約束された神ゲー、そして容赦ない死にゲー。
60時間以上遊んで獲得したトロフィーはわずかに3つ。まだ全体の20%くらいしかクリアできてないと思います。ボリュームが尋常じゃないので、僕の場合は200時間くらい遊べそうです。
エルデンリングの何が楽しいのか?
初見では絶対に倒せないボスを数時間の死闘を通じて学習し倒すこと。
おそらくそれが最大の楽しみだと思うが、僕はそこまで集中力がないし、アクションゲームの腕前も下手な部類に入る。
僕はPS4でプレイしています。動作は安定していますがロード時間が長く、同じ敵を時間をかけながら討伐することにハード自体が対応していないというのが率直な感想。SSDを入れて改善はしましたが、実況などでみるPS5のロード時間の速さには勝てないです。PS5ありきで作られていることを痛感する。死にゲーを楽しむのに最適なのはPS5です。
僕の現在のエルデンリングを遊ぶ最大の楽しみはキャラと装備を強化すること。それにほとんどの時間を費やしていて、3日に1回くらい強ボスに挑む程度。レベルと武器強化の恩恵を最大限利用して、強敵をねじ伏せるというやり方が僕に合っている。
強化要素が多くてわかりやすい(しかも楽しい)のがこのゲーム最大の魅力。
このゲームにはどんな強化要素があるのか、自分の理解を確認するためにも、これから新しく始める人のためにも、一回整理してみたい。
エルデンリングを遊ぶ上で理解しておきたい10個の強化要素
1 キャラのステータス
敵を倒して獲得するルーン(経験値)それを筋力や技量などに自由に割り振ることによって、自分のキャラの特徴を自分で選ぶことができ、好きなように伸ばしていけます。
エルデンリングは「ビルド」が楽しい。
生命力
精神力
持久力
筋力
技量
知力
信仰
神秘
これらの8つのステータスの中から、自分の伸ばしたい能力に数値を割り振っていきます。筋力を上げるべきか、それとも技量をあげるべきか、あれこれ考えているだけで時間を忘れます。そして死ぬとルーンがロストしてしまうという設定が緊張感を生んでいる。
それぞれのステータスについて語ると長くなるので今回は割愛。
そもそも現時点では手探りで、理解していないです・・・
僕は、筋力を上げれば攻撃力が上がると勘違いしていました。
これって初心者あるあるなのでしょうか?
2 武器の強化(鍛石集め)
鍛石(たんせき)を使用して武器を鍛える。その代償としてルーンを消費する。
攻撃力強化のメイン要素はこちら。手っ取り早く強くなりたければ武器を強化するのが正解です。
鍛石にはレベルがあり、鍛石1から鍛石8まである。
鍛石1 (+1から+3まで強化可能)
鍛石2 (+4から+6)
鍛石3 (+7から+9)
鍛石4 (+10から+12)
鍛石5 (+13から+15)
鍛石6 (+16から+18)
鍛石7 (+19から+21)
鍛石8 (+22から+24)
武器の最大強化は+25で、こちらは古竜岩の鍛石という特殊なアイテムを使う。
鍛石8までは条件を満たせばルーンによる購入が可能だが、古竜岩の鍛石は数量限定なので、武器を+25にする場合は慎重な見極めが必要。
一つの武器の強化度を3上げるためには、それぞれの鍛石が合計12個必要(+1で2個、+2で4個、+3で6個)です。
鍛石1から鍛石8までそれぞれ12個ずつ、合計96個集めてようやく一つの武器の強化度が24になるという果てしない道のりです。
通常の武器では強化できない特殊な武器(ユニーク武器)が存在する。
その強化に使うのが喪色の鍛石(もしょくのたんせき)です。
特別な武器なので強化の進め方も少し違っていて、最大強化が+10になっています。
喪色の鍛石1 (+1の強化)
喪色の鍛石2 (+2)
喪色の鍛石3 (+3)
喪色の鍛石4 (+4)
喪色の鍛石5 (+5)
喪色の鍛石6 (+6)
喪色の鍛石7 (+7)
喪色の鍛石8 (+8)
喪色の鍛石9 (+9)
こちらも最大強化の+10にはレアアイテムの古竜岩の喪色鍛石を使う。
鍛石は主に各地の坑道というところで獲得できる。坑道=主に鍛石を集めるためのミニダンジョン。
