ 5年ぶりにCDを買いましたがきちんとお金を払う価値のある作品でした

 

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

 

言わずと知れた超名作ゲームですが、そのサウンドトラックの5枚組。買ったのは昨年12月20日頃ですが、忙しくて紹介できなかったので新年最初に取り上げます。

毎日のように聴いていますが、もうすでに元は取ったと断言できる、素晴らしいアルバムでした。

 

レンタルはたまにしていましたが、CDの購入は5年ぶり。その事実に少し驚いています。

 

サントラの好きな曲とアルバムの良かった点、いまいちだった点を簡単に紹介します。

 

サントラ内の好きな曲ベスト10

1 メインテーマ

ブレワイといえばこれ、何度聞いても1:06の曲が切り替わるところで感動する。

わずか2分にこれだけのドラマを詰め込んだそのセンスに脱帽。

 

2 ゾーラの里

世界一美しいアルペジオ近藤浩治さんが作曲した「時オカ」のゾーラの里がさらに美しくアレンジされています。夜になってテンポが落ちるとさらに幻想的。ゾーラの里の建築物に加えてこの楽曲、相乗効果がすごい。初めて訪れた時の感動は忘れられません。

 

3 襲歩 (夜)

あのメロディーがさりげなく鳴っていることに気づいた時は、心の底から初代ゼルダを遊んでいて良かったなと思いました。

 

4 ハイラル

姫を救いたいと本気で思っている状態で、この曲を聴くとテンションが上がる。城内に入るとパイプオルガンの音色に変わる演出が見事。

 

5 モルドラジーク戦

チェロなのかコントラバスなのかはわかりませんが、弦楽器の重低音を効果的に使って、緊張感のある楽曲に仕上げています。開始1秒からかっこいい曲だとわかる。

 

6 イチカラ

最高の癒しサウンド。住人が増えていく度に音が重なっていく。もうそれだけで凄い。人の温もりを感じる温かい楽曲です。

 

7 ハテノ村

最初に主旋律を奏でている音は木琴でしょうか?いい音だなぁと感心します。世界の果てにこんな素敵な村があって、こんな優しい音楽が流れていることが素晴らしい。

 

8 神獣 ヴァ・ルッタ戦

ゲームを遊んでいる時は必死で音楽を楽しむ余裕はありませんが、これ非の打ち所がない名曲でした。このクオリティの楽曲を四神獣分、4曲用意する。それがゼルダの音楽製作陣です。

 

9 風のカースガノン

カースガノン戦は4回あり、曲は同じですが、主旋律を奏でている楽器が違います。風のカースガノンはリトの村ということで、カッシーワサウンド/アコーディオンが使われています。

 

10 導師 ミィズ・キョシア

イントロのベースラインがゾクゾクくる。この曲を聴くためだけにDLCを買っても後悔はなし、そんな名曲。和のテイストを残しつつ、現代っぽい音も取り入れた和現折衷。そしてミィズ・キョシアは強いのでこの曲がトラウマになる。

 

次点

神獣 ヴァ・ナボリス戦

実に砂漠っぽいアレンジ。

 

神獣 ヴァ・メドー戦

普通ならラスボスにしてもいいほど壮大。

 

リトの村

素朴で温かい。なのに哀愁もある。

 

襲歩 (昼)

これをピアノで演奏しているのが凄い。

 

水辺

水辺専用の楽曲が用意されていることに驚き。

主張は控えめだがポイントを押さえた、実にブレワイっぽい隠れた名曲。

 

良かった点

1 新しい発見がある

カースガノン戦で主旋律の楽器が違うなんて、これを聞かないと絶対に気づかなかった。

 

2 プレイリストが作れる

街や村でまとめたり、戦闘曲だけを集めたり、そんな作業が楽しい。

 

3 滅多に聞けない曲もすぐに聞ける

ミィズ・キョシアやモルドラジークに簡単にアクセスできるのが嬉しい。

 

いまいちだった点

1 パッケージは豪華だがCDを取り出しにくい

CDを出すのも大変、しまうのはもっと大変。

 

2 曲を飽きるまで聞いてしまう

ゲームの中でこそ引き立つ曲が簡単に聞けることで、ゲームでの感動が少し薄まる。

 

さいごに

ゼルダシリーズは音楽に力を入れていることで知られていますが、これはその極みに達している質の高い音楽集です。

 

ブレスオブザワイルドの初見プレイ時はフィールドの音楽のなさに戸惑いましたが、長く遊ぶとそれは計算され尽くした引き算だったことがわかります。

神獣戦、カースガノン戦、ハイラル城など盛り上げるところは、全力で音楽で盛り上げてきます。

 

個人的な嗜好になりますが、最近歌詞のある音楽がしんどいのです。

理由は多分その人の価値観を押し付けられているような気がするからです。

 

音を楽しむという意味では、歌詞がない音楽が最適なのでは?

そう思うようになってきました。

 

リラックスできる癒しの楽曲

テンションの上がる攻めの楽曲

ついつい涙腺がゆるんでしまう楽曲

 

このサントラには全て詰まっています。

歌詞がない分、楽器の音を楽しめるそんな作品です。

 

ティアーズオブザキングダムが発売されてしまえば、自ずとブレワイのプレイ時間は減ってしまうでしょう。そんな時にブレワイをときどき思い出したい。そんな人たちに最適な一枚です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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