アマゾンプライムのバチェラー第3シーズン全て見終わりました。
今回もいくつかのシーンで泣きました。見事におっさんが泣いた。僕はかなりドライな人間なのですが、その心を揺さぶる何かがある。
何を言ってもネタバレになるので内容には一切触れません。未見の人も安心して読み進めてください。
やはり誰が選ばれるかわからないのがあの番組の一番の醍醐味ですから。
「あの時のあのシーンは泣けたよね」
「あの態度はダメだよね」
熱く語り合いたい気持ちがないこともないですが、これから見る人も大勢いると思うのでネタバレは一切なしで現時点での感想を書きます。
見終わった人向けの記事もいつか書きたいのですが、それはかなり先のことになると思います。
誰かと語るよりもやはり自分で観るのが一番楽しいですよ。
■嫉妬はブレーキにしかならない
SNSなどの感想などを見てると金持ちや美女に嫉妬丸出しで観ている人も少なくないみたいですが、もともとそういう番組じゃないですか、これは。
それをエンターテイメントとして楽しめないなら見るべきではないと僕は思います。
フェラーリを見て、
「うわ、すげーな」と笑えるか。
「ふざけるな」と怒りが湧いてくるか。
この番組を楽しめるかどうかはそこじゃないですかね。
この国の金持ちや美女への嫉妬は尋常じゃないです。
そこを変えないと未来永劫、貧乏&メンタルブサイクのままですよ。
だれを選ぶかの結末よりも、バチェラーや女性たちの振る舞いや言動から学ぶことも多いので、それも含めて楽しめる大人にはおススメです。人間観察には最高の題材だと僕は思っています。
好き嫌いの感情が強すぎる人、過去の自分の恋愛と重ね合わせて勝手に激怒してしまうような想像力のたくましい人には決しておススメできない大人向けのコンテンツです。
もし怒りが湧いてくるなら自分の生活を見直した方がいい。
感情移入のしすぎは我が身を確実に滅ぼします。
自分の主観が全てで、テレビ局にクレームを入れたりするようなタイプの人とは一生関わり合いたくないですね。
「バチェラー見てると腹が立つ」というのは付き合うべき人かどうかの重要な判断材料かもしれません。
■個人攻撃だけはやめましょうよ
もちろん人間ですから好き嫌いはあっていいと思いますよ。
僕も推しメンいましたから。
出演者のSNSを探し出し攻撃する人。
特定の人物に対するディスりコメントを自分のブログやSNSに上げる人。
放送終了以降ヒートアップしているみたいです。
そういうのはちょっとやりすぎだと思いますね。
嫌いの感情を増幅させるとロクなことがないです。
娯楽を娯楽として楽しむことができない人にはこの番組はちょっと早いのかなと感じます。人生って納得のいかない結末だらけですよ。そこにどう対処するかが人間力です。
あなたは大人なのか、子供なのか。
そこを試されている番組だと思いますよ。
■ネット社会にはうんざり
最終話が公開されたのが、26日。
ゆっくりと見ようと計画していたのですが、続けて一気に見ました。
結末が気になって我慢できなかったからではなくて、検索でヒットしてしまうからです。
※もちろんバチェラー関連の単語で検索したわけではありません
まだ知りたくないのに強制的に知らされてしまう。
これは怖いことです。
結果を知ってから見るほどつまらないものないじゃないですか。
サッカーでもドラマでも映画でも小説でも結果がわからないから面白いんですよ。
別の単語で検索してもなぜかバチェラーの結末のヒントになるような単語や記事が出てきてしまう状況になってしまっています。
僕はYahooニュースとかを頻繁にチェックしないのですが、ここでも下の方に出てますね。
誰でも投稿できる便利な社会ですが、触れたくない情報に意図せず触れてしまうめんどくさい社会でもあるなと再確認しました。
大事なことって他人への配慮ができるかどうか、それだけなんですよね。
僕も気をつけて配信します。
ブログ記事等でもタイトルにネタバレの有無をつけてくれる人は信頼できますね。