内向型の逆襲

主に人間関係や楽な働き方について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。ゲームが好きなのでゲームの記事が多めです。

DQ11 盤石なるデルカダールの未来

ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。

 

邪神ニズゼルファの復活を王に報告した主人公たち。

しばらくのあいだマルティナと2人にしてほしいと王に頼まれます。

 

■マルティナの戴冠式

 

デルカダール王国・・・強く美しい国じゃ。

 

王が秘めていた思いをマルティナに語り始めます。

ルノーガに乗っ取られていたあいだの娘の成長を見守れなかったこと、苦労をかけたことを素直に詫びます。

 

本来はお前は戦いなどしらず

おだやかで幸せに満ちた

この王国の姫として生きるべきだったのだ。

 

お前はもうじゅうぶんに戦った。

今からでも遅くはない

デルカダールの姫として生きてもよいのだぞ?

 

王としてではなく、1人の父親としての当たり前の提言。

それに対するマルティナの返答が美しかった。

 

・・・お父さま。

マルティナはこの16年の月日を悔いたことなど一度もないのです。

この16年マルティナは守るべきものを探す旅を続けてきました。

・・・つらいこともたくさんありました。

我が身の悲運を哀れんだこともありました。

けれどその日々の果てに、かけがえのない大切なものを見つけたのです。

お父さまにロウさま。愛する祖国。

優しき民たちと信じられる仲間たち。

・・・そのすべてが生きるこのロトゼタシア。

私は守るべきものを見つけたのです。

・・・誰のためでもありません。

私は私の大切なものを守るため戦うのです。

 

このマルティナの成長を見て、王はある決意をします。

 

これは・・・お前が女王になる日に

渡そうと思っていたのだが、今がその時のようじゃ。

受け取ってくれ。

 

王はマルティナの母の形見でもある「おうごんのティアラ」を手渡します。

 

ではマルティナよ。行っておいで。

すべてが終わり世界に平和が訪れたなら

共に暮らそうこのデルカダール王国で。

 

・・・はい!

行ってまいります!お父さま!

 

この時のマルティナの笑顔が最高でした。

 

それぞれが辛い16年を過ごしたにも関わらず、それでもまだお互いのことを思い遣れる。

この強くて優しい2人がいる限り、デルカダール王国はまだまだ大丈夫そうです。

あちらの世界の最後の砦での2人のやりとりも良かったですが、こちらの世界のデルカダール城でのこの会話の方が希望に満ちていて好きですね。

 

■デルカダールの2つの物語

このデルカダール城でこの王に「悪魔の子」と汚名を着せられる。思えばそこから主人公の辛い旅が始まりました。あの時は完全に敵キャラだったデルカダール王。まさか彼にこんな時が訪れるとは想像もしませんでした。

 

こちらの世界のデルカダールで新たに紡がれた2つの美しい物語。

サブイベントとして片付けるには惜しいほどの悲しい物語と優しい物語でした。

 

グレイグとホメロス、王とマルティナ。

生きている間に和解できなかった者たちと生きている間に理解しあえた者たち。デルカダールのリーダーたちのそれぞれの物語ははっきりと明暗が別れました。

 

誰もが避けたいと思っている悲しい結果。

それを迎えてしまっても、ぶれない強さと枯れない優しさを持っている者ならその悲しい結末ですら変える術は残っている。マルティナとグレイグは自らの生き様でそれを示してくれました。

 

この偉大な2人が仲間であり、パーティーにとっても要の「盾と矛」であることを頼もしく思えます。

 

 

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S - PS4

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  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: Video Game