内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係や楽な働き方について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

More Betterness / No Use For A Name

突然ですが、誰も知らないであろう名盤を紹介する企画を始めます。

世間での認知度は低く、今後も知れ渡る可能性は低いが埋もれているのはあまりにも惜しい。そんな隠れた名盤を音楽好きなあなたに聴いてほしいです。

 

「音楽好き」の定義って何なんでしょうね。

 

「知らない音楽について自らの判断のみで好きか嫌いか判断できること」

「音楽を自らの判断で受け入れることのできること」

 

こんな感じではないかなと個人的には思っています。

 

新しい音楽を誰かに紹介すると必ず「この人たちは売れてるの?」と聞かれます。

 

「売れてるかどうかは重要じゃない。自分の耳で好きか嫌いか判断しなさいよ」

 

と思うのですが、ほとんどの人はそれをせず「売れてる音楽だけが良いもの」だと思い込み売れてる音楽だけを聞き続ける。それでは新しい音楽との出会いはありません。

 

もちろん売れている音楽は良い音楽が多いです。良いから売れるのです。

それと同じだけ、売れていない音楽の中にも聞くべき音楽はあります。

なぜ売れないのか。

プロモーションの力がなかった。これに尽きると思います。

聴いてもらわなければ始まらないが、知ってもらうことができないのです。

 

それをするのが「音楽好き」の役目。

売れてる音楽はそういうのが好きな人たちやメディアにまかせて僕は自分の好きなマニアックな音楽を紹介していきます。

 

昔は誰かにCDを紹介しても、購入するかレンタルするかしかなく、聴いてもらうまでのハードルが恐ろしく高かったのですが、時代は変わりました。

Spotifyは月に15時間まで好きなアルバムを聴くことができます。

スマホは強制シャッフルが入るので何かしらのタブレット端末がオススメ)

本当に新しい音楽を知るのには最高に良い時代になりましたね。

 

僕は洋楽派で、アルバムを1枚通して聴く派。

1枚のアルバムとして美しい完成度の高い洋楽を紹介しようと思っています。

よろしくお願いします。

 

■パンクに対する偏見を捨てよ

あなたはパンクバンドに対してどういったイメージを持たれていますか?

うるさい、野蛮、暴力、下品、こういったネガティブなイメージが多いと思います。僕も昔はそう思っていましたが、実際そういう一面があることも否定できません。

それでも僕が最も影響を受けた音楽は間違いなくパンクだと断言できます。

もしパンクに影響を受けてなかったら今頃退屈な人生を送っていたのではないでしょうか。何かを表現するとき、過激でないと伝わらない場合が多々あります。

その表現手段の一つとしてパンクがあった。その時代の若者に支持された。

 

後から付いてきた野蛮さや暴力などはその表現者やシーンを構成してきた客がただ人間として未熟だっただけのこと。僕はそう思っています。

 

パンクロックシーンから出てきた人の中にも、ジョー・ストラマーなど人間として素晴らしい人も存在します。

一度彼のドキュメンタリーを見てほしい。パンクに対する考え方も変わると思います。

 

■あなたはトニー・スライというメロディメーカーを知っていますか?

「世界で最もうるさいパンクロックバンドを挙げよ」と言われてもぱっと思い浮かびません。パンクロックのノイジーな側面には僕もあまり興味がないからです。

 

世界で最も美しいメロディーを持つパンクロックバンド。

僕はそちらにずっと興味があり、多くのバンドを探し、聴いてきました。

20年以上そういうパンクを聴いてきて、辿り着いて答えは出ました。

 

最高に美しい曲を書くパンクバンド。

No Use For A Name(ノー・ユース・フォー・ア・ネーム)

 

ビートルズ・エリオットスミス・ジミーイートワールド・バッドレリジョンなどを自らのフェイバリットに挙げるソングライターがいるバンド。それだけで興味が湧きませんか?

 

ボーカルのトニーは2012年の7月に亡くなっていて、バンドそのものは解散しています。長くなるので今回はそこには触れません。

 

アルバムは10枚くらい出していますが、初期のものは音楽性も定まらず、メタル寄りのゴリゴリのパンクロックでメロディーメイカーとしての才能を発揮できていないので僕はあまり好きではありません。最新作とはジャンルすら違うので、ファンであっても今さら買う価値もないと思います。

 

音楽性が変わり始めたのが1999年に発売された「More Betterness」ちょうど20年前の今頃出た作品です。うるさい音楽に変わりはないのですが、そのメロディーの美しさに僕はとりこになりました。

 

それまでNoUseに持っていたイメージ「うるさくて速い曲をやるバンド」が「美しく速い曲をやるバンド」に変わりました。

彼らの代表作となる「Hard Rock Bottom」ももちろん最高の作品ですが、発売20周年ということもあって今回はこのアルバムを紹介しようと思います。

 

・ロック・パンク好き

・メロディーが綺麗なバンドが好き

・渋い声が好き

 

こんな人はぜひ聞いてみてください。

個人的にオススメな曲は

 

・Chasing Rainbows

・Not Your Savior

・Coming Too Close

 

忙しい人が多く、アルバムを通しで聞けない人がほとんどだと思います。

この3曲、10分で彼らの良さは伝わると思います。

美メロとパンクロックの美しい融合をご堪能ください。

 

パンクロックの向こう側にあるビューティフルメロディー、それがこのバンドの肝です。

 

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