正確には通常盤からアップグレードした「ゴーストオブツシマディレクターズカット」なのですが、長くなるのでDLC壱岐之譚と表記しました。ご了承ください。
DLCのプレイ時間とクリア状況
イージーモードで、本編の仁之道、浮世草、伝承を全てクリア、本編での蒙古の拠点も全開放してからDLCに臨みました。それまでにかかった時間は約79時間でした。
壱岐之譚 完了
伝承 2/2
蒙古の拠点 6/6
神社 1/1
秘湯 2/2
かがり火台 2/2
風の祠 0/3
稽古台 2/2
刀競べ 2/4
弓の修練 4/8
猿の霊地 3/3
鹿の霊地 3/3
猫の霊地 3/3
父との記憶 2/5
境井家の旗 2/30
文と書状 壱岐 11/25
その他和歌や石碑などは本編でもコンプしてなかったので、除外しています。
DLCをこれだけ進めて、かかった時間が約13時間。
結論を言うと、内容的にもストーリー的にも大満足のDLCでした。
DLCの良かったところ 5選
1 猫がかわいい
いつ猫を撫でれるのか、それだけを楽しみにクエストを進めていましたが、猫の霊地を訪れた時は興奮しましたね。撫でた時の仁もいい顔してました。もちろん、猿も鹿も愛らしく、この殺伐とした世界の中で動物の癒し効果を改めて感じました。
2 馬での突進が最高に気持ちいい
馬突猛進。馬が無双すぎて、とにかく爽快でした。
新機能「馬力」は、馬で突進することで敵をなぎ倒すという技。やってみるとわかりますが、これが気持ちいいんです。
さらに伝承「境井正の形見」をクリアして「馬鎧」を手に入れることで、
・耐性アップ
・馬力の威力が50%アップし、一撃で剛兵を倒せる
・馬力で敵を倒すと、10%の確率で気力が3回復する
この3つが追加され馬上戦がかなり有利になるので、伝承を優先してクリアしたのは正解でしたね。一気に戦闘が楽しくなり、道中蒙古兵が現れるのが待ち遠しくなります。
このスキルは対馬にも持ち帰れるので、新しく始める人や二周目をプレイする人は壱岐島を訪れられるようになった時点で、この無双スキルを取っておいて損はないですね。
ただ壱岐島は敵も強く、難易度が高いので1周目(初心者)には厳しいかもしれません。初見ノーマルモードでプレイされている方は、壱岐島のみイージーにすることをオススメします。
3 ストーリーが秀逸
ネタバレになるので多くは語りませんが、本編同様ストーリーが良かった。
今自分が直面しているテーマとも重なったので、胸にこみ上げてくるものがありました。
4 相変わらず景色が美しい
ツシマでは、黄金寺のイチョウや彼岸花畑が絶景でしたが、DLCに新しく追加された「藤棚」の美しさは尋常じゃなかったですね。
あとは南部の砂浜エリア、猿島あたりの景色も好きです。
5 弓の修練が楽しい
まだ全部クリアしていませんが、これやりがいがありますね。
最高ランク(黄金)は制限時間が7秒というめちゃくちゃな設定も好きです。忠頼装備や弓系の護符を揃えて、集中モードを使えばギリギリ達成できますよ。
DLCの悪かったところ 5選
1 神社、猿岩の迷路が複雑
どこに行くのがわからなくなり、途方にくれました。
2 舟座の津の構成が複雑
ゴールにたどり着くのにめちゃくちゃ時間がかかりました。
このゲームに「謎解き」は求めてないと思うんですよね。複雑すぎて断念するレベルだったので、そういうストレスはかけないでほしかったというのが正直な気持ちです。
3 マップが見辛い
これは本編共通なのですが、雰囲気と世界観重視にしたため、マップがとにかく見辛いです。あとはコンプ欲を高めるためにも、収集品タブに入れられている「秘湯18/20」「神社15/17」みたいな表示もマップにあった方が良いと個人的には感じています。
4 護符が増えすぎて管理しきれない
護符の組み合わせは防具(鎧)に登録できますが、鎧の種類には限界があります。お気に入りの組み合わせを無限に登録できると便利です。登録が面倒なので、ずっと同じのでプレイしてます。あとは「見た目装備機能」もあると嬉しいです。
5 「力競べ」難しすぎ問題
剣技を競うミニゲーム「力競べ」の難易度が高いです。僕が下手なだけなのかもしれませんが、応安に勝てません。
「たけ」のキャラは好きでした。
まとめ
悪いところは無理やり挙げたみたいなところがあるので、基本的には大満足です。2200円でこれだけ遊べるなら余裕で元は取れています。
トータルのプレイ時間がまもなく100時間を超えそうですが、やっぱりこのゲームは神ゲーだったと改めて感じましたね。
アクションゲームが下手な僕ですら、アクションが楽しい。それほどバトルが洗練されています。
初見プレイの方は最初の5時間が忍耐を強いられると思いますが、操作に慣れてくるとバトルが楽しくなります。ハマるかどうかは、そこを乗り越えられるか次第でしょう。
あとはCEROZになっていて、目を背けたくなるような残酷なシーンや描写もありますので、万人にオススメすることはできません。僕も流血はしんどいので、ずっとオフでプレイしています。
ストーリーも「勇者が世界を救う話」ではないので、基本的には哀しい話が多いです。それを味わうゆとりがある人にはぜひプレイしてほしいですね。
オープンワールドでの探索を楽しむよりも、バトルの爽快感を楽しむ。
そして哀しい世界の中、美しい景色や野生動物に癒される。
ゴーストオブツシマはそんなゲームです。