中学二年生の時、クラス代表として生徒会長に推薦された。
誰もやりたがる人がいないので僕に押し付けられたというのが正直なところ。
人望もなかったし、肝心の僕に全くやる気がなかった。
そしてクラス全体の「アイツでいいんじゃねえの(笑)」の雰囲気に心底腹が立った。
絶対に当選しないための選挙運動を開始した。
やる気のないポスターを作り、
やる気のないスローガンを掲げ、
やる気のない演説をした。
とにかく目立たないように、目立たないように細心の注意を払い選挙活動をした。
落選という名の大勝利。
あの時は最高に気持ちよかったな。
その頃をピークに僕の成績はどんどん下がっていった。
勉強が少しできると、生徒会長を押し付けられてしまう。
頭が良いと思われるとロクなことがないと悟ったのかもしれない。
選挙に意図して落選できるほどの最低限の頭脳は持っていた。今思えばそれだけで十分。
世間を見渡せば
自分は頭がいいアピールする人
自分は頭が悪いアピールする人
この2パターンがほとんど。
共通するのは勉強をやめてしまっているということ。
勉強とは一生続けるもの。
自分は頭がいいと勘違いしてしまうのは勉強をしていないということ。
上には上が必ずいる。
自分が頭が悪いと卑下するのも、勉強する気がないということ。
そんな暇があれば本でも読めばいい。
何事も勉強をやめた人から脱落する。
学校で本当に教えなければいけないのは、勉強ではなくて勉強を続けることのメリットなのかもしれませんね。
勉強は絶対にあなたを裏切りませんよ。