かなり古い話ですが、森元首相がクリントン元大統領にHow Are You?と間違えてWho Are You?と言ってしまったという逸話。
「私はヒラリーの夫だ」
というクリントン氏の返しが秀逸ですよね。
大統領に向かって「お前は誰だ?」ってどんなコントよりもコント。何年経っても笑える話です。
■ウォッチパーティーに感じる違和感
アマゾンプライムビデオのウォッチパーティーという機能の存在を昨日知りました。
1 ホストの人がコンテンツを選択
2 そのリンクを公開
3 リンクから入場することで誰でも同時視聴可能
これを使うことで、Youtubeやニコニコ動画みたいにチャット(コメント)しながら映画を観れるらしいのです。
「はーい、今からボヘミアンラプソディー観るよ~~」
「誰か一緒に見ませんか?」
ちょっと気持ち悪いなあと感じてしまいました。
映画館あるある
・5分おきにスマホを覗き込む女子高生
・名場面でポップコーンをむさぼるおっさん
・マナーモードのバイブ音
・子供の喚き声、おっさんのいびき、おばさんのトイレ
とにかく映画に集中したい僕にとって映画館は地獄のような環境です。
不特定多数とのウォッチパーティーって自分の家にわざわざそれを持ち込むってことですよね。
映画を堪能している貴重な時間に他人を介入させて何をしたいの?
と僕は思ってしまいました。
誰かと語りたければ映画を観終わった後にすればよくないですか?
僕はそうしてますよ。それで十分です。
貴重な没頭時間をわざわざマルチタスク化する意味が僕にはわかりませんが、他人とワイワイ映画やアニメを見るというのが楽しいという人がいるのも事実で、これも時代の流れなんですね。勉強になりました。
今はPCのブラウザでの視聴のみが対象で、そのうちアプリでの視聴にも対応するみたいです。そうなると悲しいことですが、必ず荒らしが出現します。みんなで楽しくマナーを守ってワイワイする。簡単なことのようで難しいことなのです。
ラピュタがTV放映されるたびに発生する「バルス」すら理解できない僕にとってはウォッチパーティーは不要の機能ですね。映画は1人でおとなしく観ます。
■現実は映画よりも狂っている
昨日はアマゾンプライムで映画を二本観ました。
「トレインスポッティング」と「ディープインパクト」です。
トレインスポッティングを一言で表すと狂気。ユアンマクレガーはジャンキーにしか見えないし、相変わらずベグビーがベグビーしていて笑いました。ベグビーは動詞にしてもいいと僕は思っています。
どうしようもない麻薬中毒者たちの退廃的生活を描くという希望も何もない映画なのですが、もし希望を見出すとすれば、これを観たら危険なドラッグには手を出そうとは思わないということと、悪友とは縁を切ろうと思えることくらいでしょうか。
ただ音楽はメチャクチャかっこいいです。それが唯一の救い。
ディープインパクトは何度も観ているのですが久しぶりの視聴。良い映画でした。
見逃しがちの前半に意外な名言が潜んでいました。
不倫やスキャンダルを追っていたレポーターの女性。
そんな彼女のターゲットにされた元長官が彼女に言います。
「君は今はレポーターだが、かつては人間だったはずだ」
長官の娘のレポーターを蔑む目が痛烈でした。
名声を追って人間性を失っていた彼女が最後に想い出のビーチで父親と和解するシーンは感動的でした。最後の最後に人間に戻れたのです。
隕石発見以降のお話がメインなのですが今回は割愛します。
僕の中ではアメリカ初の黒人大統領はオバマさんではなく、モーガン・フリーマン。いい演技見せてくれています。モーガン・フリーマンが出ている映画にハズレなしです。
「君は今〇〇だが、かつては人間だったはずだ」
そう感じる人がたくさんいます。本当にたくさんいます。
ここからは映画ではなく現実世界の話です。
お金をエサにテキーラを女性に無理やり飲ませてそれを喜ぶ狂った人々。
「テキーラチャレンジ」という映画ディアハンターのロシアンルーレットのような世界が現実に存在することに驚愕しました。トレインスポッティングの世界以上に狂っています。あのベグビーすら可愛く見えるほど。
事実は小説よりも奇なり
現実は映画よりも狂なり
あんな遊びが楽しい時点でもう人間ではないよ。
人間へのリスペクトを欠いてしまうと必ず不幸が訪れる。強烈な教訓です。
もっと楽しい生き方たくさんあるのにって思うし、幸せも身の回りに転がっているのにって思います。人としての感性が死んでいたんでしょうね。残念です。
今日はドラクエ11を進めて、トレインスポッティング2を観ようかな。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
寒くなってきたのでご自愛ください。