内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

自社pay囲い込み戦争の成れの果て

セブンペイの不正使用の問題。調べれば調べるほどテキトーな人々が安易な利益を求めて適当なものを作ったんだなとわかってきました。

 

そもそもnanacoという素晴らしいシステムがあったので、それを利用したモバイルsuicaみたいなものだと僕は勝手に想像していたのですが、まさかQR決済だったとは。わざわざ退化させてどうするんですか。

 

もともとあったnanacoのポイント還元率を1%から0.5%に下げる。

セブンペイはnanacoと比べてポイント2倍、おトクアピール。

こんなので一体誰を満足させようとしたのか本当に謎です。

お粗末すぎて誰も騙せない。

 

nanacoで十分だったのにわざわざ面倒なQRバーコード決済に。

安易に時代に乗ろうとした。そこに落とし穴があったのではないでしょうか。

 

■システムの脆弱性うんぬんの話ではない

三者がパスワードを簡単に変更可能なシステムの採用。

 

これ多分高度な技術を持ったハッカーじゃなくても簡単にできる案件ですよ。

1 生年月日

2 電話番号

3 メールアドレス

 

この3つだけでパスワードが変えられるなら、知人のセブンペイのチャージは自由に使える自分のお金ってことになりませんか。

 

パスワードリセットのメールは登録時とは別のアドレスに送信できる仕様。

ここは相当やばいです。

 

社長が「二段階認証を知らない」ってこれがすべてだと思います。

このご時世、社長が二段階認証を知らないって。

完全な素人がやってますよ、このサービスは。

 

大企業が抱える様々な問題も露出し、お金を持っていても頭を使わなければ何もできないということがよくわかりました。

 

個人的に今回の一件はセブンイレブン(おもに本社)そのものに対する評価を著しく下げるものになりました。

近くのセブンイレブンのレジのおばちゃんはめちゃくちゃいい人。あの人たちに全く罪はない。今後もnanaco払いでのおつきあいは続いていくと思います。

 

■最強がsuicaなのはわかっていること

 

「やっぱりsuica最強」

「〇〇pay、おわた」

 

suicaが最強なのは元々わかっていたこと。電車にも乗れるシステムですからかけているお金やスタッフの質が違う。それと新興payを比較するのは酷ですよ。

 

なんでもかんでも一択にしたがる精神的ゆとりのなさはどうなんでしょうか。

 

例えばpaypayなどは、小さいお店でも気軽に導入できるというメリットがあります。

個人的には20%キャンペーンが終わってから使用頻度が激減しましたが、小銭が出ないしいちおう3%のキャッシュバックは続いているので使っていくメリットは十分にあります。

 

それぞれのpayのチャージ金額を把握するという面倒が生じますが、小銭探しよりはましだと僕は思います。

suica、paypay両方使える場合は3%バック目当てでpaypayを使うし、その場でどのペイがトクか考えるのも楽しいと僕は思います。