内向型の逆襲

心穏やかな生活を手に入れるために

人生初、親しらずの抜歯とその後の経過報告

親知らずを抜きました。

大変だとは聞いていましたが、予想以上でした。

ただ痛い思いをしただけという記事ですが、記憶が薄れないうちに1つの事例として書き残しておきます。

 

抜歯前日

数日前から原因不明の奥歯の痛みが続くので、たまらず歯医者を予約。

ちょっとした虫歯だろうと予想してましたが、違いました。

 

抜歯当日

ちょいちょいと削って終わりだろうと思っていたが、レントゲンを何枚も撮ったりと大掛かりなことになった。

虫歯がありそうな場所と親知らずが干渉していて、見ることができないとのこと。親知らずを抜かなければ何も始まらないので急遽抜くことに。

 

親知らずの抜歯が始まった。

抜くのも痛いが、口を開けておくためにひっぱる指も同じくらい痛い。

何が痛いのかよくわからない状態。痛いとも言えないし、手を上げても治療が終わるわけでもない。我慢して終わるのを待つしかない。

 

ちょっとこれは大丈夫ではないだろうというゴリゴリ音。今までこんな音は聞いたことがない。そこにあるものを無理やり引っこ抜くわけだから、そんな音がするのも当然。怖くてずっと目を瞑っていたが、おそらく原始的な器具で抜いたものだと想像できる。

抜かれた親知らずは想像以上に大きかった。

 

あまりにも痛いのでその場で痛み止めをもらって飲んだ。

出血が止まるまで、ガーゼを噛むよう言われる。

トータルで1時間の治療。虫歯の痛みを取るために行ったのが、余計な痛みをもらって帰ることになった。

 

痛くて口も開けられない。食欲もないが、おかゆを少し食べた。

 

抜歯翌日 

起きた時から最悪の体調。倦怠感、悪寒、おまけに熱っぽい。風邪の初期症状のような状態だったが、薬を飲んだら治まった。

 

歯はもちろん、口の中全体が痛くて何もやる気が起きない。

昨日以上に激しく腫れていて、見た目は完全にコブ取り爺さん。

 

かろうじておかゆを流し込む。それ以外を食べる気はしない。

口の中に物を入れるのが辛く、噛むと言う行為は苦痛以外の何物でもない。

三食おかゆ生活が始まった。

 

抜歯後2日目

起きた時、熱や悪寒はなかったのでひと安心。

痛みはほとんど変わらず、治る気配がない。

口を開けるのが辛いので、薬が効いている時しか食事ができない。

 

消毒のため歯医者へ。

追加の痛み止めを少しもらう。

 

抗生物質の影響で唇は荒れ、口内炎が出来る。荒れているのか喉も痛い。あらゆる箇所が痛くて、もうどこが痛いのかよくわからない状態。

口の中の片側は使えないし、ほとんど噛めないので、食べるのにとにかく時間がかかる。

 

豆腐というものの存在がありがたい。

豆腐を初めて作った人は親知らずに苦しんだ人に違いない。

 

抜歯後3日目 

痛み止めが切れたので、薬をもらうために歯医者へ。

薬をもらうだけの予定だったが、せっかくきたのだからと消毒。

 

今回は処方箋が出たので、少し離れた薬局まで移動。

薬剤師の方の「話せますか」の一言が嬉しい。

歯医者からの処方箋を見ての気遣いだと思われる。

薬を出すだけでお金をもらえるはずだが、心ある仕事に感謝の念が湧く。こういう優しさが評価される時代であってほしい。

 

症状に変化なし。常に痛い。

薬が効いている状態でも痛みはある。

薬がなくては生きていけない。この状態が本当に終わるのか不安。

 

抜歯後4日目

おかゆの具材に変化をつけて楽しむことを覚えた。わかめ、卵、揚げ玉などをその時の気分に応じて入れたり入れなかったりして変化をつけた。味わう余裕もなく食事というより流し込む作業。相変わらず痛みは引かないし、まともに噛めない。

食欲はあるが、食べるのが辛い。食事は苦痛の時間だ。

 

痛みはあるが、徐々に回復しているのがわかる。

歯や口の痛みよりも、荒れている口まわりの不快感が辛い。抗生物質はあまり飲みたくない。

 

抜歯後5日目

痛み止めを飲むペースが落ちて来た。回復の兆し。

日課の散歩も普通にできるようになった。

三食おかゆ生活最終日。

 

抜歯後6日目

ようやく痛み止めを飲まなくてよくなった。腫れもほとんどない。

 

この日の最初の食事はおにぎりと味噌汁。やっとおかゆ以外のご飯を食べられるようになった。口を開いて食事できるありがたさよ。まだ左側では噛めないが、右側では普通に噛める。

 

出口が見えてきた。

 

抜歯後7日目

歯医者にて抜糸。

歯医者では抜歯と抜糸があるので、抜糸を「ばついと」と呼んでいた。なるほど。

 

「ばついと」もそれなりに痛い。

親知らずを抜いたときほどではないが、嫌な汗が出た。

 

抜歯後8日目

治療箇所近辺を触っても痛くない。

まだそちら側では噛めないが普通の状態に戻ったことにしよう。

治るのに8日もかかった。本当に苦しい一週間だった。

 

最後に

普段は食べないが、なぜか体が焼肉を求めている。

牛タン、豚トロ、砂肝を無性に食べたい。

 

するめいか、バゲット、アーモンド、せんべい。

この10日間くらい食べれなかったものを噛みちぎりたい。

 

なんて妄想をしていたが、親知らずで隠れていた場所の虫歯の治療が始まった。

工事を開始するための、撤去作業が終わったばかりだ。