内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

夢なんてけっこう簡単に実現する

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夢を叶えた人、結果を出した人を尊敬する。ただただスゴい。結果を出せなかった人は負け犬で、軽蔑すべき存在なのか。もちろんそんなことはない。人は何も言ってくれないが、そこには自分にしかわからない何かがある。

 

今回の記事では、夢が重荷になっている人に、そんなに苦しむ必要はないってことを伝えたい。結果が出ないこともあるけど、楽しいことは他にもあるよって伝えたい。

 

無駄に大きすぎた夢の代償

ロックスターを目指していた20代の自分に言いたいこと。

デカい夢見る前に、小さい目標を着実にこなしていけ

 

諦めた人間なので何も語る資格はないかもしれないけど、敗因は設定した夢がデカすぎて、何をすべきか分からなかったこと。そして実現する方法を探そうとしなかったこと。

 

思考停止していたし、頭も固かった。「かっこいいもの創ったら、いつか聞いてくれるっしょ」そんな昭和脳全開で突き進んでもすぐに限界は来る。ニーズとか需要とか傾向とかそういうのを分析すべきだった。

 

とにかく作曲すべき。そこに労力を全振りすべきだった。これに尽きる。

一番磨くべきはセンス。才能がないなら磨くしかない。

ライブなんてしなくてもいい。魅せる能力なんて後からいくらでもついてくるから。音楽の場合は曲が良くないと何も始まらない。

 

努力でなんとかなるところまで自分を高めて、そこから先はその時に考えればいい。才能とか言い出すのはそこからだ。

 

簡単に実現可能な敷居の低い目標を着実にこなしていれば結果も違ったかもしれない。「やらなきゃ、創らなきゃ」っていう無意味なプレッシャーもなかっただろう。

 

鬱状態になり、パニック障害になり、謎の体調不良にひたすら苦しめられ、今から20年くらい前は地獄のような日々を過ごしていた。その原因は全て自分が自分自身を追い込んでいたからだ。デカすぎる夢と何者でもないという現実のギャップで精神が壊れたんだろう。

 

追い込むのをやめて、やれることを着実にやっていくようになってからは、そういう症状も徐々に消えていった。ストイックなのはかっこいいけど、自分を潰してまで貫くものじゃない。それが僕の中での結論です。

 

職業から趣味に、ガチ勢からゆるふわ勢に、向き合う姿勢を変えてみて気づいたのは、楽しんだ者が勝つということ。クリエイトするならば、それなりの産みの苦しみ的なモノは避けられないが、苦しんだからいいものが生まれるわけでもない。

 

僕の切羽詰まった状況が伝わって、楽曲が息苦しかったんだと思う。売れたい、金稼ぎたい、ファンを増やしたいと願う気持ちが足枷になっていたのは確実だ。

 

自由なマインドの人が放つ音や言葉だから、それを喜んでくれる人が現れる。買って欲しいという邪な欲望は、あの時すでに見抜かれていたんだろうね。

 

実現可能すぎる夢

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年明けしたらやろうと思ったことを書き出しました。ガス料金値上げのお知らせの紙です。2022年することって・・・To Doとかかっこいい言葉あるだろうに。

 

ギターの掃除をして、弦を張るという夢は年明け初日に叶いました。

夢3にキーボードをセットするというのがありますが、これはパソコンのキーボードではありません。押し入れに眠っている鍵盤を出して、パソコンで音を出すというモノです。ソフトの起動方法を忘れていたのでこれが一番大変でしたが、それでもわずか7日で叶いました。

 

ちなみに鍵盤は作曲の時にちょっといじってた程度で全く弾けません。つまり伸び代が無限大だということ。そこに希望がある。何かしら作曲的なモノをやるかどうかはわからないけど、純粋に音を出す行為を楽しみたいです。

 

キーボードセットという夢は一瞬で叶ったので、次は鍵盤を触るという夢を叶える。その次はドラクエとかゼルダとかの名曲を耳コピするっていう夢を叶える。今の技術では、コードは押さえられないので主旋律だけ。でもそれで十分。

 

大切なのは上手くなってモテようとしないこと。

その夢は実現しないとわかったので、地道な目標を実現していきます。

 

その先にデカい夢もない。小さくて簡単なことをひたすらやっていく。なぜならそれが楽しいからだ。頑張っても叶わないのは本当に辛かった。だから叶う夢しか設定しない。

 

楽しいことを楽しむという夢は簡単に叶う。

今そこに楽器があるという幸せ。好きなだけ練習できるという幸せ。

デカい夢がなければそういうことにも気づける。

 

今後は、簡単な目標を着実に叶えていくスタイルでいきます。

小さな一歩を日々積み重ねれば、夢はどうでもよくなります。

頑張ってる自分に酔うより、気軽に自己肯定感高めた方が楽です。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

お礼にうちの猫の子猫時代の写真をどうぞ。

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ギターから生まれたこの猫は、ギターの弦を舐めるという変な猫に成長しました。現在は大きくなったので、もうギターには入れません。