内向的でも生きていけるはず

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

人は楽な方に流れる怠惰な生き物

先週末に引き続き今週末も台風が来襲の予定。

先週も多くのライブイベントが中止になったが、今週も同じように中止になりそうだ。行楽日和の時期に限ってこうやって邪魔が入る。なんとかしてほしいが、自然には抗えない。

日本の歴史は大雨、地震、台風と戦ってきた歴史。これからも永遠に続くのだろう。

 

決してライブが嫌いになったわけじゃない

若い頃はライブによく行っていたが、最近は全く行く気がしない。

理由はシンプルで

・好きなアーティストが単独公演で来日しない

・観たい日本のアーティストはチケットが全く取れない

・それよりも楽しいものを見つけた

・若い頃にライブ鑑賞に使うエネルギーを使い果たした

・音源を聴いている方が楽

 

これくらいだろうか。

 

90年代は海外アーティストを観るには最もいい時代だった

前にも書いたがフェスは盛況だ。

フェスという「非日常を体感する」という目的も加わり、そんなに音楽好きでないがお祭りが好きな人を取り込んだ。その一方で音楽そのものを犠牲にしている一面もある。僕個人としては多くの人を集め、観たいアーティストが観れない状況を作り出すシステムに嫌気がさしているのでフェスには行かないというスタンスだ。

 

洋楽不況と言われる状況がここ10年以上続いていて、中堅、新人アーティストが単独で来日することもほぼなくなった。デビューしたばかりのオアシスが渋谷クラブクアトロで演奏したのは24年も前の話。90年代は本当にライブを観るには最高の時代だった。

海外アーティストに限ってだが、これからを担う新人を小さい会場で観れる機会はほぼない。それだけ人の興味が洋楽にはない。

 

日本のアーティストも盛況なのは一部の人気のあるアーティストだけで、あとはかなり厳しい状況だ。中堅のアーティストでもCDは売れない、ライブにも人は来ない。

人気のあるアーティストのライブは一瞬で売り切れるし、チケット転売市場でも高値で取引されている。アーティスト側もいろいろ転売対策をしているみたいだが入手が困難だということに変わりはない。そうまでして手に入れて、ライブを観ようとも思わない。世の中にはもっと楽しいことが存在する。

 

初心者目線で考えるとライブ鑑賞は、

 

楽しむための敷居が高すぎる

 

手軽だったからこそ楽しめた

僕がよくライブに行っていた1995から2005年の間は、海外の中堅や新人アーティストならばそんなに苦労せずにチケットも取れたし値段も妥当なものだった。その時代から日本の人気アーティストの単独公演のチケットはプレミア化していて、観れるのはフェスだけという状況だった。「めんどくさいから日本のアーティストはいいや」と脳裏に焼きついた。だから余計にチケットが取れやすい洋楽のアーティストに流れていったのだと思う。当時は今よりももっと音楽が大好きだったが、チケット争奪戦をしてまで観たいとは思わなかった。

 

今は海外アーティストは来日すらできなくなってしまって、日本の一部のアーティストだけが転売市場を賑わせているという状況だ。そこに未来はあるのかな。

 

「いろいろめんどくさいから音源でいいや」というのが正直な気持ちだ。若いころライブに行き過ぎてもう新鮮さがないというのもあるのかもしれない。

「生演奏」の魅力を否定するつもりはない。生でしか伝わらないものもある。

ただ音楽の楽しみ方は人それぞれ。BGMで流しているだけで幸せという人もいる。

楽しみ方が多様化している時代に、ライブだけで生きていく、収益の柱にするというのはあまりにも危険な選択だ。台風1つであっさりとイベントはつぶされてしまう。

 

「音楽は好きだけど、ライブは興味ない」という人も表には出てこないがかなりいると思う。そちらに目を向けてみたらどうだろうか。

 

音楽の力を信じ続ける人々

「めんどくさい」は確実に人を遠ざける。何事もそうだと思う。

そのめんどくさいを乗り越えてくれる人だけに向かって商売をしかけていっても、めんどくさくないものには太刀打ちできない。今の時代楽しいものはありふれている。

 

僕がそうだから、みんなもそうだろうじゃなくて、おそらくこういう考えの人もいるだろうと思ってこれを書いている。

 

「音楽は素晴らしい」

「絶対ライブに行くべきだ」

 

それは内側にいる人間の傲慢だと思う。その考え方だと一部の人気のある人以外はお客さんを呼べない。

 

「音楽に価値はない」

「ライブめんどくさい」

と考える人の視点を冷静に分析することも必要かなと思う。情熱だけで人は集まらない。

 

こういう意見も現場では言いづらいのが正直なところ。内側にいる人間はみんな頭が固く、「音楽の力」に完全に酔っている。下手なことをいうと、すぐに村八分になる。

音楽関係者が頭を切り替えてそういう耳を塞ぎたくなる意見に耳を傾けることが必要だと思う。

 

情熱を空振りさせるのは本当にもったいない。