5月27日はドラクエの日。ドラクエが世に出てから36年を迎えました。おめでとうございます。
ドラクエ1が出た日にドラクエビルダーズ1(DQ1の後の世界の話)のリメイク版を世に出すのは理にかなっているとは思います。ですが、これ以外にはカミュとマヤのトレジャーズの続報が出たのみで、地味すぎたドラクエの日と言わざるを得ません。
DQ12のタイトル発表とDQ3のHD Remakeが発表された昨年が派手だったのもありますが、今年は堀井さんのメッセージのみで、若干の寂しさを感じます。ですが堀井さんはお元気そうなので安心しました。
さて、完全リメイクとなったこのスマホ版DQB1Remakeどんな人が買うべきなのか考えてみました。
結論
通常価格3240円を払ってでも遊ぶべき人
・ドラクエビルダーズ1を未プレイの人
・タップでのコントロールに慣れている人
・スイッチやプレステを持っていない人
・スペックの高いタブレットを持っている人
ストーリーは本当に素晴らしいので未プレイなら買いだと思います。
あとBGMはドラクエ1のモノが多いので、36年前にドラクエ1に熱狂した世代は、盛り上がれます。
旧ビルダーズ1のダメだったところ
ずっとリメイクが求められていたビルダーズ1ですが、特にダメだったところをいくつか挙げます。
・アイテムの管理
・武器に耐久値がある
・後半のボス戦が鬼畜レベル
・外で寝る際は、部屋が必要
・PS版のミッションの時間制限
ちなみにここに挙げた要素のほとんどは続編のビルダーズ2で改良されています。今回のリメイクではもちろん改善されていますが、ビルダーズ2からの流用が多いです。
スマホ版で改良されたところ
・1段の段差ならジャンプ不要(完全新要素)
・オートセーブ(完全新要素)
・拠点以外でのセーブ対応(完全新要素)
・Undoの導入(完全新要素)
・わかりやすく洗練されたUI
昼夜の把握が容易に
空腹度の%表示
アイテムの管理画面は特にわかりやすくなっていて、ビルダーズ2からの進化を感じます。
・武器耐久値の廃止
・上下向きの廃止
・ダッシュの導入
・ドッカンハンマーの導入
・ブロックを真下に置ける
・アイテム生産時の個数指定可能に
・FPS視点の追加
・ビルダーアイの追加
スマホでの建築を容易にするため、多くの改善点が見られます。
4種の追加DLC
追加DLC・ボスフィギュアパック
追加DLC・天体パック
追加DLC・魔法のじゅうたん
単体購入:各370円
オールインパック:730円
スマホ版のダメなところ
・コントローラーに対応していない
・ハードのスペックを要求される
・クラウドセーブに対応していない(今後追加予定)
最新の端末でないと、画質を上げてヌルヌル動くことはないでしょう。
これがスマホ版の厳しいところ。
要求スペック等
iOS13.0以上、iPadOS13.0以上、メモリ3GB以上
Android 11.0以上、メモリ4GB以上
動く最低レベルなのでこれだとかなり厳しいです。
2020年発売のiPhoneSE(第二世代)や2017年発売のiPhoneX のメモリが3GBなのでこの辺りがギリギリだと思われます。
2019年発売のiPad(第7世代)iPad mini(第五世代)iPad Air(第三世代)のメモリが3GBなので、それ以前のiPadは厳しいです。僕が持っているiPad mini(第四世代)はメモリが2GBです。購入はできますが、要求スペックを満たさないのでまともには動かないでしょうね。
クラウドセーブは現時点では非対応ですが、今後のアップデートで追加されるとのこと。
機種変の予定があったり、別端末にセーブデータを移行させたい方は、様子見した方が良いかも。
最後に
スマホ版のドラクエは8で挫折したので、個人的にはコントローラのないドラクエは無理です。
今回のスマホリメイクを踏まえたPSもしくはスイッチ版のリメイクを希望。
ビルダーズ3発売前に、1と2を同時にリメイクというのが美しい流れ。
よろしくお願いします。
ちなみにスイッチ版、プレステ版は無料体験版もありますので、もし興味を持たれた方はそちらをどうぞ。やはり先にやるならDQB2がオススメです。