内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

念願のハイスタ初単独公演@広島その1

久々に大物アーティストのライブに行ってきました。

 

念願だったハイスタンダードの単独公演です。

 

僕はフェスが好きではないのでここ数年頻繁に開催されているAIR JAMには参戦しなかったのですが、単独公演はやっぱり最高でした。

ライブに行くなら単独公演!

フェス全盛の現在、単独公演派の肩身は狭いですが、頑張って推進していこうと思います

 

僕が過去にハイスタのライブを見たのは、

96年のGreen Day来日時のオープニングアクト

98年のAIR JAM98

以上、たったの2回しかありません。

 

それ以降も単独公演のチケットを取ろうと何度も試みましたが全くだめで、その時にハイスタはフェスでしか観れないバンドだと完全に刷り込まれました。

ハイスタの単独公演?無理でしょ?と今回も諦めていましたが奇跡的に取れました。もちろん転売等ではなく正規のルートです。

 

ハイスタの単独公演を観るのは当然初めてです。

しかも僕はAIR JAM98以来20年ぶり。感慨深いものがあります。

 

■事前準備その1

会場の広島サンプラザホール、ネットで調べているうちにオフィシャルサイトにたどり着きました。

アリーナは体育館としてのユーズが可能で卓球大会の写真が載ってたんです。卓球大会とハイスタがどうしてもリンクしなくて少し違和感を感じていました。

結婚式でも使われるみたいで、オフィシャルサイトからはパンクの香りが一切せず、のどかな雰囲気が漂っていて少し面白かった。

 

本当にここでハイスタやるのかと少し不安になりましたが、ライブハウスではないから当たり前なんですよね。

 

そういう大きい会場でハイスタがやると言うこと。

永ちゃんとかゆずとかそういう人たちがやるような箱です。

 

■アウトレットモールで寄り道

グーグルマップで高速を降りてから会場までのルートをチェックしてましたが、インターを降りて会場まではほぼ真っ直ぐで迷う要素なし。ありがたいことです。

その途中にアウトレットモールを発見しました。田舎モンはこういうのに目がないのです。寄らずにはいられません。

 

おしゃれな洋服屋を数軒ウインドーショッピングをして、腹ごしらえをすることに。

いきなりステーキもウインドーショッピングしました。

ウチの街には「いきなりステーキ」がないので、いまだに興味津々なのです。

けっこうなボリュームのステーキをむさぼり食っている人々を見て思いました。

 

今日じゃなくてもいいか。いきなりステーキは。

 

ライブ前でもあり、お腹への負担を考えきつねそばにしました。

20年前ならいきなりステーキ、攻めてたでしょうね。

きつねそばか・・・過ぎ去った時間の重みを感じます。

 

■ハイスタモードになっている会場周辺

駐車場も何の苦労もなく確保でき、無事に会場まで到着。

会場に近づくにつれてそういう系の服装の人が増えていくあの感覚。忘れてました。何度味わってもいいものです。

 

VANS着用率、ハンパねえ。

 

会場に着いて思ったのは、こりゃあ卓球大会やるわ。ということでした。

当たり前ですけど、完全に体育館ですよね。

 

上着だけは車の中に置いてきましたが、大正解。エントランスを抜けて会場に入った瞬間に人の熱気でかなり高温多湿の状態になってました。

何千人という人々が、ハイスタを待っているのです。

 

二階席に着いた瞬間、音が鳴り出しました。

 

正直ライブ専用の設計でないので音は良くないです。四方八方から反響しあって音が暴れている感じ。体育館なので無理かもしれませんが、壁に吸音材でも貼れば少しはマシになるかなとは思います。

 

僕が過去に行った大きい箱の中では新木場のCOAST、あそこが音質的には最高です。

 

前座のBONEZ、名前からなんとなくメタリックなゴリゴリサウンドを想像していましたが、けっこう聴きやすい感じの曲調で気持ちよく聞けました。

 

■転換時の音楽のセンスの良さ

45分くらいでBONEZは終了し、転換に入りました。

大きい会場だとドラムセットの台座ごと移動するのでスムーズですね。

それでも結構念入りにサウンドチェックをしていました。

 

毎回思うのですが、転換の休みは一回が限界ですよ。

つまり3バンドも出る必要はないと僕は思います。

多くのバンドを紹介したい気持ちもわかるけど、耳の負担を考えると2組が限界。

メイン一組、前座一組。今回はこのパターンだったので、退屈することがなかったです。

 

知らないバンドが増えれば増えるほど退屈する時間が増え、興醒めします。

みんな優しいので拍手は鳴りますが、印象には残らない不毛な時間となります。

耳の電源をオフにしている人々に聞かせても意味はない。

前座は一組まで、これを徹底してほしいです。

 

転換の間じゅう50、60年代の名曲が流れていて「あ、これは健ちゃんの選曲なのかな」となんとなく思っていました。あそこで同系統のうるさい曲をかけられると耳が疲れるんですが、ああいうゆるい曲をかけて耳を休ませるあたり、さすがです。

 

ああいう音楽をルーツに持っているから、楽曲にも幅があるし、コーラスワークも独特。

1stのCalifornia Dreamin、Saturday Night、Since You’ve Been Goneに始まって、最新作まで。彼らの作品には必ずカバーが入ってます。

アルバムに毎回必ずオールディーズのカバー曲を収録するバンドってハイスタ以外にありますか?

 

実際僕もハイスタの影響で50、60、70年代の音楽を聴くようになりました。

だから今でもあの時代の曲をセンス良くカバーをする人たちが大好きです。

 

 

 

 

 

 

ハイスタが始まる前にTシャツに着替えました。2階席だから大丈夫だろうと油断してましたが、ハイスタ@体育館の熱気は尋常ではなく、始まる前から暑さでぼーっとしてきて危険な状態でした。

 

長くなったので次回に続きます。