内向型の逆襲

心穏やかな生活を手に入れるために

議論に明け暮れる人は幸せだ

今日は猫の話です。

 

うちは二匹の猫を飼っています。

昨日の昼過ぎくらいからそのうちの一匹の体調が悪化し始めました。

最初は毛玉を吐いていて、「いつものことか」と思っていましたが、全然吐くのを止めません。何度も何度も繰り返すのでこれはただ事ではないと思い、病院に連れて行くことにしました。その時点で病院は閉まっているので行けるのは翌朝です。

 

食事はもちろん食べようとしないし、水すらも飲まない。数時間に一度嘔吐するだけ。夜がふけるに連れて元気がなくなっていきます。素人目線でも脱水症状だというのがわかるほど。吐き疲れ、ぐったりして目に力がなくなってきた猫を見ているともしかするとこのまま死んでしまうのではという不安が襲ってきました。

 

夜中の3時から病院の診療開始までの6時間。とてつもなく長い時間でした。

 

朝一番で病院に駆け込み、診てもらいました。

病院に着いてケージから出した瞬間、「これでなんとかなる」とようやく安心することができました。こればっかりは、自分ではどうすることも出来ないからです。

 

症状を伝え、レントゲン撮影と採血をして検査してもらいました。栄養補給のために点滴も打ってもらいました。

 

血液検査の結果、基準値を上回ったり、下回っている項目もいくつかありましたが、脱水症状、病院に来たことによる緊張などから来るものだろうということです。

後日、また様子を見せに行くということで本日分の薬と栄養補給に特化した食事をいただいて帰りました。

 

家に帰ってしばらく様子を見ていましたが、猫専用水飲み場の水を一心不乱に飲み始めました。途中休憩は入れていましたが、2分以上はゴクゴク飲んでいたんじゃないかな。

この時点でご飯は食べてくれませんが、自力で水が飲めるまで回復したことに安堵しました。

点滴の効果もあったのだと思います。まだ本調子ではありませんが、回復に向かっていることを感じます。

 

ここまでが猫の話です。

 

■変わらない日常と小さな決意

猫の健康状態と、僕の精神状態が落ち着いてから少しだけネットを覗いてみましたが、いつもどおり誰かが誰かを罵って「オレこそが正義」といつものやつをやっていました。変わらない日常がそこにはありました。

 

猫に明らかな不調を発見してから、水をゴクゴク飲むようになるまでの約12時間。生きた心地が全くしませんでした。大好きなゲームも全くやる気にはならないし、それ以外のことも全然やる気にならない。

 

自分はこんなにも使い物にならなくなってしまうんだということを再認識しました。

 

ネットでさかんに議論している人を見て、今まで以上に「この人たちはいったい何のためにこんなことをやっているんだろう?」と思うようになりました。

 

自分の命の危険がおびやかされているわけでもない。

ただ自分の考えと違う、ただそれだけのこと。

ちっぽけなプライドを全力で守ろうと必死になる姿は美しいのでしょうか。

 

こんなことに自分の貴重な時間を費やしてはいけない。心の底から思いました。とにかくスルーです。

 

ある意味、議論に明け暮れることのできる人々は幸せですよ。

そしていつかはわかりませんが、誰にでもそんなを議論することすら虚しくなる時間が必ず訪れます。

 

ウチの猫は昨晩何度も嘔吐しましたが、僕が何度もそれを拭く姿を見て、嘔吐する場所を選ぶようになりました。これはすごいことです。

 

畳の上や布団の上に吐くことはせず、フローリングの場所を選ぶのです。お気に入りの寝場所のレコードプレイヤーの上にいても、わざわざ床まで降りて行って吐く姿には感銘を受けました。

ところかまわず、毒を撒き散らす人間とは大違いです。

 

もう一匹の猫もこの子が弱っているのを気遣ってか、あまり積極的に絡むようなことはしませんでした。きちんと空気を読むのです。なんだかんだで4年くらい一緒に暮らして、2匹は良好な関係を作っていて嬉しくなりました。

 

今回のことで今まで以上にネットやSNSと距離を置き、その分の時間を猫を愛でることに使いたいなと決意しました。