皆さんはアップル製品が値上げしたのをご存知ですか?
2022年5月のiPodの販売終了も衝撃でしたが、この値上げも同じくらいインパクトがありました。
2022年6月6日「M2チップ搭載の新型MacBook Airを発表」という華々しいニュースの裏で、多くのMacが値上げされました。その値段も衝撃的で、多いものは39000円の値上げ。原因は円安。1年前に比べて20円の下落・・・こればかりは仕方ないですね。
Mac miniですら13000円の値上げ。痛すぎる
Mac関連の中から、代表的なものを紹介します。
※値上げ金額の少ない順です。
・M1 Mac mini (2020年11月発表):79,800円 → 92,800円(+13000円)
・MacBook Air 13inch (2020年11月発表):115,280円 → 134,800円(+19520円)
・iMac 24″ (2021年5月発表):154,800円 → 174,800円(+20000円)
・Studio Display (2022年3月発表):199,800円 → 219,800円(+20000円)
・Mac Studio (2022年3月発表):249,800円 → 278,800円(+29000円)
・MacBook Pro 14inch (2021年10月発表):239,800円 → 274,800円(+35000円)
修理の価格も値上げ
・MacBookAir 13,800円→15,800円(+2000円)
・MacBookPro 20,800円→23,800円(+3000円)
最も安いMac miniですら13000円の値上げ。ライトユーザーからプロユーザーまで、全ての層に大打撃です。多くの日本人が戦慄した1日だったことが想像されます。
個人的にはウチのiMacとMacBookProが共に2011年のモデルなので、いい加減買い替えなければいけないのですが・・・さらにハードルが上がりました。家計的にもこの値上げは非常に痛手です。
値上げはほぼ確実という噂は以前からあったみたいなので、僕の情報収集能力が甘かったということになりますね。
アップルレートについて
調べてみるとアップルレートというものが存在し、その時の為替レートに合わせて価格を決定しているみたいです。毎日の変動に合わせて価格を変えるわけにはいきませんからね。
Mac miniの価格が699ドル。当然ですが、アメリカ国内では価格の変動はありません
699 x 19円(円安の差額)=13281円
妥当な価格ですね。
他のものもだいたいこれくらいの差額です。
額が大きいのでアレですが、不当に値上げしているものはありません。
むしろ現在の為替レートよりも抑えられているものが大半です。今日の為替レートで計算するとMac miniは93931円でした。
ちなみにですが、僕がiMacとMacBookProを買った2011年12月は1ドル約77円でした。そりゃあ2台のMacを買えるわけだ・・・
次に値上げされそうなものを買っておこう
もうスペックがどうとか、M2チップがどうとか言ってる場合じゃない。
秋以降にiPhoneやiPadの買い替え予定のある人は、今すぐもしくは在庫があるうちにアマゾンで買っておくことをおすすめします。値上げされたらマジで後悔しかありませんし、一晩で何万円もの損失を生むことになります。
次の値上げのタイミングは2022年の9月。もしかするとその前に突然来る可能性もあります。ターゲットはiPadとiPhone、ロックオンされているのは確実。Air Podsやキーボードなどの周辺機器も危ないです。
というわけで僕は無理をして、iPad mini6を買いました。
Wifiモデルで64GBという最小構成ですが、59800円に抑えることができました。
2021 iPad mini6 499ドル
499 x 120円=59880円 現在の価格はこれくらいのレートで計算されています。
499 x 135円=67365円 最新のレートが適用されるとこうなります。
約7300円の値上げになります。
これが僕がこのタイミングで買った最大の理由です。M1チップの入ったMac mini7が登場したとしても、これ以上の価格になることは確実で、そうなるともう手が出ません。
2022年6月20日23:59までタイムセール中。
5%オフの約3000円割引で買えます。
スペースグレイは7%オフの約4000円引き。買うしかない。
2022 iPad Air5 599ドル
599 x 125円=74875円 現在の価格はこれくらいのレートで計算されています。
