内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

マナーが悪い輩のことをイナカモノと呼ぶ

石垣島のラーメン店の店主の苦肉の策「日本人客お断り」。

 

一杯のラーメンを2人でシェアしたり、

店内に飲食物を持ち込んだり、

やりたい放題です。

 

飲食業に長年従事してきた者として、その気持ちよくわかります。

サービスを維持するためにはお断りするしかないのです。

 

一度でも飲食店で働いた経験のある人はわかると思いますが、飲食店にはピークタイムというものがあります。お昼時なら12時から13時半くらい。お腹の空く時間は皆一緒だし、会社のお昼休みの時間も決まっているから一気に殺到します。その時間帯は戦場です。

 

大勢のお客さんが一斉に押し寄せるので、それを限られた人員で効率的にさばかなければいけない。バタバタするし、店主、従業員の気も荒くなる。その戦場をなんとか乗り越えて、売り上げを多く出しても利益は微々たるもの。時給も安い。

飲食店のほとんどがそうですよ。

 

おまけに「値段が安くなるほど、客の質が下がりクレームが増える」という謎の法則がある。過労死に最も近いのが飲食業です。過労死しなくても確実にメンタルをやられる。

 

「なんでこんなに混んでるの?早くしてよ!」

世の中には本当に無慈悲な人がいます。

 

1人で食べられる量も限度があるし、1人のお客さんが一度にたくさんお金を落とすことができないので、たくさんのお客さんに来てもらう必要がある。大衆食堂は薄利多売が基本。

なるべくスムーズに注文して、なるべくスムーズに食事を済ませ、美味しかったと満足して帰ってもらう。これが理想です。ラーメン屋なんてくつろぐ場所じゃないので特にそういう傾向が強いでしょう。

 

強制はできませんが、暗黙の了解として飲食店はお客さんのマナーに頼るしかない状況なのです。

マナーの悪い客に使う時間を、マナーの良い客に使った方が料理の質も向上する。利益も上がる。精神衛生にも良い。

 

店主の決断は正しいです。

 

「こんな店、いくか!」と気勢を上げている人もいますが、そんな面倒な人が行かなくても来る人が十分存在するから店主もこの決断をしたのです。

 

優良な顧客には、良質なサービスを提供したい。

これは人として当然の感情ですよ。

文句ばっかり言って食べる人には心からサービスすることは難しいですが、美味しいと言ってくれる人には自然と笑顔が出ます。人間ってそういうものです。

 

「お客様は神様問題」今後も延々と続いていくと思います。

カネさえ払えばなんでもできる時代は終わり、お店が客を選ぶ時代です。

店も淘汰されるし、客も淘汰される。

 

マナーが悪い者は入れる店がなくなり、マナーの悪い店は客が来なくなる。

最終的には道端に生えている草を食べるしかなくなります。

 

それはマナーが悪い人として生きる人生を選んだ者たちの特権。

わがままは餓死に直結する。

食欲しか満たせないのならそれは動物以下ですから、それでいいのです。

 

お店へ来てもらったことへの感謝。

食べさせてもらったことへの感謝。

それで世の中は成り立っている。