ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。
シルビアちゃんが加入してから、ドラクエ11が一気に楽しくなりました。
悪魔の子という汚名をきせられ、シリアスな旅がずっと続いてきたのですが、あの明るくて前向きなキャラには癒されます。もちろん彼にも影の部分がきちんと用意されていて、彼の正体がどうやって明らかになっていくのか楽しみです。
「がんばるわ~」
「いやっーん」
「元気が一番」
「癒すわよ~」
戦闘中もそんな声を出して笑わせてくれます。
「熱いわよ~」といいながら火を吹いたりもします。大道芸人という設定なのでなんでもありですね。
メンバーが声を出すドラクエは初めてですが、こういう楽しい側面があることに気づきました。テキストを読んでの脳内補完も楽しいですが、実際に声優さんが声を入れてくれていると人の温かみが伝わってきます。
■お祭りを台無しにする男登場
声が出なくなった町長の息子ラハディオ。その声を出るようにするためのアイテム「さえずりのみつ」を求めて霊水のどうくつへ向かいます。
まだ序盤なので洞窟そのものの難易度は低く、クリアは簡単でした。ただDQ11ではストーリーを進めるのが楽しくて、レベル上げやゴールド集めを全くしていないのでそろそろきちんと自分のレベルと向き合った方が良さそうだなと感じました。スキルパネルも全くいじってないので解放した方が良さそうです。
無事にさえずりのみつを手に入れてダーハルーネも街に戻ってくるとお祭りモードに変わっています。BGMもDQ8の街の曲になっていて、楽しげな雰囲気が漂っていました。
この街で開催予定だった海の男コンテストに主人公やシルビアも参加するのかなと予想していましたが、まさかのあの男が登場。誰でもわかると思いますが、ネタバレを避けるため一応Hとしておきましょう。
Hに捕まってしまったカミュを助けるために、追っ手に見つからないように目的地に向かいます。ちょっとしたメタルギアモードなのですが、戦って強引に突破しても全然いいみたいです。
知将の部下は全然知力が足りていない。あっさりと目的地に辿り着き、Hとの戦闘になります。
ほどほどの強さなので全滅することなく撃破。言動だけが印象に残る痛いヤツなのですが、目が離せない男です。今後も彼との戦いは続くのでしょう。
「ずいぶん手間を取らされたが、今宵のショーもここでおしまいだ。」
そんなセリフを吐いている暇があったら、とりあえず前髪を切りなさい。
■シルビア号で大海原へ
絶対絶命のピンチに海に飛び込むシルビアちゃん。圧倒的に行動が読めない男。
そして自分の船とともに再登場。船首に立っているシルビアちゃんのポーズ。フレディー・マーキュリーと同じ空気を感じました。つま先立ちは基本です。
ここはイベントムービーになっているのですが、カメラワークとその構図が抜群にセンスが良いので何度見ても楽しめます。
世界中を笑顔にするというシルビアの夢。画面越しにそれが伝わってきて、ニヤニヤしっぱなしの5分間でしたね。スイッチの画面が暗転した時に映り込むおっさんの顔が気持ち悪くて仕方なかった。
DQ8の船獲得のイベントも良かったですが、DQ11はその上を行っています。
勇気、興奮、そして笑い。その要素が全てがいい感じでミックスされていて、個人的にはドラクエ史上最高の船獲得シーンに認定しました。
Hはそれを引き立てるための存在だったのでしょう。
出港後も敵が襲ってきますが、ヤヒムとラハディオが船で現れ救出。胸熱の展開です。
いや~、これこそドラクエですな。
船に乗り、海側から見るダーハルーネの街もまた綺麗です。