内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

【大人向け】ローテンションで語るニンダイ20250912

記事のコンセプト

発表直後のハイテンションで語ると見逃しがちな重要ポイントに注目。

神ゲー確定」連呼に飽きた頃に見てください。

 

 

 

 

3 ぽこあポケモンには期待しかない(執筆中)

 

1 エルデンリングどうした?

スイッチ2発売に合わせて作られた公式冊子「ニンテンドーマガジン」

そのソフト紹介コーナーでは最初に任天堂タイトル、次にサードのタイトルが並ぶ。

 

1つ目がフロムのThe Duskbloods、2つ目がEldenRing、3つ目がFF7Rと続く。

 

移植の目玉がエルデンリングなのは間違いない。

「スイッチ2を買えばエルデンリングを遊べますよ」というのは十分な宣伝になったはずだ。

 

Duskは2026年なので続報がなくても仕方ないが、エルデンは2025年発売予定なのでここで発売日確定か?と期待していたが、ダイレクトでの続報はなかった。

 

エルデン試遊のレポートを漁って観た限りでは、パフォーマンスがあまりよくないらしい。PS4と同レベル、1080pで30fpsというのがスイッチ2の限界のようだ。

 

大量にアップされている60fpsのエルデン動画(ナイトレイン含む)に慣れてしまうと、30fpsはどうしても見劣りする。

 

PS5は未所持で、今でも時々PS4版のエルデンを起動して遊ぶことがあるが、30fpsはきつい。若者よりも疲れやすいおっさんにとって「目に優しい」は正解だ。60は無理でもなんとか45くらいにはしてほしい。

 

エルデンリングは全世界3000万本を売り上げた超ビッグタイトルだ。

世界中のゲーマーに十分行き渡ったとは思うが、当然スイッチ2でも未プレイの層に売りたいというのが本音だろう。

 

2025年に出す必要があるのか?

もうちょっと本体が普及してからでもいいのではないか?

焦って出す必要もないし、なんならナイトレインの同梱版を出しても良い。

妄想は膨らむが、最適化を頑張って、最良の状態で出してほしい。

 

2025年内の発売スケジュールはほぼ確定。

スイッチ界隈では

ポケモンZA→ゼルダ無双→エアライダー→メトロイドプライム4

任天堂だけでもキラータイトルが充実していて、エルデンリングを差し込むタイミングがない。

 

これから新しく本体を手にいれる人たちは、発売日に遊べなかったマリカーワールドやバナンザだって遊びたいだろう。ゼルダカービィの2Editionも完成度は高い。エルデンリングに払えるお金は残っていない。

 

今出しても売れないのは素人目にも明らかだ。

今回は「全世界」がターゲットではなく、「未プレイ層」という狭い世界を狙わなければいけないからだ。

 

普段エルデンリングに興味を示さない層が対象である以上、発売日を被せるのは得策ではない。2026年に延期しても、誰も文句は言わないだろう。

 

一番売れるタイミングを見計らって出してほしい。

スイッチ2でも「王になれ」とは言わないが、「焦るな」と言っておきたい。

 

任天堂のIPが強すぎるのは、任天堂にとって良いことだが、サードにとっては障壁でしかない。サードが売れないということは任天堂にとって、良いことではない。長い目で見れば、ゲーム業界の衰退にもつながる重要な要素だ。

 

日本では特に任天堂のゲームしか売れないという状況になりつつあるので、冷静に見守っていきたい。

 

エルデンリングをいつ出してくるか。

企業の戦略を学べる重要な機会でもある。

ゲーム本編はもう知っているので、むしろそちらの方が楽しみ。

 

2 スクエニよ、なぜDQ7RとFF7Rの発売日を被せた?

 

(正式タイトルはDragon Quest Ⅶ Reimagined、記事内ではDQ7Rと省略)

 

今回のニンダイで世間的に最も関心が高いのはDQ7Rの発表。

現時点で任天堂公式の動画再生数が90万回で1位、ちなみに2位はぽこあポケモンで82万回。3位はトモコレの61万回。

 

ドラクエ7は25年前に発売日に購入した記憶があるので、個人的にも嬉しい発表だった。(今もソフトを売らずに所持している)

 

さらに嬉しかったのは、発表と同時に発売日も確定したこと。

「出す出す詐欺」と揶揄されていたドラクエの世界でこれはもう奇跡と言っていい出来事だ。おそらく今回はそれも評価されていると思う。今後もこの流れを踏襲してほしい。

 

毎回、ニンダイを見ていて感じるのは、発表の約半年後発売くらいが最適だということ。

ゼルダポケモンは例外だが、メトロイドドレッドやマリオワンダーやドンキーコングバナンザなど前例も多く、任天堂はこれを徹底していることがわかる。

 

DQ3やDQ12などの悪しき前例でいにしえのドラクエファンたちは冷め切ってしまった。待たせすぎると人は興味を失ってしまう。それでも売れるのがドラクエのすごいところだが。

 

そしてFF7Rの発売日が2026年1月22日に決定した。

案外安い価格設定に驚いた。PSではサブスクで遊べるタイトル。フルプライスでは売れないという判断なのかな。

 

気になったのはFF7RとDQ7Rの発売日が異常に近いこと。

その間はわずか2週間。両方買えるお金・時間・体力、全てを併せ持つ人がどれだけいるのだろうか?

 

企業としては両方買ってもらうのが理想なのに、こんな無謀な発売日設定に驚いた。両方遊びたいファンは、14日でFF7Rをクリアし、DQ7Rに備えることとなる。廃人のみ実行可能な強行スケジュールだ。

 

 

PS4・PS5・PC・Xboxで十分に浸透したFF7Rとは言っても、スイッチ2で遊ぶ人(買う人)は所見がほとんどのはず。母数は少ないと思うが期待して待っているはずだ。

 

そしてファン層が完全にかぶる同じJRPGの大作「DQ7R」こちらはリメイクとは言え、期待度は高い。おまけに初代スイッチでも遊べる。本気度が伝わってくる。

 

DQ7Rが本命で、FF7Rはその前座のような立ち位置。FF7Rの扱いが雑すぎないか?FF7Rはクリア済みだが、わずか14日でクリアできるボリュームではないよ。

 

リメイクとは言っても、スクウェアエニックスそれぞれの看板タイトルのナンバリング作。大きな売り上げが期待できる作品(失敗してはいけない作品)でもあるはずだ。

 

自社IPを大切に育てることとは、真逆の販売スケジュール。

エニックスドラクエ派、元スクウェアのFF派。

いまだに内部では派閥抗争があり、販売数を競いあっているのか?

そんな邪推が捗ってしまうこの販売予定。

 

それともドラクエ7Rの発売延期前提のスケジュールなのか?

それなら納得だが・・・

 

繰り返しになるが、2週間なんてあっという間だ。10時間くらいでクリアできるアクションゲームならまだしも、ある程度時間のかかるJRPGの大作だ。

 

DQ7Rの期待度が高いだけにもったいないと思う。

FF7Rも分作とは言え、完成度は高い作品だ。

 

両方手に取って遊んでもらうのが理想のはずだが、売り手側からその意思が感じられない。まるで別会社のような販売スケジュール。協力体制が見えてこない。

 

合併して20年以上経過したが、まだ上手くいっていないのかな?

それが率直な感想だ。