内向型の逆襲

エルデの王に俺はなれない・・・

キャッシュレス決済で人は「ありがとう」を言わなくなるのか

ありがとうという言葉に尋常でないこだわりを持っている方がいます。

それは漫画ワンピースの尾田栄一郎先生です。

 

尾田栄一郎 ありがとう で検索すると出てくるのですが、ワンピースのキャラクターには、「サンキュー」とか「どうも」とかを言わせずにきちんと「ありがとう」と言わせてるらしいのです。そのこだわり素敵です。

 

ルフィーの兄、エースの最期の言葉も「愛してくれてありがとう」でした。

「ありがとう」という言葉が最も響くからそれを使うのだと思います。

最もシンプルでもっとも感謝を伝えられる言葉、それがありがとうです。

 

いきなり話が硬くなってすみません。

 

■ありがとうを言わないのはキャッシュレス決済のせい?

最近この人は何でありがとうを言わないんだろうと思うことが少なくありません。

 

とあるお店では必ずキャッシュレス決済をしています。PAYPAYの場合お店の人に金額を確認してもらってこちらで決済確定ボタンを押します。

 

そうするとペイペーイというあのアナウンスが流れます。

それで終了なのです。

 

あれ?ペイペーイってありがとうって意味なの?

 

キャッシュレスが導入されてから何回会計をしたか覚えていませんが、一度もありがとうと言われた記憶がありません。金額を確認する時の「はいOK」が会計時の唯一のやりとりです。

 

ペイペーイというアナウンスが鳴った瞬間が、本来「ありがとう」を言うタイミング。そこが決済完了の瞬間なのでそれ以外にタイミングはないですよね。

お店を出る瞬間に言われるわけでもないし、何でこの人はありがとうも言えないのに商売をやっているのだろうとすごくモヤモヤしています。そんなことを考えてしまうちっぽけな自分にも。

 

観察した限り、常連ではない人にはきちんと言っているみたいなんです。

常連にこそ言わなければいけないのではと思うのですが、人を選んで「ありがとう」を言ったり言わなかったりする人の気持ちがよくわかりません。

 

商売をやっていて、お金をもらった瞬間にありがとうを言わなくていい理由。もしあるのなら教えて欲しいのです。

腹を立てているとかではなくて、すごく違和感を感じているのです。

ただ、言わない理由を知りたいのです。言ったからって何も失わない「ありがとう」という言葉。なぜそんなことすら省略してしまうのか・・・純粋に知りたいのです。

 

お店との付き合いも長いのでもしかすると僕の方から言うべきなのかもしれません。

「常連のお客さんに対してありがとう言わないですよね?言った方がいいですよ」

「キャッシュレスってありがとうを言わなくていいって意味じゃないですよ」

 

言ったところでどんな反応が返ってくるかもわかります。

「そうだよね。教えてくれてありがとう」

となることは100%ないでしょう。すごく嫌な顔をされると思います。

 

ありがとうを言わない人よりも、ありがとうを強要する人の方が100倍危ない。

ただのクレーマー扱いされて終わりでしょう。

 

残念ながら自分で気づくしかないのです。

 

「ありがとう」と言われたくて買い物をするわけではありませんが、「ありがとう」を言われるとまたそこで買い物をしたくなります。

それもまた自然な成り行きなのです。

 

■ありがとうを言わずに生きていける人はごくわずかしかいない

人間の評価はほとんどの場合、印象というちっぽけなものが決め手になります。それが収入に直結したりもします。

 

印象による選別をすっ飛ばせるのは、一握りの才能がある人だけです。

商売をするしないを別にしても、なんか感じ悪いっていう印象を与えたらそれだけ損をすることになります。

 

ものすごく大雑把な言い方になりますが、「ありがとう」さえ言えていれば人生なんとかなります。自分の有能さなんか示さなくても「ありがとう」さえ言えれば評価されます。

 

全ての感謝を「ありがとう」で伝える人

全ての感謝を「どうも」で伝えてしまう人

何事にも感謝できない人

 

人生の終盤で圧倒的な差が出てきます。

ありがとうを絶対に言わないうちの父親、その代わりにどんな言葉を口に出すのかと言えば、人を貶める言葉ばかり。見てると悲しくなってきます。

 

あなたが好きな人って多分ありがとうをきちんと言う人じゃないですか?

「オレはありがとうを言わない人が大好き」という方、もしいらっしゃればその理由を教えてください。

 

「ありがとう」を言う人と一緒にいれば、自然と「ありがとう」を言う人になります。その習慣は必ず幸せを運んできてくれます。これ以上語ると胡散臭くなるので言いませんが、世界はそういうふうにできています。

 

ありがとうの重要性についてどれだけ力説しても言わない人は言いません。ありがとうを強制する権利なんて誰にもないってわかっているからこそ、虚しくなります。

 

「ありがとう」を言うのが当たり前の人はそういう人としか付き合わないし、「ありがとう」を言えない人はいつまで経っても誰からも感謝されません。

 

ありがとうを言うコミュニティーと言わないコミュニティーが出来上がり、その格差は開く一方です。ありがとうを言わない人は、一生ありがとうを言わないコミュニティーの住人として生きていくことになります。誰も手を差し伸べてくれない、かなりのハードモードです。

 

こんなに簡単に自分の人生を変えてくれる言葉だから、積極的に使わない理由がわからないのですが、使わない人は本当に使いません。

 

大切なことなのになかなか話題にはならない「ありがとう」という言葉。その言葉に人一倍こだわっている作者が書いた漫画ワンピース。そのワンピースが連載20年を経てもまだ人気漫画として頂点に君臨し続けていることを嬉しく思います。

尾田先生、本当にありがとうございます。

 

今となっては初期の部類に入ると思いますが、ゴーイングメリー号との別れのシーン。

「今まで大切にしてくれてどうもありがとう」ここは泣けます。

長々と書いてきましたが、人間はワンピースを熟読していれば「ありがとう」を言えるようになるという結論になりました。

 

そして長い記事を最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。