内向的でも生きていけるはず

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

救いは映画の中に(ショーシャンクの空に)

最近はAmazonPrimeで映画を観ることがほとんどで、たまにDVDを借りるくらい。そんな僕がレンタルではなく購入して所有しているDVDがショーシャンクの空に

 

ショーシャンクの空に [DVD]

ショーシャンクの空に [DVD]

 

1000円しないって、いい時代です。

 

好きな映画は?オススメの映画は?と聞かれると必ず最初にこれを推す。レンタルビデオの頃から観ていて何度観たかわからないほどの名作。

 

邦題はショーシャンクの空にという題名がついている。それはそれでいいと思う。

The Shawshank Redemptionが原題。

 

Redemptionの意味は、

1、買い戻し、質受け

2、a身請け、救済 b(キリストによる)(罪の)贖い、救い

3、(約束・義務などの)履行、補償

これら全てが映画の中で描かれている。

 

この単語以外にはこの映画のタイトルはありえない。

Redemptionという単語を意識して観るとこの映画はさらに奥深い。

 

※ネタバレあります。

 

モーガン・フリーマンの名演技

ティム・ロビンスはもちろんだが、やはりモーガン・フリーマンなしにはこの映画は語れない。彼の出ている映画はほとんど観ているがこれがダントツにいい。彼の良さが全て出ている。

ずっとモーガン・フリーマンの語りで物語は進む。心に響く声で詩的な語りを読んでくれる。

 

ラスト15分の彼の演技は本当に素晴らしい。

特に好きなのは釈放された後、木の陰でお宝を見つけ開けるシーン。周囲を警戒するときの彼の表情が実にいい。

 

人の心から音楽は奪えない

図書館係になった彼が送り続けた手紙が評価され、大量の書籍やレコードが送られてくる。アンディがその中にあった「フィガロの結婚」を再生する。

放送室を占拠し、刑務所じゅうに大音量で流す。そのときの恍惚の表情がいい。

 

そのことで懲罰房に入れられる。出てきた後、食堂で仲間と話す。

「音楽を聴いていた。頭の中と心で。」

「音楽は決して人から奪えない。」

ラストシーンと同じくらい個人的に大好きなシーン。

 

音楽に従事する全ての人々はここが沁みるはず。

20年以上経っても観られ続けている理由がここにある。

 

文化に従事する全ての人に

囚人に希望を与えるために彼が選んだのは図書館の再建。ずっと図書館係を務めたブルックスに敬意を表して「ブルックス記念図書館」と名付けるこの設定にグッときた。

 

新装オープンした図書館で一人の囚人がハンク・ウィリアムスをヘッドホンで聞きながら歌うシーンは笑える。

 

本だったり映画だったり音楽だったりそういう文化的な物が希望を育てるのは間違いない。ずっと現実だけを見ていたら僕だってこんなことを書いてはいないだろう。

 

俗世間にずっと触れていると必ず精神が荒んでしまう。

現実以外に逃避する時間が必要だ。

 

ラストシーンの海の色

女性の登場人物はほぼゼロ。刑務所内の描写がほとんどなので色合いが暗い。その中で最後に出てくる海の色が本当に綺麗で今までの全てが帳消しになる。そして観ているこちらも心が洗われる。

 

約束の地で再会をし、抱き合う二人。本来ならばそこにフォーカスするがこの映画はそれをやらない。二人の表情がまったく見えなくなるほどの上空からのカメラに切り替わり、青い太平洋が映し出される。その海の青さこそがこの映画でずっと描かれてきた希望。そこに救いがある。映画史に残るラストシーン。

 

何度観ても一瞬で感情移入できる。若い頃にこの映画と出会えてよかった。

 

“Hope is good thing”

 

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