内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係や楽な働き方について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

反応しないことは難しいがそれでも試す価値はある

反応しない練習、読み終わりました。今は2周目を読み進めているところです。

評価どおりの良い本で、かなりすっきりしました。なんとなくこんなことが書いてあるんだろうなという予想を遥かに超える深い内容で本当に読んで良かったと思います。

 

・人間関係に悩んでいる

・嫌いな人間と毎日接するのに心底嫌気がさしている

・小さなことにこだわりすぎて自分のことがイヤになる

・自分はいつだって絶対に正しいという自信がある

そういう人には間違いなくオススメの本です。

 

まず驚いたのが著者の方が想像よりも全然若かったということ。

お坊さんが書いた本だということは元々知っていました。文章やその中身から60~70歳くらいの方だろうなとなんとなく想像しながら読み進めていましたが、まさかこんなにお若い方だとは思いませんでした。

この本を書いたのが45~6歳。その年齢でここまでの境地に達しているのは本当にすごいことです。今現在の僕がちょうどその年齢なのですが、煩悩と執着だらけです。

 

■オススメポイントは第2章 良し悪しを判断しない

本題に入る前にまず言っておきたいことは仏教の本ではないということ。

ブッダの教えを元に描かれている本ですが、宗教色はゼロです。祈りなさいとか念じなさいとかそういうのは一切出てきません。ここだけは勘違いしないでほしいです。

 

第1章 反応する前に「まず、理解する」

第2章 良し悪しを「判断」しない

第3章 マイナスの感情で「損しない」

第4章 他人の目から「自由になる」

第5章 「正しく」競争する

最終章 考える「基準」を持つ

 

この6章から構成されていて、文字数もそんなに多くなくて非常に読み易いです。難しい言い回しもなく、普段読書をしない人でもスラスラと読めるはずです。

 

個人的にオススメなのは第2章です。

僕にはここが響きました。2章だけなら読むのに30分もかからないと思うので、まずはここだけでも読んでほしいです。少しだけ内容を紹介します。

 

人が悩んでしまう理由の一つは、「判断しすぎる心」にあります。

中略

こうした判断は、不満、憂鬱、心配事など、たくさんの悩みを作り出します。

もし無駄な判断をしなくなれば、心はすっきりと軽くなります。人生はスイスイと渡りやすくなります。

 

なぜ人は、自分のこと、他人のこと、さらには人生の目的や、生きることの意味まで、あれこれと「判断」したがるのでしょうか。

一つは、判断すること自体が「気持ちよい」ことが理由でしょう。

中略

もう一つの理由は、「判断することで認められた気分になれる」ことでしょう。

中略

判断する心には、わかった気になれる気持ちよさと、自分は正しいと思える(承認欲を満たせる)快楽があるのです。

だからみんな、判断することに夢中です。

 

沁みますね。全然できていませんね。

この本を読んだあと、この心構えが役に立ちそうなケースに遭遇しましたが、全然実行できませんでした。その場の感情に負けてしまいました。

 

無駄に判断し、

自分が正しいと思い込み、

相手が劣っているに違いないと思い込み、

苦しみの原因である執着を自ら生み出し、

無駄に消耗してしまいました。

 

読んで実行し、また読んで実行する。できるようになる保証もありませんが、やるしかありません。「反応しない練習」というタイトルが示すとおり、反復練習を繰り返すしかありません。

 

これは読んだだけで楽になる類の本ではなく、やはり修行の書です。でも修行する価値はあると僕は思います。

 

■人生が変わる可能性を高める習慣

最近嬉しいことがありました。

以前の記事で紹介したこの本を買ってくれた人がいるのです。

 

どういう人が買ってくれたかはわかりませんが、その人は多分今までより少しだけ生きるのが楽になるはずです。僕もまだ一回しか読んでいません。道のりは険しいですが、一緒にがんばりましょうという気持ちです。

 

僕の周りにもこの本を読んだ方がいい人がたくさんいますが、オススメしてもまず読まないですね。本を読む習慣がない人は、絶対に本を読みません。最初から否定するのです。

 

良いものを取り入れないから、どんどん思考が頑固になり、頑固なだけのおっさんとなり最終的にはそのまま死んでいきます。

それは悲しいことかもしれませんが、それがその人の人生なのです。

周りからはどうすることもできないのです。

 

自分がどれだけ考えても答えが出なかったことに対して、本はあっさりと回答を導き出してくれることがあります。悩んでいる人はネットで答えなんか探さずに、本を読むのがてっとり早いです。掲示板、SNSで安易な共感を求めても根本的原因を取り除かない限り人生は変わりません。

 

本に書いてあることが正解なのかどうか自分で実行しなければいけませんが、それだけの価値はあります。暗中模索するよりはガイドにそって進む方が全然楽だし安全です。

自分の気持ちが圧倒的に楽になるための投資としての1400円は間違いなく安いです。