内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

映画「アイアムアヒーロー」

映画「アイアムアヒーロー」を見終わった。

 

なんとなく名前を聞いたことがあるので興味半分で観てみたが、まさかゾンビ映画だとは思わなかった。それが一番の驚き。気軽に観れるアマゾンプライムビデオの落とし穴。

 

少し前にアマゾンプライムでウォーキングデッドを少しだけ見たが、すぐに挫折した。流血シーンが苦手なので見進めることができなかった。

アイアムアヒーローも途中で観るのを中断したが、なんとか最後まで見ることができた。

典型的なゾンビ映画で、後半はただただゾンビを銃で打ちまくる展開だった。

 

英雄からただの男へ

設定は好きだ。漫画家志望の冴えない男が、ゾンビを倒し女の子を守るヒーローになる。

最初は「英雄と書いてヒデオです」と名乗っていたのが、最後は「ただのヒデオです」と名乗る。このあたりの描き方は良かった。

 

もうひとつ印象に残ったのが、ゾンビのラスボス、跳躍力の権化みたいな男の存在感。ビルにハイジャンプで乗り込んで、壊滅させるシーンは本当に恐ろしかった。

あれは夢にでるヤツだね。

 

印象に残る演技

有村架純ちゃん、長澤まさみさん、大泉洋さん。みんないい演技だった。

特に長澤まさみさんは最初は彼女だと気づかないほど、あの役に入っていた。

 

ドランクドラゴンの塚地さんも記憶に残る演技だった。

レジスタンス?の面々も良かった。ゾンビにはない人の本質、醜さが巧く描かれていた。

 

ゾンビも人間もそんなに変わらない

死んでいるゾンビも怖いが生きている人々も同じくらい怖い。

原作者のメッセージはそこではないと思うが、それが伝わってきた。

2時間という枠組みに収めなければいけないので、描きたいことは原作の漫画の方に詰まっているのだろう。

 

そちらにも興味が出てきた。漫画の方が流血シーンがリアルじゃないからもっと気軽に楽しめるのかもしれない。

 

アイアムアヒーロー

アイアムアヒーロー