・リムグレイブ坑道
・モーンの坑道
・レアルカリア結晶坑道
・ゲール坑道
・サリアの結晶坑道
・アルター坑道
・旧アルター坑道
・封印された坑道
紹介しきれないが、それぞれのエリアごとにいくつか存在し、坑道内で拾える鍛石のレベルと難易度も上がっていく。坑道内部に落ちている鍛石の取得は一度のみでリポップはしない。
その他には敵(坑夫)からのレアドロップもあるが、それを狙って周回するのは現実的ではない。※2022年3月17日のアップデート(ver1.03)で鍛石ドロップ率が少し上がったみたいです。
「鍛石掘りの鈴玉」というアイテムを円卓内の双子の老婆に見せることで、鍛石の購入が可能になる。こちらもそれぞれレベルがある。
鍛石掘りの鈴玉1 鍛石1・2を購入可能
鍛石掘りの鈴玉2 鍛石3・4を購入可能
鍛石掘りの鈴玉3 鍛石5・6を購入可能
鍛石掘りの鈴玉4 鍛石7・8を購入可能
喪色堀りの鈴玉1 喪色の鍛石1・2を購入可能
喪色堀りの鈴玉2 鍛石3・4を購入可能
喪色堀りの鈴玉3 鍛石5・6を購入可能
喪色堀りの鈴玉4 鍛石7・8を購入可能
喪色堀りの鈴玉5 鍛石9を購入可能
各種鈴玉はルーンでの武器強化が可能になる、エルデンリングの最重要アイテム。
新しいエリアに行ったら最優先で取るようにしています。
ちなみに、坑道の敵は斬撃に強く、打撃に弱いという特性を持っています。剣だとダメージが全然通らないんです・・・
僕は普段は直剣を愛用しているのですが、坑道攻略用に「バトルハンマー」を少しだけ育てて使っています。バトルハンマーは、曇り川の地下墓のボス報酬。装備に必要な筋力は28と少し高めですが、エルデンリングでの坑道攻略は必ず通る道なので、脳筋はもちろん、技量系のビルドをしている人もバトルハンマーを育てる価値はありますよ。
鈴玉集めを優先したい人は、バトルハンマーおすすめです。
3 聖杯瓶の強化
HP(体力)を回復する緋雫の聖杯瓶(ひだのせいはいびん)
FP(魔力)を回復する青雫の聖杯瓶(せいだのせいはいびん)
それぞれの回復量と使用回数を増やすことが可能です。
聖杯の雫 聖杯瓶の回復量を増やす
回復量の最大値は+12。
アイテムの獲得場所も全12カ所で余ることはありません。
第3マリカ教会やイリス教会など、それぞれのエリアの教会の女神像の前にあることが多いです。
黄金の種子 聖杯瓶の使用回数を増やす
使用回数の最大値は14回。
最大強化までに必要な個数は30個で、強化に必要な個数も徐々に増えていく。
こちらは多めに用意されているので、全てを回収する必要はなく、最終的には余ります。
金色に光る小さな黄金樹の根元に落ちているので、見つけたら調べましょう。
聖杯瓶の強化は難易度を下げることにつながるので、死にゲー初心者は必須です。
4 霊薬の聖杯便の強化
各種「結晶雫」を集めて、配合することで結晶雫に応じたバフをかけることが可能。
使用できるのは一度のみで、効果は3分。他の聖杯瓶と同じく祝福で回復します
霊薬の配合は祝福のみで可能。
回数を増やしたりする強化要素はなく、配合する「結晶雫」の種類を増やすことが強化要素。小黄金樹の根元や小黄金樹の周りのボス報酬でもらえることが多いが、時々フィールド上に落ちているので、油断ができない。
5 遺灰集めと遺灰の強化
アイテム遺灰を使うことで、霊体を召喚できる。
使用できる場所は限られていて、使える場所ではお墓のような形のアイコンが出現する。主にボスキャラが登場するエリアで使えることが多い。
遺灰も他の武器と同じく討伐報酬だったり、宝箱報酬だったり、死体あさりの報酬だったりする。NPCとの会話でもらえることもあるので、積極的に人と話さなければいけない。
収集要素だけでなく、遺灰には強化要素がある。最大強化値は+10。
墓すずらん1 遺灰を+1に強化可能。
墓すずらん2 遺灰を+2に強化可能。
墓すずらん3 遺灰を+3に強化可能。
墓すずらん4 遺灰を+4に強化可能。
墓すずらん5 遺灰を+5に強化可能。
墓すずらん6 遺灰を+6に強化可能。
墓すずらん7 遺灰を+7に強化可能。
