注目度はあまり高くありませんが、これ盛り上がりそうな予感がします。
Nintendo Switch Onlineで遊べるファミコンのゲームの中に「サッカー」というソフトがあります。発売は1984年。これが任天堂が世の中に送り出した最初のサッカーゲーム。僕は、当時フルプライスで購入し夢中になった世代です。先日改めてプレーしてみましたが、いろいろとしんどいです。
日本国内ではウイニングイレブンの一強時代が長く続き、任天堂はサッカーからは撤退状態。そんな任天堂が久しぶりにサッカー界に舞い戻ってきた。それがこのマリオストライカーズバトルリーグ。
スーパーマリオストライカーズ(2006年GameCube)
この2作を経た15年ぶりの新作です。
こんなところが魅力
マリオサッカーにしなかったところがいい
普通のサッカーゲームは、11人のキャラを操作するのが面倒。一人の人間が管理できるキャパを完全に超えています。実際のサッカーは11人が適正人数なのですが、ゲームに落とし込むには多すぎる。
ゲーム開発者の方々はそれをよくわかっていて、任天堂の初代サッカーも6人でプレーする仕様でした。(処理能力の限界もありますが・・・)
それから38年。時代は進化し、マリオも成長しました。
このバトルリーグは5人vs5人(キーパーはオートなので実質4人vs4人)
これくらいの人数がちょうどいいです。
タックルやアイテム使用など、普通のサッカーだと禁止されている行為。
ゲームだから許されます。
実際のサッカーには怪我がつきもので、タックルなんかしたら追放されます。
「タックルしたら面白いよね」それが許されるのがゲームです。
サッカーをベースにしたなんでもありのエクストリームスポーツ。
マルチプレイを遊んでみての感想
ここからが本題ですが、数時間のトレーニングモードのあと、実際にマルチプレイを遊んでみたのでその正直な感想を書きます。
1 バタバタしすぎててキャラを管理できない
これが率直な感想です。
ボールがどこにあるのかわからないし、何をされたのかがわからない。
普通のサッカーではないことはわかっていてもパスを繋ぎたくなるのが人情。それを許してくれません。
自分が操作を把握していないのもありますが、めまぐるしい展開に全然ついていけません。もうちょっと操作を把握してからやってみますが、現状では楽しいと感じるまでにはかなりの訓練が必要です。
2 戦犯が確定しやすい
サッカーでは一点が重いので決定的ミスがわかりやすいです。
この点は同じ任天堂のマルチ対戦型ゲームのスプラトゥーン2などとは違います。
今は不特定多数のマルチプレイしかできませんが、負けた時に「自分のあのミスが・・・ごめん」となり、非常に気まずい空気になります。みんな操作に慣れてない今だから許されますが、操作に慣れてからは厳しくなりそう。サッカーは一つのミスが負けに直結するので、不特定多数とのマルチプレイでは荒れそうですね。
気心しれた友達との対戦プレイで留めておくのが良さそう。
3 キーパーのブンブンがめちゃくちゃ優秀。
ブッフォン(イタリアの名キーバー)レベル。ファインセーブを連発するので見てて気持ちいい。
4 キャラの動きが細かい
プレイの最中は気づきませんが、じっくり見るとキャラがいい動きをしています。
BGMもロック調の曲が多く、盛り上げてくれます。
5 操作を覚えるのにかなり時間がかかる
マリオカートと比べてかなり複雑。
シュートとパスの使い分けくらいはすぐできますが、それ以上の操作は練習が必要です。
高等テクニックも存在し、
パーフェクトシュート
パーフェクトタックル
パーフェクトダイレクトパス
パーフェクトダイレクトシュート
この4つからないパーフェクトアクションは決まれば気持ちいいがタイミングがかなりシビア。そもそもあの激しい状況の中で使い分けるのはかなり難易度が高い。
自分のイメージどおりに動かせるようになるには相当の覚悟が必要です。
ファーストキック(オンラインテストプレイ)開催期間
6/4 12:00-13:00 20:00-21:00
6/5 4:00-5:00 12:00-13:00 20:00-21:00
6/6 4:00-5:00
まだまだ機会はありますので、ぜひ遊んでみてください。
オンライン対戦がメインなので、Nintendo Switch Online加入者限定です。
※イベント開催時間外はトレーニングモードのみプレイ可能です