599 x 135円=80865円 最新のレートが適用されるとこうなります。
比較的新しいiPad Air5ですが、約6000円の値上げになります。
ハブが一個買える価格差なので、欲しい人は今買った方が良さそうです。
2021 iPhone13 mini 699ドル
699 x 125円=86800円 現在の価格はこれくらいのレートで計算されています。
699 x 135円=94365円 最新のレートが適用されるとこうなります。
最小構成のiPhone13 miniですら、約7500円の値上げになります。
ケースやフィルム代が浮くことを考えると、9月に発表されるであろうiPhone14にこだわらないのなら、今買うのがオススメです。
2022 iPhoneSE(3rd) 429ドル
429 x 135円=57915円 現在の価格と現在の為替レートがほぼ一致。
iPhoneSEは現在のレートでの価格設定なので急いで買う必要はなさそう。今後もこの価格が維持される可能性が高いです。
アマゾンで可能な限り安く買う裏技
まずは現金を用意しましょう。僕は60000円用意しました。
アマゾンのサイト内でギフト券チャージを選んで任意の金額を選ぶ。
今すぐ購入をクリックし、送られたメールからコンビニの窓口で支払う。これで完了。
僕の場合は、60000円チャージの2%の1200円がポイントとして後日付与されます。
それプラス、59800円の1%の598円分のポイント獲得。
合計1798円のポイント獲得。
これが値上げに対する庶民の些細な抵抗です。
ポイント目当てで、地元の家電量販店も回ったりしましたが、そもそもアップル製品を扱っていない。置いても利益が出ないんだろうね。アップル製品はポイントが還元されない場合もある。電気屋で初期型iMacを眺めていた時代が懐かしいです。
アップルでストレージの増設をする時代は終わった
余談ですが、アップルでの容量増設も値上げということになります。
円安時代を賢く生きるには、最小構成のモデルを買って自分で増設するのが必須です。
iPad mini6の場合、ストレージ容量64GBと256GBの差額が18000円あります。
この差額分に以下の2つを買えばかなりよい環境を構築できます。
USBタイプCのハブを買ってUSBメモリやSDカードを接続。もちろんHDMIでの外部モニタへの出力も可能ですよ。
ライトニングが廃止されたiPodのモデルでは、直接USBにSSDを接続することも可能です。
アマゾンで、どのSSDを調べてもWin/Mac対応の文字はありますが、どのモデルにもiPad 対応とは書いてありません。こちらのモデルは対応しているようです。
さいごに
不確定要素が多すぎる現在の状況。アップル製品だけでなく、その他の製品も値上がりは避けられないでしょう。何が起こるかわかりませんからね。
状況をよく観察して、きちんとアンテナを張って、損をしない生き方をきっちり選ばないといけませんね。アップルの値上げは、決意を新たにする出来事でした。
この記事を書いていたら、運送屋さんがiPad mini6を配達してくれました。
キャットフードからiPadまでこんな田舎まで届けてくれて、いつもありがとうございます。ほんと助かっています。
購入を決意してから、48時間後に自宅に届いている。ありがたい時代を生きてます。
iPad mini4からの乗り換えということで、初めて買った時のような新鮮な喜びはありませんが、新しいアップル製品はワクワクしますね。主に動画編集の使用になりますが、使い倒します。
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
時代は新色のSTAR LIGHTらしいのですが、今後購入予定のキーボードやMacとの統一感を考え、スペースグレイにしました。
持ち出しはiPad mini4を使うので、しばらくはフィルムのみでしのぎます。
2011年の12月に買ったiMacについていた純正キーボード。乾電池を入れるタイプのアレです。
今回購入したipad mini6に接続することができました。Bluetoothが新しくなったので使えないと思っていましたが嬉しい誤算です。新しいキーボードを古いiMacに接続することはできないと書いてありましたが、その逆は大丈夫なのかな?
出費がかさんだので、キーボード代を抑えられたのはありがたいです。
落ち着いたらSatechiのキーボードに乗り換えます。テンキー付きでこの値段とデザインはありがたすぎる。有線接続可能なのもポイント高し。