一人暮らしをしていた祖母が亡くなったため、NHKの解約手続きを開始しました。
まずはネットで下調べ。
ネットでの解約はできませんので、電話~書類という流れになります。
解約にはNHK契約者番号が必要とのことですが、こちらではわからないのでそのまま進めます。わかっていることは祖母の家の住所と電話番号のみです。
1 NHKふれあいセンターへ電話 フリーダイヤル 0120-151515
受け付け時間は午前9時から午後6時(土日祝日も受け付け)
2 最初は音声ガイダンスでのやりとり
「解約」という項目はありませんので、「その他契約内容の変更」を選びます。
選択した番号は3だったような気がします。
3 次にオペレーターさんと繋がります
「解約をお願いします」
「祖母が亡くなりました」
「世帯が消滅します」
これくらいの情報を伝えると次に進みます。
契約者番号がわからず、契約をしていたことの確認が必要なので、
「祖母の名前」
「祖母の住所」※郵便番号は必要ありませんでした
「電話番号」
を伝えました。
亡くなった日も聞かれますので覚えておく必要があります。
これで一応契約の確認は取れ、解約手続きに進めます。
4 解約のための書類送付の依頼
電話をした人間(私)の住所・名前・電話番号を伝えます。
名前に使っている漢字等も聞かれますので、伝えます。
伝える必要があるかわかりませんが、孫であることを伝えるとスムーズです。
ちなみに伝える電話は携帯でも大丈夫です。
書類到着まで1週間かかるとのことです。
5 書類の記入と提出
放送受信料返金先指定書という書類のみが入った小さな封書が届きます。
端がギザギザになっていますが、上の書類はコピーしたものです。
「解約」という項目ある書類は入っておらず、不安になりますが記入して送付。通帳 番号に右詰め記入の一番右が色付きのマスになっていて非常にややこしい。記入ミスを誘って少しでも多く集金しようという悪意に感じてしまいました。
これが届いた時点で引き落としが停止になるのかな。
6 電話連絡
NHKから記入漏れがあるとの連絡が入る。
口座名義人の名前を書き忘れていたらしい。確かに書き忘れてます。
返金先名義を伝え、手続きは終了です。
最後に
知っておいてほしいことがいくつかあります。
引き落とし先に指定していた故人の口座が凍結して引き落としができなくなっても、受信料支払いの義務は発生しています。解約しないかぎりそれは続きますので、速やかな解約が安全です。
うちの場合は、老人ホームへの入居してからの死去でしたが、社会福祉施設等の入居者は全額免除になるということが調べているうちに発覚しました。
この「受信料免除」というシステムを知らなかったので、老人ホームへの入居期間中も払い続けていました。しかもばあちゃんBSに加入してました。多分おじさんが生きている頃に入っていたのをそのままにしていたのでしょう。一度設備を入れてしまうと見なくなって解約というのができないシステムにも問題がありますね。
加入者不在のまま、無駄に払い続けた受信料はトータルで10万円は超えてます。
申請すれば返ってくる可能性があるのかもしれませんが、手続きが面倒なのでNHKにプレゼントすることにしました。面白い番組を作ることに使ってもらえると幸いです。
年間で約14000円。アマゾンプライムが約5000円だということを考えれば、サブスクとしては異例の高額です。
老人以外誰も見ていないNHK。その維持費を現役世代にも負担させる意味がわからない。普通に考えたら、仕事頑張っている人はTV見る暇ないでしょう?
時代遅れのTVというシステムにすがり続け、誰もが変わろうとしている世の中で非効率を続けている理由が全くわからないのです。
うちのばあちゃんの家は、年金が入った翌日にNHKの受信料が引き落としされるようになっていました。電気やガスよりも先に引き落としてやろうという魂胆が見えて怒りすら覚えました。
やり方が完全にヤクザ。そんなことやってるから、嫌われるんだよ。
集金方法も含めて、払う価値があるサブスクだとは思えません。
締めの言葉くらいポジティブなことを言いたいのですが、NHKに関しては全く浮かんできません。とにかく時代が変わって、不当な課金方法を改めて誰もが納得する料金にしてほしい。それを祈るのみです。