内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

戦争の火種を生み出し続ける人々

論破。いやな言葉ですね。

 

「あいつのこと、論破してやったぜ」

「あんなの余裕で論破」

って得意げになっている人はフレンドリストから速攻で削除。

 

そういう人は必ず争いの火種を持ち込んでくるからです。

 

他人を否定しなければ自分の存在を確認できない。

僕が求める穏やかさとは対極にある存在。そういう人と関わり合いたくない。

 

忘年会の季節ですね。会社等義務で参加する系の忘年会は終わり、クリスマスの時点で残っているのは気の合う仲間や家族との忘年会でしょうか。

信頼できる人々なら語り合っても楽しいのでしょうが、信頼できない人が1人でもいると語ることもなくなってきます。

 

信頼度とは何か。

僕にとって一番信用できない人は、口が軽い人です。

なんでもかんでも人に言わなければ気が済まない。

感情を共有しなければ気が済まない。

 

残念ながらたくさんいます。

誰にも言うなよって言ったことほど、誰かに言う。

なぜそれをSNSに上げる?

秘密にしといてねっていちいち言うのが面倒くさいので、僕は自分語りをやめました。

 

■物事を自分で解決・処理できない人々

聞いた話ですがレンタルビデオで目当ての作品がレンタル中だと、レジの人に嫌味を言って帰る人がいるそうです。

 

それを店員さんに言ってどうする?

平成が終わろうとしているこの時代に何をやっているの?

 

そういう人々のためにアマゾンプライムがあるのです。

ネットのDVDレンタルもある。探せば視聴する方法はいくらでもあるのに、選んだ方法は文句を言うというもっとも短絡的な行為。文句を言っても作品は手に入らない。

ちなみにその作品はアマゾンプライムにありました。

 

月額400円払えばあっさり解決することなのに、それすらしようとしない。

DVDレンタルに罪はないですが、店員さんの精神的負担が重すぎる。

今この時代にレンタルDVDというシステムに依存しきっている人、何かが足りてません。

 

そういえば僕がピザ屋で働いている時に「遅かったね」って余計な一言を付け加えてくる人がけっこういましたね。

遅かったと告げたところで、早くはならないし、文句をネチネチ言っている間にピザは冷める。何千人と言う人と接してきましたが、すぐに文句を言う人に幸せそうな人はいませんでした。

 

数年前に車のタイヤがパンクして交換をしたのですが、しばらくして父親がタイヤのサイズが違っていることに気づきました。

文句を言ってやるからスタンドの場所を教えろと言うのです。

残念ながら彼もその類の人です。

 

文句を言ってやるという選択肢が僕には理解できない。

 

自分でそのガソリンスタンドに赴き、事情を話したところ、その店員さんは無料で交換してくれました。

もし感情的になっていたら、同じことになっていたでしょうか?

相手を一方的に責めて、何かが生まれるのでしょうか?

 

毎回使うガソリンスタンドに敵を作って気まずい思いをしたくありません。

 

■くすぶり続ける火種

どんな人も生きていれば必ず理不尽に直面します。

その程度の理不尽で感情のコントロールができなくなってどうするの?

 

物事を自分で解決しようという意思がないんですね。完全な他力依存。

感情をぶつければ解決から遠ざかるということがわかっていない。

ぶつけてすっきりするのか?多分しないと思います。

解決方法を検索するというシステムが頭の中にない。

だから延々と無意味な争いごとを繰り返す

 

感情的になって損するのは確実に自分です。

 

得をするということは絶対にありえません。

「短気は損気」ということわざを生み出し、後世へ伝えてきた人々の切なる願いを我々は蹂躙し続けています。

 

「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに安堵しています」

という天皇陛下の言葉、本当に響きました。

 

確かに武力や軍隊を要する戦争は起こってはいないが、我々は多くの無意味な争いごとを生み出してきた。

 

他人に余計なことを言ってしまったせいで、相手の逆鱗に触れ、殺されてしまった人が無数に存在するのはニュースをみなくてもわかると思います。

 

相手を殺人犯にしてしまったのは誰なのか?

スイッチを押したのは自分です。

 

誰かを論破して喜んでいる人々

すぐに文句を言わなければ気が済まない人々

アマゾンプライムの存在すら知らない人々

 

戦争の火種を生み出すのはそういう人々だと僕は思っています。

 

今ヒザの上に座っているネコ、誰も論破などせず黙々と毛づくろいをしています。

僕もそうありたい。