内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

本当に万人が楽しめるのか?スプラトゥーン3を買わない方がいい人はこんな人

 

間違いなく激売れするであろう2022年最大の話題作スプラトゥーン3。もしかするとアルセウスの売り上げを超えるんじゃないかなと予想しています。

 

ただ、どのソフトもそうであるように、誰もが楽しめるソフトではないことも確かです。今回の記事では「こんな人はやめた方がいい」という一点から掘り下げます。

 

バカ売れするソフトの満足度が、売り上げに比例して、必ずしも高いわけではありません。あなたの趣味や嗜好に合う保証もない。買って後悔することのないよう、冷静に自分の性格や感性を見つめながら最後まで読んでください。

 

スプラ3を買わないほうがいい人

1 勝つことに異様に固執する人、自分の負けや他人の失敗を明るく笑い飛ばせない人

2 マウンティングを取るのが好きな人。取られるのが嫌な人

3 イライラするとコントローラーを投げがちな人

 

こんな人は買わない方がいいでしょう。

コントローラーは高いですし、純正プロコンは転売ヤーが買い占めていて、壊れたら買えません。投げて良い代物じゃないんです。

 

コントローラーを投げなくて済むゲームはたくさんあります。そちらの方が圧倒的にコスパがいいです。

 

僕は前作のスプラ2の体験版をプレイしました。一人で遊ぶならめちゃくちゃ楽しいなとは 感じましたが、オンラインでの対戦が前提で、基本自分以外の7人と遊ばなければいけないことを知った時、僕には合わないと思い遊ぶのを止めました。

 

スプラ3の前夜祭も参加しましたが、ヒトに気を使って楽しめませんでしたね。やっぱり自分にはボコブリンを蹂躙するのが性に合っているみたいです。

 

スプラ3では、オンライン対戦前提というシステムは引き継がれ、根本のシステムは基本的に変わってないので、辛い目に遭うのは必須だと思われます。

 

あおりイカでググって、それでも不快にならないならどうぞ。

 

あと、発売日に届かなくて、運送屋さんに当たり散らしたりする人。本当に迷惑なのでそれだけはやめてください。発売日に遊びたいなら店頭で買うか、ダウンロード版を選ぶなりしましょう。

 

任天堂製品は、カタログチケットで常に安く買えるので、発売日に遊びたいソフトはカタログチケットでの購入がオススメです。

僕はメトロイドドレッド・ゼノブレイド3ともに発売日に遊ぶためにカタログチケットで買いました。今後ブレワイの続編でもそうする予定です。カタログチケット最強。

 

スプラ3を買った方がいい人

1 メンタルが強く、常に無の境地でいられる人

2 チームプレイを理解し、他人に優しくできる人

3  一人暮らしで自分のプレイ中の姿を他人に見せることがない人

4 実生活が充実していて、あくまでもゲームの中の勝敗だと割り切れる人

 

ゲームは楽しむためのモノだと完全に理解できているなら、敗北すら楽しい時間になり得ますが、その心得がないなら辛い時間にしかならないでしょう。

 

これまで多くのゲームを遊んできましたが、「楽しそう」と「楽しい」は明確に違うので、その違いを熟考してからカートに入れてください。

 

「こいつが戦犯だろ!」と他人を罵る我が子を見たいか?

僕がこのゲームを買わない理由は以下のとおりです。

 

1 自分の子供に、テレビの前で他人に対して暴言を吐く子供になってほしくない

2 自分の恋人が「不機嫌な大人」になってほしくない

3 ゲームのプレイ中くらいは、穏やかな時間を過ごしたい

4 他人からの煽り行為に我慢できない

5 他人に勝つことに興味を見出せない

 

自分が親なら絶対にこのゲームは買い与えない。

あなたが大人ならば「小学生に人気」という意味をよく考えてみてください。

子供が浴びてはいけないストレスにさらされる意味を理解してほしい。攻撃的な子供に育てるメリットはゼロ。いつかその攻撃性が親である自分に返ってくる確率が高まります。

 

