内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係や楽な働き方について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

平成を振り返る・オーディオ機器編その3 CDR、iPod登場

今CDをCDとして聞くのはほぼ車の中だけになりました。古い車なのでカーステレオがCDにしか対応していないからです。

Bluetooth-FMトランスミッターを接続してiPhone内の音楽を聞くこともできますが、近所を移動するときは接続やペアリングが面倒くさいので勝手に再生されるCDを入れっぱなしです。

 

ここ15年くらいはCDを買ったらすぐにiTunesに取り込むようになりました。そしてそのデータ化したものを聞いたり、iPodiPhoneに転送して聞いたりするようになりました。だからCDに傷がつくということはほぼありません。全然再生しないのでここ10年くらいのあいだに買ったほとんどのCDが新品同様です。

 

CDRも全然焼かなくなりました。半年くらい前にカーステレオ用にoasisのベストアルバムを作ったのが最後のような気がします。

 

■CDR登場。CDが自分で作れる衝撃

2001年にパソコンを購入し、初めて自分でCDRを作れるようになった時は本当に感動しましたね。MDの頃に比べるとCDをレンタルしてくるペースが一気に上がりました。

 

・MDよりもメディア1枚あたりの単価が安い

・読み出し、書き込み時間を含めてもMDのダビングより早い

・データ的には音質の劣化がない(読み取りの精度が落ちるので本当は劣化している)

 

ダビングという言葉を使わなくなったのはこの頃です。代わりに「焼く」という言葉を使うようになりました。CDRを焼きまくって、CDRのコレクションはどんどん増えていきました。MDにダビングしていた作品もわざわざ借り直して焼き直しです。その作業が楽しくて仕方なかったです。

 

焼くペースが速すぎてパソコン内臓のCDドライブはすぐに故障するほど。即外付けのドライブを購入。内臓ドライブに比べるとさらに書き込みスピードは速くなり「焼きまくり」の日々が続きました。

 

上手に焼くためにはそれなりの知識も必要で最初の頃は曲と曲の間に妙なブランクが空いたり、曲が途切れたり、焼きミスが多発。CDRを何枚無駄にしたかわかりません。

CLONE CDというソフトを使うようになってからは安定しました。その頃CCCDコピーコントロールCD)というものが登場。音質を犠牲にしてもコピーを防ぐという姿勢。レコード会社側も必死でしたが、解決には至らず。音響マニアの間でCCCD不買運動が起こったりして、CDの売り上げはどんどん減少していきました。

何年か経って、CCCDで出した作品を普通のCDで出し直す動きも出始め、レコード会社側があれは意味がなかったと認めることになりました。再生できないプレイヤーが存在するCDを販売したという歴史は消えません。

 

今もカーステレオ用にCDRでのコピーを作ったりしますが、音質にはこだわっています。

こだわっているといえば大げさですが、劣化した音源を使わないようにしています。

 

MP3をCDRに焼いても元の音質には戻らない。

 

どれだけの人がそれを理解していたかわかりませんが、それを知らずにMP3から焼いた音質の悪いCDRを平気で渡してくる人には困りました。

音質にうるさい人が焼いてくれたCDRは安心して聴けますが、よくわかっていない人の焼いてくれたCDRを聞く時は常に不安でした。曲は聴けるのですが、たいてい音質が良くない。

その人のパソコン関連の知識によって、渡してくれるCDRの音質が全然違う。それがCDR時代の最も面倒なことでした。

機械が苦手な人はMDに録音、そうでない人はCDRと分かれていきました。

 

誰もが簡単に操作できるカセットテープ、針を落とすと音が鳴るアナログレコードの時代に比べると面倒になってますが、それを理解すると恐ろしく便利になる。

敷居は高くなっているがそれを超えると楽園が広がっている。そんな時代でした。

 

iPod登場。iTunesで音楽を管理する時代へ

2001年11月17日。初代iPod登場。

5GB、色は白、Macintosh専用で接続はFirewireのみという硬派な仕様。値段は47800円。ありえないほど高価なものでしたが、そのインパクトは大きかったです。

ちょうど僕が初めてパソコンを購入して少し経った頃です。CDRを焼いて喜んでいた頃、1人の友人がこの初代iPodを購入したので見せてもらいました。あのスクロールホイールを回した時の感動は忘れられません。すごいものが登場したなと思いました。

 

2003年か2004年あたりでしょうか、WindowsiTunesをインストールし、PCで音源を管理するようになりました。これでCDを探すという不毛の作業から解放されました。

 

まだiPodを持っていないので外で音楽を聴く時はポータブルMDプレイヤーを使っていました。初めてウチにiPod(shuffle)がやってきたのは、2008年。iPod登場から7年も後のことです。

 

MD搭載のコンポは徐々に店頭から消えていき、かわりにSDカード、メモリースティックUSBメモリにデータを取り込むタイプが増えていきました。録音という概念は完全になくなりました。

2011年頃、一般向けMDポータブルプレイヤーの生産が終了。2013年頃、一般向けのMDデッキの生産が終了。現在業務用が一部残るのみ。完全にMDの時代は終わりを告げたました。

 

iPod Shuffleのあの小さなボディに100曲以上の曲を入れて持ち運べる。その便利さに驚愕しましたが、2010年に手に入れたiPod touchはそのはるか上を行く性能でした。

Air Mac Expressというアップル製のWifi発生装置のようなものを同時に購入し、ルーターと接続。家の中をWifiが飛び始めました。

iPod touchに入っている曲をこのAir Mac Expressまで飛ばし、そこに接続しているコンポから音を出す。これは感動しましたね。コンポのリモコンよりもさらに小さなものに大量の楽曲が詰まっているのです。

 

おやすみ用の穏やかな音楽を手元のiPodで選びそれをWifi経由で再生し、それを聞きながら眠る。文明を最大限利用した最高の睡眠導入方法でした。

おやすみ用MIXテープを作成していた頃から20年、気がつくと夢のような時代が到来していました。

 

あれだけ楽しかったCDR作成もこの頃には落ち着き、いつの間にか焼く必要のない時代になっていました。

MD全盛期は10年くらいありましたが、CDRは10年ありませんでした。

時代の変化するスピードそのものが早くなっているのです。

 

音楽のダウンロード販売によってそれはさらに早くなります。

続きは次回。