iPhone購入のセットで付いてきたAppleTV+(アップルTVプラス)の1年間無料視聴。
その中の番組Long Way Upにどハマりしております。
邦題はユアン・マクレガー大陸縦断バイクの旅。
Long Way Upは俳優のユアン・マクレガーと同じく俳優・作家のチャーリー・ブアマンの2人がバイクで世界中を旅をするドキュメント。アップルTVプラスの番組のラインナップの中ではこれが一番面白そうだったので見始めました。その期待のさらに上をいく面白さです。
冒険が好き、旅が好き、バイクが好き、絶景が好き、自然が好き、キャンプが好き、スターウォーズが好き、ユアンが好き、働きすぎでストレスが溜まっている、コロナでどこにも行けず疲れているetc
あらゆる方面のニーズを満たせるので老若男女どんな人にもオススメできます。
■簡単な番組紹介
Long Way 〇〇はシリーズ物となっています。
第一弾 Long Way Round(2004)
ロンドン→ニューヨーク(ロシア・モンゴル経由)
第二弾 Long Way Down(2007)
第三弾 Long Way Up(2020)
アルゼンチン・ウシュアイア→アメリカ合衆国L.A.
第三弾のLong Way Upは先日2020年11月13日の放送で無事にゴールを迎え完結したばかりのまだ新しい番組です。
この番組やシリーズについては何も知らなかったのでとりあえず最新作から見始めました。まだエピソード4(第4話)を見終わったところですが、かなり引き込まれています。ドキュメンタリー番組としてはかなり質が高いです。
初めて見るパタゴニアやアンデスの絶景には魅了されました。僕は南米について何も知らないので、登場するすべてが刺激になるし勉強にもなります。こんな美しい場所がまだ地球に残っているのかと感心しています。
今回の旅は、エピソード1でのバイクの調達から見ごたえがあります。
新しい挑戦となる電動バイクを利用した旅。この新しい要素が追加されたことで、さらに難易度が上がりただの旅番組ではなくなっています。
僕は電動バイクが存在することすら知りませんでしたし、まさかあのハーレーダビッドソンが電動バイクを作っているなんて夢にも思いませんでした。時代は変わっています。
バイクの調達はもちろん、充電場所の確保や寒さによるバッテリー劣化との戦いも見ものです。エピソード2や3はバイクでの旅よりも、バッテリーや寒さとの戦いの要素の方が大きいです。
困難をなんとか克服して進む2人のバイク好きのおじさんたち。そしてそれをサポーツする熱い思いを共有できるスタッフたち。それを観ているだけで熱くなってきます。
偉業を成し遂げようとする冒険家たちに心から拍手を送りたい気持ちになります。
■ユアン・マクレガーに理想のおっさんを見た
ユアン・マクレガーを初めて知ったのはトレイン・スポッティングという映画。あの時代、若者の間でめちゃくちゃ流行った映画なので30代、40代の人の中には観たことのある人も多いのではないでしょうか?
その後スターウォーズのオビワン・ケノービに抜擢され、一気にスターとなりましたが、本人的にはスターであることをそんなに居心地が良いものだとは感じていないみたいで、いわゆるセレブ感は皆無。有名人オーラみたいなのは全く画面からは伝わってきません。そこが観ていて心地いい。
バイクが大好きな俳優さんがたまたま縁あってオビワンを演じた。そんな感じなのかもしれません。
「オレはただ人生を楽しみたいだけなんだ。冒険をしたいだけなんだ」
画面から滲み出てくるユアンの人間としての偉大さに魅了されました。
人生を楽しんでいるおっさんは美しい。
やりたいことをやっている人間はかっこいい。
そんなことを感じます。
ユアン・マクレガーの人としての魅力。そして南米の壮大な自然。見所は多いです。今後北上していくに連れて、どんな絶景や試練が待ち受けているのか楽しみです。
ユアンマクレガーが好きになる。
南米に興味が湧く。
スターウォーズを観たくなる。
Long Way Upはそんな番組です。
■視聴する際の注意点
僕はAmazon Fire Stick TVにApple TVのアプリを入れて視聴しています。
アップルTVプラスは高解像度が売りなので、基本的にデータが重いです。
一度iPadに番組をダウンロードしてみましたが、その1エピソードのデータ量は3GBを越えるものもありました。
iPhoneやiPadなどで視聴する場合は、データ節約モードがあるみたいですが、それでもかなりのパケットを消費します。4G回線などのモバイルデータ通信での視聴はすぐに速度制限がかかるのでお勧めできません。
うちのWifiは3日で10GBを超えると速度制限がかかるので、1日1エピソードを楽しむくらいがちょうどいいです。休みの日にまとめて観る、みたいなのは無理ですね。
昨日はデータ残量に余裕があったのでこのシリーズの原点、2004年のLong Way Roundのエピソード1を見ました。ユアンが若いし、チャーリーの髪も長い。
スターウォーズEP3シスの復讐の公開年が2005年なのであの頃のユアンに会えます。
おじさん度は皆無。オビワンというよりも、トレインスポッティングの主人公レントンに近い見た目です。番組内での言動も今に比べて少しやんちゃなような気もします。
こちらもLong Way Upが終わったら視聴する予定。楽しみです。