スマホのゲームで懲りてからは、「民度が低い」という言葉が出てくるゲームはやらないことにしています。

 

あなたの周りにも「マウンティング行為」が大好きな人いますよね?勝ち負けや優劣を付けたいというのは人の本性ですが、この手のゲームには必然的にそういう人が集まります。そういうのに興味がない僕みたいな人間は、ブレワイで魚やキノコを集めたりしていて忙しいからです。

 

バトロワ系のゲームは、スポーツマンシップのない殴り合いなので、ヘイトを溜める仕組みが尋常じゃない。スプラトゥーンは見た目はキャッチーですが、やはり対人ゲームです。抑制の効かない子供には対人ゲームは危険です。

 

戦闘狂の世界に飛び込む必要性を考えてみてほしい。

わざわざお金払って、自分の息子をヘイトまみれの凶暴な子供にする意味ありますかね?

子供がいない人は、自分がそうなりたいですかね?

わざわざ時間を使って、見知らぬ他人にヘイトを溜める練習をしたいですか?

 

話題作という事で、Youtuberがこぞって紹介していますが、あの人たちは紹介したゲームが売れれば自分にお金が入るので、ある意味当然です。仕事としてやるべきことをやっているだけ。罪はない。

 

でもあなたには選択する余地がある。

一生懸命やっているのに戦犯扱いされるゲームを選ぶか?

そんな思いを自分の子供や妻にさせたいか?

それとも自分で未来を決められるゲームを遊ぶか。

 

話題性につられて購入する前に、

前作スプラトゥーン2のアマゾンの星評価1のレビューを熟読することをオススメします。

 

心を動かすアマゾンレビューは消去される

今回の記事を書くきっかけにもなったアマゾンレビューを紹介します。

相当重い内容なので注意して読んでください。

 

ゲームの内容については、みなさん書いておられるので、少し別の視点から書こうかと思います。

 

結婚と同時期にこのゲームを買いました。

とても穏やかで優しかった夫が、ゲームをしながら暴言を吐くようになったのはこの頃からです。

 

スプラトゥーンはチーム制で、勝ったら自分のおかげ。負けたら仲間のせい。というストレスと時折ある勝利による高揚感を中心としたゲームです。

勝率は決して高くないにも関わらず、その勝利による高揚感が病み付きになります。

ただし、負けるとイライラします。負け続けるとキレます。勝つまでやります。勝つまで寝ません。終わりません。

 

そして問題なのは、勝つことよりも負けることの方が多いんです。つまり、イライラすることの方が確実に多いんです。

 

夫はウデマエXで、プレイ時間は1500時間を越えています。

ウデマエXをキープすることが、ゲーム内においてどれだけの価値があるのかは分かりませんが、少なくともその1500時間以上もの間、私は横で夫の暴言を聞いていました。その時間は、夫への愛情を冷めさせるには十分すぎる程でした。

 

新婚生活は、スプラトゥーンにより、冷えきったものへとなりました。

穏やかで優しかった夫は、暇さえあればゲームをして、イライラするようになりました。ゲームができない時は、ネットでプレイ動画を見るようになりました。

夫婦の会話も減りました。一緒にテレビを見ることもなくなりました。出掛けることもありません。

 

夫を見る目が変わりました。夫に話しかけることが恐くなりました。いつ矛先が自分に向くのかと怯えるようになりました。

 

ゲーム一つでこんなに生活が変わるとは思いませんでした。

 

「いやいや、そんな大袈裟な。」

「貴方の夫に問題があったんでしょ?」

「自分の夫は、妻は、子供は大丈夫。」

 

そう思うなら、是非購入して下さい。

 

今ある日々の生活に、細やかな刺激をきっと与えてくれることでしょう。

我が家はスプラトゥーンによって、家庭が崩壊しました。

4,400人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

どのゲームにも必ず星1は付きますが、星1のレビューに「役に立った」が4400も付くのはかなり稀なことです。10000以上のレビューが付いているゲームの中では、星1のレビューの「役に立った」はマリカー8DXは517が最大値、ブレワイは1103が最大値、スマブラは1935が最大値なので、この4400という数字にかなり強い思いが込められていることを感じます。

