内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

必要なのは嫌われる勇気よりも嫌う勇気

人を嫌うことに罪悪感を感じてしまう真面目な人がいます。

そして無理矢理その人とうまくやろうと頑張ってしまい、消耗してしまいます。

 

うまくいかない人とは何をやってもうまくいきません。この考え方はもしかすると間違っているのかもしれませんが、僕の人生ではそうでした。

 

波長の合わない人に無理矢理あわせるエネルギーを温存して、その分のエネルギーを波長の合う人に全力で注いだ方が良い。それが僕の中での結論です。

 

もし苦しくて仕方ないなら思い切ってその人を嫌ってしまいましょう。

親子だろうが、兄弟だろうが関係ありません。親子だから仲良くしなければいけないという思い込みは必ず人を不幸にします。それだけは知っておいてください。

 

■嫌うためにすべき4つのこと

嫌うにしてもいろいろ方法はあります。

藁人形を作って、呪いの呪文を唱えながら釘を打ち込む。

ありもしない話をネットに書き込む。

愚痴会を開き、その場にいる人全員に共感してもらうまで語り続ける。

 

そういうのはダメです。自分の価値を下げることはしない方が身のためです。

 

1 不平不満を言わず、存在を忘れる

2 承認欲求を手放す

3 不機嫌を表明しない

4 他人を否定せず、自分を肯定することにエネルギーを使う

思いついたのはこの4つです。

 

文句を言わず、ただ存在を忘れるよう努める。それだけで十分です。

世の中に起こるほとんどのことが3日後にはどうでもよくなっているはず。それを時間をかけずに即座にできるようなるともっと楽になります。トイレの水を流すように、水に流す。それができたら最強です。

 

僕はよくやってしまうのですが、思い出して腹を立てたり、断罪したり、傷ついたり・・・そんな脳内妄想は超無意味。嫌いな人に捧げる時間はあらゆる時間が究極の無駄です。その怒りは自分が生み出していることに気づきました。

 

嫌うことに関する承認欲求を手放しましょう。

自分が嫌っていることを誰かに共感してほしい。これは最も危険な行為です。

 

カフェなどで愚痴会に遭遇するのですが、よくお金払って時間を使ってあんな不毛な話をしているなと感心します。「わかってほしい」という気持ちはわからなくもないですが、わかってもらって現実は変わるのでしょうか?

多分変わらないと思います。根本の原因を取り除かない限り、いつまでたっても愚痴会を開催することになるのです。

 

共感されても現実は変わらない。それだけは知っておいてください。

 

嫌うというのは心の中の自然な反応。その感情が生まれてくるのを抑え込むことはできませんが、その先の行動は自分でコントロール可能です。これをコントロールするのです。

 

どんな職場にも必ず存在する不機嫌な人。どこから現れてどこに消えていくのか不明ですが、ただわかっているのは必ずどこにでも存在するということ。絶対にいます。

 

不機嫌の表明は必ず敵を作り、確実に自分を不幸にするのでオススメできません。

そういう「嫌い」の表現はあまりにも幼稚です。

 

「不機嫌な人って嫌だよね。でもあいつはムカつくからオレは不機嫌になっていい」

めちゃくちゃ理不尽ですが、これが現実です。みんな自分のことが見えないのです。

 

相手がどうであれ、自分は不機嫌な人にならない。その決意だけで十分です。

 

嫌うことの原因として相手が悪いというのがあります。実際相手が100%まちがっているケースも少なくありません。たとえそうであったとしても、その正義を追求しても意味はないと僕は思っています。

 

相手を否定することにエネルギーを使うのではなくて、自分を肯定することにエネルギーを使うのです。腹が立ってしまうことそのものはなくなりませんが、その後の行動がその感情が長引くがどうかを決めます。

 

「ま、そんなこともあるよね。でも帰ったらネコ撫でよう」

「シャワー浴びて、文字通り水に流そう」

「筋トレして、自分追い込もう」

ドラクエやろ」

 

ドラクエが自己肯定かどうかはわかりませんが、何か別のことに一瞬でもいいから没頭したら、余計なことは忘れているから不思議です。

没頭は究極の自己肯定です。

それさえできれば怒りと不機嫌の無限ループから解放されます。

 

■嫌えば全てが動きだす

長くなりましたが、もう少しだけおつきあいください。

どうしても怒りが我慢できない。何をやっても忘れることができない。そんなケースもあると思います。僕にも数え切れないほどありました。

 

もしそれが職場なら対処法はなく、辞めるしか道はありません。

家族関係なら縁を切るか、出て行くしかありません。

 

勇気を持って辞めましょう。出ていきましょう。

行動はコントロールしなければいけませんが、全力で嫌いましょう。

 

そうすれば無意味な心労から解放されて、エネルギーが湧いてきます。

そのエネルギーなくして、人生は変わりません。嫌な職場で我慢し続けても、全く人生は好転せずに、消耗していくだけです。そしてそれは体力が尽きるまで永遠に続きます。

あっというまにおっさんになり、人生は終わります。

 

今から1年ほど前、2つの職場で地獄のような日々を過ごしていましたが、全ての対策は無意味で結局辞めることしか解決法はありませんでした。

 

辞めたおかげで今は、朝起きた時に絶望感を感じない日々を送っています。

嫌えば全てが動きだすのです。

上手に嫌うために必要な行動を心がければ、最終的には笑えるようになります。

 

長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 

嫌われる勇気

嫌われる勇気