よく言われていることなので、ご存知の方も多いと思いますが、本は読んだだけでは意味がありません。
その瞬間は賢くなったり、無敵になったような気がしますが、3日もすればその内容は全て忘れてしまいますし、嫌な上司の一言で読んだ内容が全て飛んでしまうことも多々あります。それがいけないのではなくて、人生とはそういうものです。人は些細なことで大切なことを忘れてしまう生き物なのです。
繰り返し読んで、実行し、魂の奥底にまで浸透させる。
泥臭いやり方ですが、それしかないというのが僕なりの結論です。
それができない場合は、「意識高い系」などと呼ばれてバカにされるだけ。
さりげなく身につけて、さりげなく実行しているのがかっこいいし、そういう人に幸せは降り注ぐものです。
今回の記事では、読んだだけで賢くなった気になってしまう難解な本ではなく、実行しやすい本のみを紹介しています。紹介する本はわずか4冊。
1 反応しない練習
2 アウトプット大全
3 宇宙兄弟
4 ハイキュー
普段本やマンガは読まないけど、ちょっと読んでみるか・・・そんな人にもオススメです。
・難しい本は読みたくない
・人間関係そのものがしんどい
・向上心はあるが、続かない
こんな人には刺さると思います
新しい環境で消耗しないためにも、より良いスタートを送るためにも、少しだけ本にお金を払ってみてください。わずか1000円程度の出費で今後一生、メンタルが安定するなら安い出費です。ネットの情報では得られない満足感に驚くと思いますよ。
1 防御力を身につける
オーディオブックもあるみたいです
社会にでて何をすべきか、仕事をすべき・・・そんなのは当たり前。
ですが、その前に「面倒臭い人」からわが身を守る必要があります。
残念ながらそれがこの世界の現状。まずは心を冷静に保つ術を学んでください。
社会人であろうが、遊び人であろうが、冷静であることが全ての基本なので、生きがいや向上心などの難しい話は後回しにして大丈夫です。
ただどうしようもなく攻撃力が高い、他人への攻撃性が強い人も存在するので、その場合は受け流すのではなく、職場を変えるなどの対策を考えてください。規定外の人は必ずどこにも存在しますので・・・
2 攻撃力を磨く
攻撃力といっても他人を攻撃するわけではありません。仕事に関する考え方や、能率などを理解して、行動することが自分にとっての「攻撃力アップ」につながります。普通の会社員はもちろん、アーティストや執筆家など尖ったジャンルの人にも応用できる幅広いスキルが紹介されているので、あらゆる人にオススメです。
項目ごとに分類されているので、1日1項目ずつとか、時間がない人も安心。
コツコツ読み進めていけます。とにかく読みやすいです。
3 メンタルをピュアに保つ
土日などの休みの日だけでいいので、難しいことは忘れて気分転換しましょう。
なんとKindle版は1から3まで無料です。
この3冊だけでも泣ける場所は多いので、ぜひ読んでみてほしい。
現在も連載中の漫画の中で、僕が全巻集めている唯一の漫画。
読んだら必ず泣けるし、学ぶべき箇所がある。変な自己啓発書よりも、自己啓発してくれます。笑いあり、涙あり、学びありと最強の漫画です。
感動する漫画につきものの「バトル要素」。あの面倒くさいバトルがこの漫画にはありません。それが最大のポイント。大人になると、バトル要素がつらい・・・
人間としての本質、兄弟姉妹への接し方、親としてのあるべき姿、インターネットの炎上や嫌がらせへの対応の仕方まで。この漫画はあらゆることを教えてくれます。ときどき挿入されるジョークが笑えるのもポイントが高い。人生の教科書です。
ここ5年くらいに読んだ漫画の中で、最も泣いた漫画。
アニメもクオリティが高く、躍動感があるので、バレーボールの臨場感を楽しみたい方はアニメの方が良いかもしれません。
これを読んで泣けなくなったり、感動しなくなったら、精神が消耗していると考えた方がよいでしょう。
「ハイキュー面白いよ」「鬼滅の刃読んでみて」って誰かに薦めたら、
「ピュアだね・・・」って言われてしまった。
こういうのは、大人あるあるかもしれませんが、ピュアな部分がなくなったら人生はびっくりするほど退屈になりますよ。
アマゾンプライムに入っている方は、とりあえず神回第9話「エースへのトス」までアニメを見てほしい。
さいごに
長く生きれば生きるほど、人は皮肉を言うようになります。
こうした魂の劣化みたいなモノも、人として避けられないことなのかもしれませんが、「皮肉を言って得することは何もない」というのが、50年近く生きてきた僕の結論です。最終的には、ピュアな人が強いですよ。
ストレスを上手に受け流し、自分のやるべきことを磨いていく。
疲れたら自分の心に栄養を与える。
人生はこの繰り返しではないでしょうか。
半分は自分に向けて言っていますが、
いろいろあるけど、気にしてもしょうがないですよ!
少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。