Nintendo Switch用ソフト、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下ブレワイ)をついに手に入れました。スイッチ用ソフトにしては容量が大きいので、DL版ではなく初のパッケージ版の購入です。
3年前に発売されたソフトなので、アマゾンのレビューから、個人ブログやYoutubeまで、あらゆる場所に感想がアップされていますので、今更感がありますが僕なりの所見プレイ感想を書いてみたいと思います。
■26年分の進化
僕は初代ゼルダの伝説を小学生の頃にリアルタイムでプレイした世代です。最後にきちんとプレイしたのが1991年の神々のトライフォース。3Dの「時のオカリナ」とか「ムジュラの仮面」とかは全くプレイしていません。ゼルダの伝説に関しては1991年で時間が止まったままです。
ブレワイの発売が2017年、1991年から2017年のあいだ、約26年分のゼルダの伝説及びゲーム業界の進化を堪能しながらプレイしています。
DQ11の時にも感じましたが、ゲームはとてつもないところまで進化していますね。
ブレワイは特に世界観が素晴らしいというのは聞いていましたが、これほどまでとは思いませんでした。絶賛されるのも納得です。
リンクの呼吸音、歩いている時の草の音や風の音、川の流れる音、雪原の音などなど、曲ではなくて「音」が素晴らしいですね。今の所フィールドのBGMがないのですが、今後もずっとこうなのでしょうか。多分BGMがない方が良いから、ないんですよね。
BGMがあったら聞き逃す小さな音もあるし、BGMがないことで逆に物語の世界に入っていけるような気がしています。
■油断したらすぐに死ぬゲーム
・崖から落ちて転落死
・氷の川に落ちて凍死
・レーザーに焼かれて即死
ブレワイは油断したらすぐに死ぬゲームです。
わずか数時間のプレイの中で何度もゲームオーバーになりました。
プレイ開始直後のリンクが長い眠りから目覚めたあと、最初の洞窟から出た直後に崖から転落死しました。「あ、これはこういうゲームなんだな」と認識しました。
シーカータワーを上昇させた後、おじいさんにほこらを探せと言われました。一つ目マ・オーヌのほこらはすぐにクリアできましたが、それ以外の3つがなかなか見つかりません。
望遠鏡で発見はできたのですが、行き方が全然わかりません。
何度もおじいさんに聞いていると、「何度も聞くな。頼れるのは自分の力だけじゃ」みたいな言葉で突き放されました。このゲームはヒントは与えてくれるものではなくて、自分で考えるゲームなんだなと理解できました。
目的地はあそこだというのはわかっただろう。
そこまでたどり着く方法は自分で考えるのだ。
そういうゲームですね、これは。
厳しいゲームですが、逆に言えば自分が攻略サイトに甘えていたことがよくわかりましたね。確かに他のゲームでもつまづいたらすぐ攻略サイトを見るのが習慣になっています。
このゲームのスタンスに敬意を表して、つまづかない限り、攻略サイトをみるのはやめることにします。
■自由すぎるという贅沢
自力でジャ・バシフのほこらにたどり着き、自力でなんとかクリア。自力は時間がかかります。
これでほこらを2つクリアしたけど、残りの2つになかなかたどり着けません。
こっちからいけそうだなというところに大きな川が流れていて、その手前にボコブリンの秘密基地みたいなのがありました。木の上の矢倉に3体くらい待ち構えていて、そこから石を投げて攻撃してきます。矢倉の上に宝箱が見えるので、あれを取れば何かしら先に行けるためのアイテムをゲットできるのかなと考えました。
最初は弓を持っていなかったので、自力で登ってみようとしましたが、登れず断念。手前に焚き火があり火をつけられそうだったので、火をつけて矢倉ごと燃やしてみようと思いましたが、それは野蛮すぎてできないみたいで断念。次はオノを持ってきて矢倉の柱を斬り倒そうと考えましたが、それもできないみたいで断念。
結局弓を拾ってきて、弓矢で狙撃。矢がなくなったので、そこのボス格は倒せず仕舞いでしたが、攻撃をしてくることもなくなったので放置することにしました。これでいいのかわかりませんが、このゲームに正解はないのでこれでいいのでしょう。
その基地の先は寒冷地になっていて、そこにいるだけでダメージを受け、最終的には死にます。料理することで体が温まる食料を生産。それを食べることで先に進めるようになりましたが、それにも当然時間制限がある。しかも結構短い。シビアですね。
氷の川にかかっている壊れている橋。明らかにここからしか進めそうにありません。
マグネキャッチを駆使して、橋桁を移動させ通行可能に。何度も橋桁を川に落とし、苦労しましたがなんとか対岸へたどり着きました。
そのまま雪山を登っていき、なんとかトゥミ・ンケのほこらへ到着。ここでセーブして止めました。ボコブリンの基地を攻略し、防寒対策をし、橋をかけて、雪山を登る。これだけで2時間はかかってしまいました。
自由すぎて何をすればいいかわからない。
だけどそれが楽しい。
ブレワイは自分の頭で考えることを思い出させてくれます。
今、この記事を書くために少しだけ攻略サイトを見ていますが、防寒着を手に入れてから、この雪山を登る方法もあるみたいですね。普通そうですよね。