内向型の逆襲

心穏やかな生活を手に入れるために

他人と一緒だと数分で疲れるが、猫とはどれだけ一緒にいても疲れない理由

うちには2匹の猫がいます。

今年の5月で最初の猫が我が家にやってきて5年になります。捨てられていたのを偶然見つけ拾ってきました。一緒に捨てられていた兄弟が他に3匹いましたが、生き残っていたのはこの子だけでした。今でもあの光景を思い出すと胸が痛みます。

あれから4年と9ヶ月が経過し、兄弟3人分の命を背負ったパワフルな猫に育ちました。

通常の猫の3倍のスピードで廊下を全力疾走する姿は何度見ても笑えます。

 

2匹目の猫が初めて僕の前に現れたのは、4年前の2月でした。

窓の外でニャーニャー鳴いているのに気づいたあの日からもう4年も経過しました。すでに一匹迎え入れていたので、2匹目は厳しいかなとためらっていましたが、約1年くらい面倒を見ているうちに迎え入れることに決めました。

外で喧嘩をしてきたり、ダニだらけになったり、周囲は危険なのでこの子も完全室内飼いすることにしました。

 

この家では現在は2匹の猫がおだやかに、そして元気に暮らしています。

 

この5年の間にそれぞれにいろいろなことがありましたが、2年前の2月に1匹目の子が結石になり死にかけたのが一番のピンチでした。病院はまだ開いていない時間なのに無理言って診てもらい、即手術となりました。あのタイミングで行ってなかったら間違いなく死んでいたでしょう。先生は本当に命の恩人です。

 

死ぬかもしれないと思いながら退院の知らせを待ったあの2日間は生きた心地がしませんでした。

 

水を飲まないことが最大の原因でした。あの日以降はカリカリを水でふやかしてから与えるようにし、強制的に水分を摂取させています。

食事、ミルク、おしっこ、うんちチェックシートを毎日欠かさずつけるようになりました。

元気でいてくれることが一番大事。こちらが愛情を注いできっちりと食事を管理すればそれが猫の寿命に直結します。大きな命が2つ、全て僕の手に委ねられているのです。

 

先日、食卓に置いていた僕のiPhoneに猫が食べたばかりのウェットカリカリをぶちまけました。何かしらのソースをかけたフランス料理のようでシュールな光景でした。

画面だけでなくホームボタン近辺も直撃していたので、防水じゃなかったらアウトでした。昨年の今頃iPhone7に買い換えましたが、おそらくこの日のためだったのでしょう。

 

猫の食事の直後はリバースの可能性があるので、絶対にパソコン近辺に近づけないよう徹底していましたが、ちょっと油断しましたね。iPhoneもテーブルに置いちゃあだめですね。教訓になりました。

 

猫がいると予測不可能がことが起こりますが、それすら楽しむ余裕が今はあります。

可愛いから許せるのです。

 

■必要なのは静かに佇む能力

猫を飼うようになってから、前よりも人と話すのが苦痛になりました。余計なことは一切喋らず、全力で生きる猫に毎日接しているので、常に何かしらにマウントを取りたがる人間、誰かの悪口を言わずにはいられない人間に耐えられないのです。

 

誰かを消耗させるのは無意味な会話です。

 

猫の影響なのか僕自身の口数も減りました。元々無口ですが、さらに余計なことは発しなくなりました。僕が喋らなければ余計なことが帰ってくる確率も減りますから。

 

他人が発する無意味な会話を処理して疲れるのも、口を開くことで誰かを疲れさせるのも僕はイヤなのです。

 

2匹の猫が狭い家の中を全力で走り回り、自ら遊びを見つけ楽しそうに遊んでいるのを毎日眺めていると、人間の生活は複雑になりすぎて楽しくなくなっているなと痛感します。

 

他人に無意味な情報を処理させる。

人として最もやってはいけないことだと僕は思います。

意味もなく口を開き、余計なことを口走る。

猫は絶対にそんなことはしません。

 

なぜ猫とどれだけ一緒にいても疲れないのか。猫は静かに佇んでいる時間が圧倒的に長いからです。

 

静かに佇む能力。

見習おうと思います。

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。