コーヒーが好きで週に3、4回ほどカフェに行く。美味しいコーヒーを飲めるのはもちろんだが、僕の場合は1人の時間が欲しいからという理由もある。家でも1人になれるが猫の世話もあるし、Wifi環境の中でやりたい作業もある。
■自宅とは違う環境で集中したい
自宅に物音の一切しない他と断絶された書斎があれば何も問題はないが、ほとんどの人がそうじゃない。作家がホテルにカンヅメという話を聞くが、結局集中して作業するにはそれしかない。
そこまでの贅沢は言わないのでせめてカフェでそれに近い環境を作りたいと思うのだが、どんなにオシャレなカフェでもなかなか賑やかで集中や没頭とは程遠い。誰かが熱く政治の話をしていたり、おばさん連中が愚痴の言い合いをしていたりで心が休まる暇はない。
これだけPCやタブレット等で「作業」をする人が増えている現状で、今のように騒々しい環境は全く生産性がない。作業をするしないに関わらず、静かな環境は人にとって癒しであり必要。
世の中には、1人になりたい人もいる
賑やかにするのが好きな人はそれにふさわしい場所でやればいい。どこでもかしこでもとにかく大騒ぎってのは人としてどうなのかと思う。もちろんカフェで騒いではいけないという法律はないが、法律に書いてないことを自ら進んでするのがマナーというものだ。
■1人で行動する人ほど品が良い
カフェで大騒ぎをする人たちは1人で行動するということがなく、常に誰かと話をしていないと安心できない人種だ。
常に集団でしか行動しない人は一度1人で夕方4時のマクドナルドに行ってみるといい。
自分が取るべき行動が見えてくるはずだ。
1人で来ている人は、集団で来ている人に迷惑をかけることは決してないが、
集団で来ている人は、1人で来ている人に迷惑をかけていることが多々ある。
これが私語禁止カフェを提唱する最大の理由だ。
もちろんお客は減るので多少単価を上げることが必要だが、生産性の向上を目指す人はその程度の出費を惜しむはずがない。
今後知的労働に従事する人は増えてくる。物を考えないとお金を稼ぐことはできない。これからはそういう時代だ。
■カフェはこうあってほしい
もともとカフェは談笑の場としての機能もあるらしいが、快適なカフェの定義は人によって様々だと思うが、僕にとっては
- 落ち着いた時間を過ごすための空間
- 1人になる空間
- 癒しの空間
- 集中するための空間
- 没頭するための空間
であってほしいと思っている。
私語禁止カフェ・もしくはおひとりさま限定カフェを作れば必然的に品のいい上品な人が集まり、生産性の向上という目的も達成できるのではないでしょうか。
愚痴、ストレス発散系はそれにふさわしい場所にまかせればいい。
誰からもさえぎられないというのは幸せなことですよ。