内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係や楽な働き方について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

DQ11 デルカダール城での和解

ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。

 

犬のルキ、エマ、母ペルラ、村の人々、デルカダール王。

最後の砦で全ての人々との再会を果たし、残るはあの男だけとなります。

 

■グレイグの想い

王の命令を受け勇者(主人公)を悪魔の子だと信じ、追い続けてきた英雄グレイグ。

ずっと敵対関係にあったこの2人が一体どういう会話を交わすのか。

 

グレイグの最初の言葉は、「生きていたのか」でした。

 

「散々無実の人を追いかけ回しといて、もっと他に言うことあるだろ」と思いましたが、ここはぐっと我慢。ストーリーの進行に身を委ねようと思います。

 

人を恨んじゃいけないよ。

ケンカをしちゃいけないよ。

こんな母の言いつけを愚直に守る勇者。16歳の若さでこの精神の成熟度。立派です。

ドラクエが貫いてきた主人公の無言。その美学がここに実を結びます。

 

悪く思わないでくれ。

グレイグほどの男でもいまだこれまでのことを整理できておらん。

デルカダール王も優しくフォロー。王であるとともに、グレイグの良き理解者でした。

 

ただただ自分に厳しく、妥協や甘えはゆるされない。英雄という役割をひたすらこなす。グレイグにはグレイグとしての苦悩があります。

 

最後の砦を襲ってくる魔物たちを撃破。その強さをみてデルカダール王は作戦を決行することを決意。勇者とグレイグの2人にデルカダール潜入ミッションを与えます。

 

まさかの堅物との二人旅。これは過去最大級の試練、こんなに気まずい旅はありません。この場にシルビアさんがいてくれたら・・・

 

出発前、母ペルラが息子と話をさせてとグレイグに嘆願します。これが最後になるかもしれない場面。グレイグが母にかけた言葉は「手短にな」でした。

この非情さ、この堅物め。

 

リタリフォン ご婦人を砦へ送ってやれ

不器用すぎる男が唯一見せた優しさ。グレイグの愛馬による護衛で母ペルラは砦へ。

リタリフォンは優秀だな。

 

そしてグレイグと主人公は徒歩でデルカダールへ向かいます。

終始無言の主人公と堅物の英雄グレイグ。もっとも相性の悪そうな2人の最初で最後の二人旅。この重苦しい空気は解消されるのか。

 

■グレイグ一度目の謝罪

地下水路を抜け、なんとかデルカダール城へ到着。

栄華を誇ったデルカダール城も無残な姿に変わり果てています。そのデルカダール城を探索する中で、グレイグとホメロスの少年時代やホメロスが魔王に魂を売ってしまった理由が丁寧に描かれます。

 

王の私室へ忍び込むためのヒントとなる少年時代の回想シーン。仲睦まじいグレイグとホメロスの若かりし頃が映し出されます。しかしそれはあくまでも過去という甘い幻想。それを振り払うためについにグレイグも決意します。

 

今までの非礼をわびる。すまなかった。

この先に誰が待ちうけていようとも俺は戦う。

もう二度と俺の剣が道に迷わぬようチカラを貸してくれ。

 

主人公の旅も辛いが、グレイグの旅も同じくらい辛いはず。

親友を斬らなければいけない。その親友が敵となってこの先に待っているかもしれない。そんな緊張感のある場面だからこそできたこの正式な謝罪。

 

最後の砦での再会時に安易に謝罪させずに、ここまで謝罪を引っ張るという演出。素晴らしいです。

ここも間違いなく名シーンです。

 

台所から王の私室につながる秘密の通路を抜け、玉座の間へ。

やはりあの男が待ち構えていました。