内向型の逆襲

エルデの王に俺はなれない・・・

語り尽くせないブレスオブザワイルドの魅力その2 ボコブリンはおともだち

前回の続きです。

 

始まりの台地のおもてなしストリート

初見プレイはほとんどの人がストーリーを進めて、クリアを目指します。僕の場合は、操作が難しく、ボタンを覚えるのに必死で遊ぶゆとりはありませんでした。

 

実はここにブレワイ最大の落とし穴があって、ストーリーを優先的に進めるとその他の要素を遊べない。先を焦って急ぐあまり、そこにある楽しみを見逃しているのです。

 

もしブレワイを購入した1年前に遡って自分に伝えられるなら「操作をマスターしてからストーリーを進めろ」と忠告したい。遊びながらゆっくり進めたほうが絶対楽しいです。

 

ストーリーの縛りが取れた2周目は発見の連続。「ここにこんな面白い遊びや仕掛けがあったのか」と初見プレイ時には見逃していてことに気づかされます。

 

例えば始まりの台地のボコブリン(以下ボコ)の配置。計算され尽くしていて、完璧なおもてなしです。

 

最初のボコは林の中から襲ってきます。2番目は時の神殿跡地の数カ所に1匹ずつ配置。最初の目的地でもある始まりの塔の近辺には、弓矢で攻撃してくる2匹と剣を持った1匹が配置。3匹同時に相手にしてしまうと確実に死にます。

 

ここまでわずか数分ですが、敵が徐々に強くなっていき、「ゴリ押しはできない」という大切なことを教えてくれています。

 

最初のボコは直前に手に入れた木の枝やオノで殴る。木の枝はすぐに壊れ、次にオノで殴る。目的地の始まりの塔に辿り着くころには、武器は簡単に壊れることと、オノは大振りでこちらの隙が多くなり、敵に攻撃されやすいことを覚えます。

 

同時に武器は拾ったり、敵から奪い取るモノだということも学習します。枝→オノ→剣と徐々に武器も成長。念願の剣を手に入れちょっとした満足感も得られます。ほとんど全ての初心者がこのルートを通るように作られていて、それを計算し尽くした配慮に感謝の念が湧いてきます。

 

上達してから始まりの台地を遊ぶと、ボコとの付き合い方が変わっています。ジャストガード・回避の練習をしたり、爆弾で吹っ飛ばしたりと・・・遊び方は無数にあり、殴る必要がないんです。

 

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始まりの台地に点在する無数のボコブリンズ。双眼鏡で覗いて踊りを観察したりしているうちに、朝の4時に起床し、夜の10時に眠るという生活パターンまで学習しました。睡眠時間は6時間でけっこう働き者です。

 

初見プレイ時はストーリーを進める上で「邪魔な存在」だった彼らも、今は完全に「オトモダチ」。彼らと遊んでいると気がついたら数時間経過してます。

 

拠点攻略はブレワイ最大の娯楽施設

今、僕の中で熱いのがドクロ拠点攻略。敵の住処にもなっている拠点を制圧すると、報酬としてドクロの宝箱の鍵が開きます。その時の音がまた気持ちいい。

 

宝箱の中身にはあまり関心がなく、敵を殲滅したその瞬間に喜びを感じます。あれこれ試行錯誤するのが楽しくて仕方ない状態。小さな達成感は人をダメにしますね。

 

拠点の近くには、よくみると岩が置いてあって、それを落とすと下の敵に当たって圧死。ここでニンマリ。

 

別の拠点では岩の下に爆弾が置いてあって、岩を落とすと爆弾も誘爆し、敵が吹っ飛ぶ。ウヘヘと変な声が出ます。

 

とある拠点ではランタンがぶら下がっていて、それを弓矢で射るとランタンが落ち、爆弾が爆発し拠点は火の海に。その時の僕の顔は人に見せられません。

 

「コログのうちわ」という風を発生させる武器があるのですが、なぜか崖の近くの拠点近辺にはコログのうちわが落ちている。「これで風を発生させて崖から落としてね」という明確な意図があるのです。

 

1周目は敵に対してコログのうちわなんて使ったこともなかった。クリアするのに必死で練習もしなかった。2周目になり余裕もでき、練習を積んで、コログのうちわでボコを崖の下に落とせるようになった時、「あ、このゲームは無限に遊べるな」と気づきます。放出される快楽物質の量が尋常じゃないのです。今は、技術が上達する(ずる賢い技を覚える)喜びを噛み締めながら遊んでいます。

 

全クリしてストーリーを進めるという縛りが取れて、ようやくこの様々な遊びの面白さに気づきました。全クリしたセーブデータをチェックしてみましたが、始まりの台地のドクロ宝箱の開く拠点は、6個中3個しか制圧してない。全然遊んでないことに驚きます。

 

テーマパーク「ハイラル」内に無数に存在する拠点攻略という遊び。1周目はスルーしていた無数の拠点が、2周目のリンクを待ち構えています。どうやってこの拠点を落とすか。それを考えるのが今最高に楽しいです。

 

長くなったので次回に続きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。