今回は様々なサプライズが多かったニンテンドーダイレクトでした。個人的な感想を中心にランキング形式にして簡単にまとめます。
1 メトロイドドレッド無料アップデート
初心者向けのルーキーモードと超上級者向けのドレッドモードが追加されました。被ダメージが減ったり、アイテムの回復量が増えたりするルーキーモードはまさにメトロイド初心者向け。この配慮が嬉しいです。実際このゲームはノーマルモードが通常のゲームのハードモードなのでこれくらいの難易度がちょうどいいと思います。僕もノーマルモードをかろうじてクリアしていますが、ルーキーモードでゆるーく楽しみたいです。
そしてハードモードをクリアした人のみのやりこみ要素として、すべての攻撃で一撃死するドレッドモードが追加されます。まさに選ばれた人のみに許される娯楽。「体を壊さないよう頑張ってください」としか言いようがない鬼たちの世界です。
4月にはさらに『ボスラッシュモード』が追加される予定で、こちらはなんとボスとの連戦を楽しめます。個人的にはこれが一番嬉しい。あの鬼畜だったボスたちと何度も戦えるので、遊び方のバリエーションも増えるし、動画映えもする。これを機に再びメトロイド界隈が盛り上がると嬉しいです。
メトロイドドレッドが盛り上がれば、2Dの過去作のリメイクなどにも繋がるはず。
2 ゼノブレイド3発表
開発がモノリスソフトだということもあり、ブレワイ2の後に発売すると思っていたがまさかの割り込み。2022年9月の発売とのことです。1も2も未プレイなので発売までに遊ぶかそれとも3からゼノブレイドの世界に入るか。これからじっくり考えます。
3 マリオカート8 DX追加コース
今まで遊べた48コースに加えて、新しいコースが48個追加されます。
やり込んで飽きている人も、これから始める人にも嬉しい知らせ。
しかも初代マリオカートから一応最新作扱いのスマホ版マリオカートツアーまでのタイトルから選りすぐりのコースをリメイクとのこと。個人的には大好きなWiiのマリオカートのココナッツモールをスイッチで走れるのが嬉しいです。あのコースはワクワクしかない。
値段は2500円でDLC扱いですが、Nintendo Switch Onlineに加入している人は追加料金は不要。あつ森のDLCと同じですね。値段設定が高いと批判の多かったNintendo Switch Onlineですが、これなら元は取れるのではないでしょうか。今後もこの手のモノは増えると思われます。
4 Nintendo Switch Sports発表
一世風靡したWii SportsのSwitch版Nintendo Switch Sportsが満を持して登場。プレイできる種目はテニス・ボウリング・チャンバラ・サッカー・バドミントンそしてゴルフ(秋に追加)
リングフィットで体を使って遊ぶゲームに目覚めた僕としてはこれは嬉しいサプライズ。リングフィットよりもゲーム性が強いと思われますが、任天堂はこういうゲームで本領を発揮するので期待しかありません。
リングフィットの続編的な何かを期待していましたが、スポーツでしたね。恐れ入りました。
5 Live A Liveのリメイク
スーファミ時代の伝説的RPG『Live A Live』がまさかのリメイク決定。最近のスクエニはリメイクに力を入れていて嬉しいサプライズが多いです。
オリジナルのライブアライブは94年の発売なのでど真ん中の世代なのですが、僕は未プレイ。噂はずっと聞いていたので興味はあります。大塚明夫さんがボイスを入れているということなので、名作の予感しかしません。
今年の夏は新作ラッシュが控えていてプレイできるかどうかはわかりませんが、評判などを聞いてプレイするかどうかを決めたいです。
6 マザー1&2 いよいよスイッチでプレイ可能に
Nintendo Switch Onlineでは無料でファミコンとスーファミのソフトが遊べるのですが、最近は追加されるソフトもなく終わり感が出ていましたがここにきて念願の新ソフトが追加。糸井重里さんのMotherとMother2が追加されました。
元々ファンの多い作品なので喜んだ人も多いはずです。
マザーが追加されたことも嬉しいですが、まだまだファミコンとスーファミを見捨てていなかったことが嬉しい。今後も追加可能なソフトは追加してほしい。『謎の村雨城』とか『がんばれゴエモン』とか・・・待ってます。
その他のゲーム紹介
発売間近のソフト
まとめ
今回のニンダイで一番強く感じたことは、任天堂は一つのソフトを長く遊べる喜びを大切にしているなということです。
セールですぐ安くなるソフトが多い中、任天堂のソフトは値崩れしないし、定価でも売れ続けます。だからこそ継続的なアップデートが可能だし、新作や続編の開発力維持にもつながる。
マリオカート8DXの新コース追加はまさにそれでした。ずっと新作ソフト並みに売れ続けていたマリオカート8DX。歴代最も売れたマリオのソフトの記録も塗り替えたし、今後も売れ続けるでしょう。長く遊べるソフトは強いし、売れる。そしてその結果さらに買った人が喜ぶDLCが追加される。このWin-Winの好循環を作れるのは任天堂が一番上手いです。
マリオカート8DXやあつまれどうぶつの森のような誰もが遊べるソフトに力を入れるのはわかりますが、メトロイドドレッドのような一般の人は見向きもしないマニアックなソフトにも無料アップデートを入れてくれた。僕はその姿勢に感動しました。
ポケモンとかスプラトゥーンみたいに爆発的に売れることはないメトロイド。言ってみれば「コアなファン」しか遊ばないメトロイドにそのコアなファンが喜ぶであろうアップデートをきっちりと入れてくる。歴史のあるIPを大切にしている。だからこそ任天堂のソフトは値崩れしない。そのための努力を怠らない。さすがです。今後の任天堂にも期待しかありません。
個人的は話になりますが、ニンテンドーカタログチケット(任天堂のソフト2つを9990円で買える券)が1枚残っています。期限はあと8ヶ月。おそらくこれは近いうちにマリオカート8DXに使うでしょう。ここまで散々語っておいてマリオカート8DX未プレイです笑。2022年3月10日に発売予定のチョコボGPも購入予定なので、この春はレースゲームで熱くなれそうです。
今回のニンダイではブレワイ続編の情報はありませんでした。2022年の後半に出ることはほぼ確定事項だったので、今回スルーされたことによる失望はないですね。むしろ今は爪を研いでほしい。次回や、その次あたりで本気で驚かせてほしい。そんな気持ちです。ゼルダの場合、下手をすれば2023年に延期ということもありますが、ブレワイ続編は「究極の長く遊べるソフト」を目指して欲しいです。
密かに期待していた新作ドンキーコングやメトロイドプライム4の情報もありませんでしたが、順番的には今じゃないということですね。マリオの新作も含めて今後が楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。