内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

文句を言わずにいられない人が今、一番危ない

最強のスルースキル本「反応しない練習」がアマゾンで半額になっています。税込で708円、速攻で買いました。

 

 間違いなく今この時期に必要な本。アマゾン側にそういう判断があったかどうかはわかりませんが、心がラクになる本なのでオススメです。

 

■自粛警察とその実情

青森の中傷ビラ問題。いろいろと闇が深い。

 

なんでこの時期に東京から来るのですか?

知事がテレビで言ってるでしょうが!!

知ってるのかよ!!

良い年して何を考えてるんですか?

この通りは小さい子も居るのです。

そして高齢者もです。

さっさと帰ってください!!

皆の迷惑になります。

安全だと言いきれますか?

 

まず文章構成力が絶望的。

敬語、罵倒、疑問文が混じり合った構成。そして!の多用。知性を全く感じません。

せめて「知ってるのかよ」のところは「知っているのですか?」で統一してほしかった。そこで感情が高ぶってしまったのでしょう。

 

「会話」しかできない人が書いたことはまちがいない。

感情的になりやすい人がその怒りの感情のまま走り書きしたものだということがこの一枚のビラからわかります。当然推敲もしていない。本当に短気は損気です。

 

もっと本を読んだ方がいいよ。そうすれば少しはまともな文章が書けるようになるから。

 

僕が一番疑問に感じたのは「感染のリスク」を自ら犯していることです。

本当に感染したくないなら、危険だと判断したこの家に出向かなければいい。そうすれば自分が感染する確率を下げられるのです。わざわざ出向いて、手書きのビラを置いて帰るという行為そのものがもう理解不能

 

田舎あるあるなのですが、東京で頑張っている人を攻撃する傾向があります。

これがそのケースに当てはまるかはわかりませんが、何かしら気に入らないことが根底にあるのは確実。この人を攻撃したい気持ちを抑えられなかったのでしょう。嫉妬なのか羨望なのか。ウイルスは攻撃するための理由にすぎません。

 

自分がウイルスに感染することよりもこの東京で頑張っている人を攻撃したい。

その気持ちが勝ったのでしょう。本末転倒の極みです。

 

■有事には必ず増殖し、覚醒する戦闘民族サイヤ人

この件に限らずネットでも同じようなやりとりがあちらこちらで行われています。

根底にあるのは「あいつを攻撃したい」ただそれだけです。

 

「自分が感染したくない」という大前提が完全になくなってしまっていて、

「オレが正しい」

「あのときオレはこう言っただろう」

「政治が間違ってる」

「経済が悪い」

 

自己承認と他者否定合戦になっています。

人間はとにかく自分がかわいいのです。自分が可愛いのですが、肝心な自分を守るための行動ができていない。

そんなに争ってストレスまみれになって、良いことはあるのでしょうか。

 

東日本大震災の時も同じ空気でした。

本当に必要なことはせずに言い争うことを開始します。

一部の戦闘好きな民族が、周りに争いごとを拡散し始めます。それに乗ったら負けです。

 

言い争うこと、それがそもそも無意味なことです。

言い争った時点で、少しでも嫌な気持ちになったらその時点で負けですよ。論争に勝ったところで何の意味もない。僕の場合は論争して楽しかったことはないですね。

 

腹がたつこともあるでしょうが、スルーするのが正解です。

 

■戦闘民族が多い今、スルースキルこそが最強

さて冒頭で紹介した本ですが、スルースキルを磨くための本としてかなり評価は高いです。いろんな人が勧めています。

 

なぜあの人はあんなビラを他人の家に入れてしまったのか?

なぜ僕がこんな事件に反応してしまったのか?

そのメカニズムもきっちりと解説されています。

 

良い人生を送りたい方、精神の安定を図りたい方には本当にオススメです。これからじっくり読みます。

 

Amazon Kindle版の電子書籍は50%オフで1404円が708円。

セールは2020年8月20日までです。