ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。
DQ11sの追加ストーリー。
シルビア編がけっこうボリュームがあったので、他のキャラたちも同じくらいあるのかと思いましたが、かなりコンパクトにまとめられています。
マルティナに続いてカミュ編。
街の探索もないので、うまくやれば30分で終わるのではないかというほど短いのですが、内容は濃厚でした。そして衝撃的な結末が待っていました。
■生きてさえいれば思い出はまた作れるというカミュの決意
目覚めると、どこかの牢獄に捕らえられています。あの若さにして、すでに牢獄が似合う男はそうそういません。
そのお供はまさかのホイミスライム。ホイミンかと思いきや、名前はホミリン。声もかわいいです。毎度のことですが、ホイミスライムの見た目には癒されます。もう敵という認識はありません。
ここでのBGMはドラクエ4のダンジョンの曲。
カミュの追加ストーリーは、DQ4のライアンとホイミンの冒険の雰囲気を感じずにはいられません。
牢獄の鍵を遠隔操作で開けてしまうという謎の能力を持ったホミリン。それだけでなく名乗ってもいないのにカミュの名前を知っている。絶対にただのホイミスライムではなく、何かが憑依しているのは間違いない。
ダンジョンを抜けるとそこはまさかの断崖絶壁。さらに宙に浮いている何かしらの上にいることが判明します。
マルティナ編のブギーに続いての六軍王ガリンガ登場。声も悪役系の低くて重い声だし、見た目もかなり強そうです。邪竜軍というだけあって率いているのはドラゴン系のモンスターばかり。
バトルの音楽もドラクエ4からの流用。超名曲「栄光への戦い」にテンションが上がります。これぞドラクエですね。
地の底で出会う勇者にチカラを貸せ。
さすればお前の贖罪も果たされるだろう。
・・・この言葉を覚えてる?
絶体絶命のピンチの中、ホミリンの正体が徐々に明らかになります。
キミの一番大切なものは何?
というホミリンからの問いかけ。
カミュの脳裏に浮かんだのは仲間たちの姿でした。
このピンチを切り抜けるためにはその大切な記憶を失うかもしれないよ。
と確認するホミリン。
カミュは選択します。
かまわねえ!オレにチカラを!
生きてさえいれば思い出はまた作れる!
ホミリンが授けた力によってカミュはパワーアップし邪竜軍団を一掃。それでもその強さもガリンガには通用せず。カミュは断崖絶壁から落下します。
ホミリンから本来の姿に戻った預言者が、落下しているカミュを救います。
命と引き換えに、消えていく記憶たち・・・
どこかの浜辺に降り立ったカミュは完全に記憶喪失になっていました。
ここでカミュ編は終了します。
贖罪とは何なのか?
妹との関係はどう明かされるのか?
短いながらもかなりの伏線がばら撒かれたので、それをどう回収していくのか楽しみです。
本編に戻ったら、カミュの記憶を取り戻す旅が続くのか・・・これは絶対に感動的な展開しか待ってないですね。