内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

おっさんがサイコパスにイジメられた話その2

 前回の記事の続きです。

 

周りの人はわかっていてなぜ放置するのか

その人がただの異常者で典型的なサイコパスだったことが明らかになったので気は晴れましたが、問題はそれを助長して放置してきた人がいたということです。

 

主犯格が明確な意図を持って僕に不愉快な思いをさせているというのは、雇用主を含めて全ての人がわかっていたはずです。僕の前に働いていた人がいじめられて辞めたということも知らないはずがありません。もちろん雇用主はいじめには参加しませんでしたが、共犯者の2人は完全に見て見ぬふりしていましたね。

何かしらの嫌がらせが明らかに行われていて、それをスルーできる感性。そこに一番の恐怖を感じました。

 

共犯者の2人は別に主犯格と仲が悪いわけではなく普通に仕事をしているので、結局3対1の構図になります。

「いてもいなくても変わらない」

こういう想いを間接的にでも伝えられるのってかなりダメージがきます。

主犯格ほどの攻撃的な言動はありませんでしたが、見て見ぬふりをされるのもかなり辛いものがありました。はっきり言って同罪ですね。

 

立場的に主犯格に従うしかないとか、忙しくてそれどころじゃないとか、人間関係のケアしてる余裕がないとか、資格がない人が来るべき職場じゃないとか。その共犯の2人にもいろいろ言い分はあるでしょう。それはわかります。

 

だったら言えばいいと思うんですよね。

「申し訳ないけど、辞めたほうがいいよ」って。

 

そしたら僕もすぐに辞めてましたよ。「自分がいなくても仕事は回っている」っていう空気は感じていたから、めちゃくちゃ居心地悪かったし、神経すり減らしてまでお金ほしいと思ってないですからね。

 

明らかにいじめられている人間を見て見ぬ振りできる。なかったことにできる。それを正当化する。放置しても何も思わない。これってめちゃくちゃ怖いことです。

もちろん主犯格ほどの悪意はないってことはわかります。その2人は名前を呼んでくれてましたから。

 

社会や労働があの人たちをそうさせているのか。

もしそうなら働かなくてもいいから家で寝ててほしい。

 

最終的には主犯格の自滅みたいな形で「イジメが蔓延する職場」は変わったみたいですが、共犯者の人たちは自らのチカラで何も解決できないまま終わりを迎えました。

 

人間性をなくしてまでお金稼ぎたいか?

率直な疑問が湧いてきます。

 

個人主義の僕ですが、もし止むを得ずこの共犯者の立場になってしまったら絶対に言いますね。「悪いことは言わないからここは辞めた方がいいよ」って。あの空気に耐えられないから。

 

明らかに嫌がらせを受けている人を放置できる人々も確かに存在する。勉強になりました。自分のやりたくないことを我慢して1日8時間、週5日働き続けると人はもれなくああなってしまうのかもしれません。まあ、あの人たちも疲れていたんでしょう。それは間違いありません。

 

サイコパスは仕方ない。そこは諦めましょう。

フツーの人々がフツーの人のふりをして普通じゃない振る舞いを日常化させている。そこが一番の問題です。

 

世の中には感情をなくさないとお金がもらえない職場もあるのです。

それを「仕方ないこと」「社会では当たり前」と正当化して生きている人もいます。

そんな職場で働かなくていいように自分の技を磨いていこうと思います。

 

逃げれば解決、立ち向かう必要はない

ここは明らかなブラックな場所なのか、それとも自分が怠惰なだけなのか。

その葛藤がずっとありました。そういうのって主観的なことなので外からの判断は難しいところがあります。だから人は見当違いのアドバイスをしてしまうのかもしれません。

 

「気にしすぎだよ」とか。

「そんなの気にしなければ大丈夫だよ」とか。

 

いま辛い思いをしている人がもしこれを読んでいたら一つだけ実行してほしい。

 

逃げる

それだけで変わります。

 

おっさんも逃げました。羞恥心もプライドも全て捨てて逃げました。逃げるは恥だが役に立つ、それは真実でした。

人の痛みの分からない人は、決して人の痛みが分かるようにはなりません。そういう回路が頭の中にないからです。我慢しても相手はつけあがるだけです。

 

他人への敬意を一切欠いた自己中心的な振る舞い。

それがイジメであるかどうかは別としても、何かしらの迷惑行為であることはまちがいありません。そんな行いをする人と長く接すれば接するほど精神は確実に病んでいきます。

 

嫌な職場なら辞める。

嫌な友達なら縁を切る。

嫌な親類だったら家を出る。

 

その行動だけが自分を救います。

逃げると見えてくる明日もあります。

 

今思えばあそこは自分の戦う場所ではなかったなと納得できます。逃げたからこそそういう冷静な判断ができるのです。

あの時点で限界は来ていましたが、もし逃げていなかったら恐ろしいことになっていたかもしれません。

 

去年の今頃苦しんでいた自分に言ってあげたい。

「お前は2ヶ月後その苦痛から解放されるよ。そして1年後には、アホみたいな顔してリングフィットアドベンチャーのビクトリーポーズやってるから安心して」

 

自分にとって快適な場所は必ずあります。意外と簡単にその環境は手に入ります。

決して戦おうとしないでください。逃げる事に対してどうこう言ってくる人も無視しましょう。あなたの感じていることが全てです。

 

逃げれば絶対に人生が変わります。

逃げないと何も始まらないのです。

 

長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

綺麗事では生きていけない世の中なのかもしれませんが、その綺麗事を大切にできる人が少しでも幸せになれるよう願っています。

 

どうしても仕事を辞めたい時の対処法などかなり具体的に書かれています。

 

 

2021年6月末現在、 AmazonPrimeReadingで無料で読めます。

 

 親・兄弟・上司、支配したがる人の元にいると必ず病みます。対策は一つ。

逃げましょう。それしかないです。対処しても無意味。