内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

平成最後に母になったあなたへ

友人に子供が産まれました。

「親は昭和で、子は令和」というひとつ時代をスキップした家族になることはできませんでした。

うちの祖母は大正天皇が亡くなる少し前に産まれたのに昭和元年産まれだと言い張るので、平成31年に産まれた子も令和元年産まれということになるのかな。

 

産まれたばかりなのに申し訳ないが、子供もいつかは可愛くなくなる。

鏡に映った自分を見るたびに痛感する。永遠に可愛いのは猫だけである。

 

可愛くなくなった時も変わらず子供に愛情を注げるかどうかは、これからの母としての人生でどれだけ自分自身に愛情を注げるか、自分自身のことを好きでいられるかだと僕は思います。

 

彼女は多分「子供が好きですか?」という質問にハイと即答するでしょう。

 

「自分のこと好きですか?」

「人生楽しいですか?」

これにも同じスピードでハイと言えるようになってほしい。

 

残念ながらうちの親はそこに力を注げなかった。

子供は自分の何かを犠牲にして育てるものじゃない。それを押し付けてもいけない。そういうのは子に伝わるんです。

 

もちろん育児放棄とか行き過ぎた自己愛はダメだけど、自分のことが大好きな親って魅力的ですよ。親が楽しそうにしていたら、それを見ている子も優しく育つ。そんな気がします。

 

どうか子供だけでなく、自分自身も可愛がってほしい。

これから子供にかける愛情と同じだけ、自分自身に愛情を注いでほしい。

それが一番子供を幸せにするし、自分も幸せになれる。

 

平成最後の昭和の日にそんなことを思いました。