 

ちなみにこのレビュー現在は閲覧不可。上位の批判的レビューに表示されません。

レビューした方自らが消したのか、それとも何かしらの力が働いたのか。

それはわかりません。

 

アマゾンは物を売る会社なので、物が売れなくなるレビューを消すのは企業として当然のこと。それを批判するつもりはありませんが、良いゲームに辿りつくためには、消費者としてはそういう事実があることを知っておいた方が良いとは思いますね。

 

自分の好きなゲームを見極めるということ

実はここからが今日の記事の本題でもあるのですが、自分の好きなゲームを見極めることはかなり重要で、幸せに直結しています。

 

楽しい時間を過ごすためにゲームをやるんですよね?

楽しい時間を過ごすために生きているんですよね?

 

最近、その本質を忘れている人があまりにも多すぎると感じています。

ゲームソフトにお金を払ってまでヘイトを溜める意味をもう一度考え直してほしい。

 

僕も、子供の頃は格闘ゲームスポーツゲームをやっていました。子供だからね、何やっても楽しいよ。その頃の対人は隣に座っている友達や兄弟だったので、ヘイトは溜まりませんでしたが、今は違います。画面の向こうの見知らぬおっさんや小学生に対して、無意味にヘイトを溜める仕組みができあがってしまいました。

 

大人になってからは、勝ち負けのあるゲームを楽しめなくなりました。自分が勝った時は気持ちいいが、負けた時は腹が立つ。他人が絡めば気も使うし、そんな時間を過ごして楽しいか?って考えるようになったんです。しかもそれに対してソフト代5000円以上お金を払っている・・・しかもオンラインにまで課金している。アホでしかない。

 

自分が絶対に勝つもしくは気持ちよくなるゲームした方がいいんじゃないの?

そう考えるようになって、勝ち負けのあるゲームは止めました。FPSバトロワ系のゲームは一切やりませんし、見ているだけで不快なホラー/ゾンビゲームもやりません。ビビりなので「なんでお金払って怖い思いしなきゃいけないの?」って思っています。他に「楽しいゲーム」たくさんあるのに怖いゲームを遊ぶ意味が全くわからないのです。

 

過ぎ去った時を求めて世界を救う勇者になったり、エルデの王になったり、100年の眠りから覚めて厄災を討伐したり、その手のゲームしかやっていません。今はヒスイ地方を回ってポケモンを集めています。そういうゲームにもボス戦での勝ち負けはありますが、最終的には勝てるよう調整されています。

 

個人的には自分の敗北を「人のせいにできる」もしくは「自分のせいにされる」ゲームは今後もやらないし、記事でオススメもしません。それは非常にストレスが溜まり、ゲームのプレイが不快な時間に直結するからです。

 

なんで楽しいはずのゲームで不快な目に合わなきゃならんの?

 

エルデンリングもそれなりにストレスが溜まりましたが、それは他人に起因するものじゃなくて、全て自分のミス。戦犯は常に己のみ。改善可能なストレスです。最終的には王になったので、全て報われました。ちなみにエルデンリングの対人は全くやってません。

 

スプラの話に戻りますが、4人vs4人で闘うのがこのゲームの基本。つまり自分以外の7人は他人です。煽る人、マウンティングを取る人、独りよがりで協力という概念がない人。自分以外の7人の中に、この手の人がいない確率はかなり低いです。

 

「マッチングがひどい」「不愉快」レビューにはそんな言葉が並んでいますが、その度にストレスを感じるのは確実で、勝利を目指したところで楽しいとは思えません。

勝っても負けてもあまり豊かな気持ちにはならないと思うんですよね。

 

お金払って、時間費やして、これって寂しくないですかね・・・

厄災ガノンや邪神ニズゼルファを倒した時のような清々しい気持ち、得られないと思います。

 

ストレスまみれの勝利。イライラしかない3分間。

それって人生にとってプラスですかね?

