内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

DQB2 ムーンブルク編その6 今後のドラゴンクエストの指標になりうる出来栄え

ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。

 

ムーンブルク編をクリアして確信しましたが、ドラクエビルダーズ2の完成度の高さは尋常じゃないです。面白い、面白いとは聞いていましたが、まさかここまでの出来だとは思いませんでした。

モンゾーラをクリアした時にも同じようなことを言った気がしますが、あの時以上に確信しています。ドラクエ好きじゃなくても絶対楽しめます。全人類オススメ。

 

もし許されるなら一日中やっていたい。

ストーリーモードをクリアした後すぐに2周目を開始したい。

そんなゲームに久しぶりに巡り会いました。

 

主に建築を楽しむゲームで、ストーリーモードはそのチュートリアル的な位置づけなのですが、このストーリーモードだけでも十分すぎるほどの内容の濃さです。

 

■素直に感動した、それ以外の感情がない

終わらない戦争を繰り返す島、ムーンブルク

常に拠点を襲ってくるモンスター。スパイと疑心暗鬼。住人の死と埋葬。

 

のほほんとした1章モンゾーラやワイワイガヤガヤしていた2章オッカムルに比べると重くて暗い要素しかなく辛かったのですが、没入感で言えば最も深いような気がします。

早くこの話の結末を知りたくて仕方なかった。

 

悲しいことが続いたからこそ、クリアした瞬間のあの喜びがあったのだと思います。

感動という言葉を使うと安っぽくなってしまうのですが、本当に心を動かされたっていう感じですね。

 

人それぞれの想いがあって、それぞれの人生を戦っている。

時にはそれが悲劇の引き金になることもあるが、その先には一瞬ではあるが喜びが待っている。あの打ち上げ花火はそう語っていました。

 

■重鎮キャラたちの沁みる一言

このゲームではそれぞれの章をクリアした後、自分の島に連れて行くためのスカウトも兼ねてキャラクターたちに話しかけるのですが、それが個人的にはかなりの楽しみになっています。

 

中でも良かったのが、2人の爺さんキャラ。

 

ホッホ

「わしの考案した花火は楽しめたか?人間は争いや憎しみを作り出す。しかしあんなにも美しい物も作ることができるのじゃ・・・」

 

ローム

「争いのない朝がこんなに尊くうつくしいとは。ワシは今の今まで知らなかったぞ・・・。カッカッカ そう!人はいくつになっても知らぬことがある!年はとっても日々発見があるのじゃ!」

 

長く生きているだけあって洞察が深い。

賢者でもあり、戦士でもあるこのジジキャラ2人もオンバと同じく、からっぽ島に欠かせないキャラになるでしょう。

 

ゼセルちゃんは相変わらずのゼセル節で癒してくれました。

自称「地味で印象の薄い女」のゼセルちゃんですが、メインストーリーが終わったら自宅を作ってあげたい子ベスト5には入る重要キャラとなりました。

 

真面目キャラのミトちゃんの「はいたっち願望」も可愛かった。

 

そして王様。

個人的にはワンピースのアラバスタ王に重ね合わせていましたが、豪快かつ繊細。間違いなく名君ですね。

クリアした後に必ずムーンブルク城を再建しに帰ってきます。それまでに建築の腕を磨かねば・・・

 

住人たちの圧倒的な存在感もビルダーズ2の魅力の1つ。気がつけば推しキャラが増えています。

 

■ビルダーズ2の良さは何なのか

ダンジョン探索や謎解き要素、モンスターとの戦闘をメインにしたのがナンバリングのドラクエ

建築がメインのためにそれを簡略化して、お話の進行に重点を置いたのがビルダーズ2のストーリーモード。

 

ドラクエ2(1987)とビルダーズ2(2018)を比較してみるとよくわかります。

とにかく戦闘に耐えて耐えてロンダルキアの洞窟を抜けた時の安堵感。

全ての雑魚敵の横をダッシュで駆け抜けて、目的地にたどり着ける喜び。

 

1つのダンジョンを始めると30分は確実に出てこれない。ナンバリングでは当たり前のあれが結構な負担になってきています。

 

ビルダーズ2は、「今後のドラクエもこの路線で良いのでは?」と思うほどバランスが良い。詰め込めば詰め込むほどプレイヤーは満足するかと言えばそうでもない。それはいろんなゲームを見ていて思います。引き算も大切です。

 

ストーリーをガンガン進めたい時にモンスターに邪魔をされる頻度。その少なさがビルダーズ2にストレスが少ない理由のような気がします。スライムなんかは、触ってもこちらが剣を振らない限りは戦闘にすらならないですからね。

 

あとはムービーやボイスを極力排除しているのも良かった。あれはあれで良いのですが、どうしても容量を食うし、かけた手間ほどはユーザーは求めていないということも少なくないです。

 

RPGは話の良さとテンポの良さが全て。

そんなことを思いました。

 

ストーリーモードも最終章を残すのみとなりましたが、少しからっぽ島の開拓を進めようと思います。

絶交状態になってしまったシドー君との関係も心配ですが、彼らには少しだけこのまま我慢してもらいます。