墓すずらん8 遺灰を+8に強化可能。
墓すずらん9 遺灰を+9に強化可能。
墓すずらん10 遺灰を+10に強化可能。
墓すずらんが対応しているのは、はぐれ狼の遺灰、霊クラゲの遺灰など
名前付きの遺灰をプラス1に強化できる、「霊婆の墓すずらん」という素材もある。
こちらは「首なし騎士、ルーテル」や「嵐の鷹、ディーネ」などの名前付きの遺灰に対応している。こちらも墓すずらんと同じく強化値の最大は+10。
6 タリスマン集め
防具とは別に装備できるアクセサリー。
初期状態では1つ装備可能。
上限は4つなので、3枠ほど拡張可能。
獲得した時点で完成系。強化要素はない。
狭間の地のどこかに、経験値が1.2倍になるタリスマンも存在する。
7 クラフト要素と素材集め
エレの教会の商人から「ツール鞄」を買うことでアイテムの作成が可能になる。
アイテムを作るためには、敵を狩ったり、植物を集めたり、素材を集める必要がある。それと同時に各地に点在する「製法書」を集めることで作れるアイテムが増える。
毒消しのために、暇な時はトンボを狩っておくことを強くおすすめします。
8 戦灰と砥石刃集め
戦灰(いくさはい)を使えば、武器に戦技と属性を付与することが可能。
こちらは鍛石を使った強化とは別の武器の強化です。
戦灰そのものに強化要素はなく、獲得したら即戦力。消費してなくなることはない永続アイテムです。
武器と戦技が一体になっている武器も存在するので、その武器の場合は戦灰を使って自由に戦技を付け替えることはできない。元々ソウルシリーズはこの仕様でしたので、戦灰のシステムはエルデンリングでの新要素です。
祝福でのみ戦灰(戦技)の付け替えが可能。ボスに挑む前の微調整になる。
戦技の付け替えを解放するには「砥石の小刀」(関門前の廃墟の地下の宝箱)が必要。これがない状態で戦灰を集めても、セットすることはできない。最序盤で入手できるので、関門前の廃墟を攻略しよう。
さらに戦技の追加(属性派生)を可能にする「鉄の砥石刃」(ストームヴィル城内 インプの鍵を使う場所で獲得)などがある。こちらも必須アイテムなので頑張って獲得しよう。全部で6種類ある、必須のアイテムだ。
・砥石の小刀(関門前の廃墟)標準
・鉄の砥石刃(ストームヴィル城)重厚・鋭利・上質
・輝石の砥石刃(魔術学院レアルカリア)魔力・冷気
・灼けた砥石刃(???)炎・炎術
・聖なる砥石刃(???)神聖・雷
・黒い砥石刃(???)毒・血・神秘
9 武器、魔術、祈祷、防具集め
ダンジョン内部に隠されている強武器を集めるのがこのゲームの醍醐味。
探索し、強い敵を倒したご褒美が強装備。皆が夢中になるのも納得です。
伝説の武器であってもなくても、獲得時の演出は全て同じ。
強いかどうかは、使ってみなければわからないようになっています。
そういうところが好きです。
さいごに
ネット上には「最強武器」という言葉が横行していますが、その人にとって使ってて楽しい武器、扱いやすい武器が最強武器です。そもそも初心者はそのエリアまでたどり着けないことが多いので、死にゲー初心者は獲得を焦る必要はありません。
堂々と、リムグレイブで取れる武器を育てていきましょう。
鍛石堀りの鈴玉さえあれば、新しい武器を育て直すことも楽しみの一つです。
僕の場合は、火力は低いですが使いやすいので「君主軍の直剣+9」をしばらく愛用します。グレートソードを手に入れたので、今そちらも育てている最中です。普段着にしている騎士の防具との見た目の相性も良いので気に入っています。
早い攻撃が求められるボス戦は直剣、雑魚敵の殲滅はグレートソード、坑道はバトルハンマー、そんな使い分けになっています。これからさらに強い武器を手に入れ、育てるのが楽しみです。
現在の進捗状況は、Lv73でカーリアの城館で親衛騎士ローレッタを倒したところです。ボス戦よりも道中の雑魚敵の方がしんどいと思うのは僕だけでしょうか。あの巨大な指のヤツとか・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様の良きエルデンリングライフをお祈りしております。