 

常に他人と共闘し、煽り煽られ、神経をすり減らし、それでも時間を浪費し、おまけにコントローラーやモニターを破壊する。暴言を吐き、周りにいる家族を不快にする。

 

そういう時間を過ごすことになるゲームは、どんなに売れててもオススメはできません。約束された神ゲーであっても僕はスルーします。

 

僕はスイッチとPS4を買って2年の新参者です。

「誰もが認める神ゲー良ゲー」と評価されるゲームがまだこの世に100本以上存在していて、それらがまだ未プレイの状態です。わざわざストレスまみれになるゲームに手を出す意味が全くわからないんです。

 

他人に煽られて、不快になる確率がゼロのゲームを遊びたい。

ゲームを選ぶ際の基準は今後も変わらないでしょうね。

 

大丈夫!あなたが買わなくてもこのゲームは売れるから

人にゲームを勧める以上は楽しくなるゲームを勧めたい。そんな気持ちで記事を書いてきました。

自分がやって楽しかったゲームしか紹介していないし、面白くなかったゲーム、ストレスを感じたゲームは辞めたし、記事も書いていません。

 

そういう意味では、売れるのが確実だからって、この話題作を無条件で誰かに紹介することもできない。

 

ゲームそのものを否定するつもりはありません。

気心知れた友達8人でやるなら、こんなに楽しいゲームはないと思います。世界観もグラフィックもスタイリッシュだし、インクでの陣地の奪い合いという発想も斬新です。

 

ただストレスの溜まりやすいゲームデザインが、僕の嗜好に合わないというだけ。世の中の一部の人間が、マルチプレイのゲームを楽しく遊ぶほど成熟していないというだけの話です。

 

Nintendoに非はないし、神ゲーであることも変わらない。

ただそれを遊ぶプレイヤーの人格に、全てが委ねられている事が最大の問題なのです。

 

発売まで2ヶ月を切りましたが、おそらく発売日初日に100万本以上売れるでしょう。

あなたが買わなくても、びっくりするほど売れます。だから大丈夫です。全世界累計も1000万本は突破するでしょうね。

 

さて、発売まで1週間を切りました。

 

ゼノブレイド3、遊びましょうよ。

僕はこのゲームにこの夏を捧げるつもりです。

こちらも注目作ですが、任天堂内の動画の再生数から見ると、1/10程度の注目度。スプラ3ほどは売れないと思うので、こちらを遊んでもらえると嬉しいです。

 

スプラ3が1000万本売れて、ゼノブレイド3が100万本売れるよりも、

スプラ3が900万本売れて、ゼノブレイド3が200万本売れる方が、

地球全体の幸福度は高いと思います。吐き出される暴言の数も減るでしょう。

 

CERO Cで15歳以上対象になっているので、大人も楽しめるはずです。完全ソロプレイなので、不要なストレスもありません。

 

旦那さん(奥さん)や子供の発狂する声を聞くくらいなら、僕は声優さんの心のこもった声を聴きたい。コントローラーは叩き割るものじゃなくて、楽しさを画面に伝えるものであってほしいです。

 

長くなりましたが、簡単にまとめます。

・人が絡むと途端にゲームがつまらなくなる

・勝ち負けの過剰な追及は、人を不幸せにする

・ストレスまみれのプレイ時間は苦痛

 

ゲームってストレスと戦ってまで遊ぶものではない。

ゲームしてイライラするくらいなら他のゲームを遊んで欲しい。

それだけでも伝わっていれば幸いです。

 

人を倒すくらいなら、ライネルやガーディアンを倒したい。

それが偽りのない僕の本音です。

 

長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

スイッチを買ったばかりで、未プレイならばゼルダブレスオブザワイルドやDQ11s。

新作ならば、ゼノブレイド3やドラクエ10オフラインをオススメします。