昨日中古ゲームを扱っているお店に立ち寄ったので、何気なく物色していたんですよ。WiiとかPSPとか10年くらい前のソフトを。
まず驚いたのがアマゾンで1500円で買ったWiiのマリオカートが3500円で売っていたことです。やはり最低価格や相場をチェックするのは必要ですね。改めて再確認しました。
・モンスターハンターポータブル2ndG
トータルでなんと1080円、勢いで購入しました。
実は僕モンスターハンター全くやったことがありません。
どんなものか体験してみようと思い今回購入したのです。
今からちょうど10年くらい前、バイト先のバックヤードで皆がPSPを持ち寄ってモンスターハンターをやっていたのをよく覚えています。
あの時みんながやっていたのも今回買ったものに含まれているはずです。おそらく2ndGではないでしょうか。
「ゲームは1人で部屋に篭ってやるものだろ」と当時は考えていて、理解することはできませんでしたが、楽しそうだな、参加したいなと実は思っていました。
その後ドラクエ9が発売され、今度はモンハンからドラクエ9に時代は変わりました。ドラクエも今はこんな感じなのかと少しだけ興味はありましたが、DSを買ってまでやる気にはならず。羨ましそうに眺めているだけでした。
そこに費やすお金を捻出できなかったからです。
■その作品の真価が問われるのは準新作・旧作になってから
その時、旬なものをリアルタイムで体験するための出費を僕は惜しんできました。
例えば数年前爆発的に流行った「君の名は」、そのうちレンタルされるのだからレンタルでいいやと先送り。
旬なもの、発売されたばかりのものでお金を使ってきたのって実は音楽だけなんですよ。
好きなアーティストの新作が出たら予約して買う。愚直に繰り返してきましたね。ここ10年くらいCDはほぼアマゾンで買っているのでお店に行くことはなくなりましたが、結構な情熱を旬な音楽を体験することに費やしていたなと思います。5000円以上するライブも頻繁に行ってましたね。
その代償として音楽以外の旬を体験するのを諦めたみたいなところがあると思います。
映画、アニメ、ゲーム、本、ほとんどそうですね。
今になってWiiを買ってマリオカートをやったり、PSPのモンハンを買ったりできるのも、旬ではなくなったから。リアルタイムで体験することを諦めた代償として安い値段で遊べるのです。通信プレーができないなど失ったものもありますけどじゅうぶん楽しいですよ。
Nintendo Switchも欲しいけど、今を体験するのにはお金がかかる。
僕にとっては「準新作」のWiiやPSPで十分かなと思います。
10年遅れでついていきます。
■新作以上の旧作
本当にいいものってリアルタイムで体験しなくても十分満足できるんですよ。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」の影響もあって最近QUEENをよく聴いています。僕はフレディーマーキュリー死後のトリビュートコンサートでQUEENを知った世代です。例のベスト版くらいしか聞いたことはありません。
しかしそれでもボヘミアン・ラプソディーという楽曲の凄さはわかります。聴けば聴くほど奥が深い。あんな変な曲はQUEENにしか創れません。
そしてブライアン・メイのギターが良いのですよ。
あの曲が1975年から44年間もこの世に存在しているという事実。
あらゆる新作を凌駕する旧作。
アカデミー賞の影響でちょっとした旬を迎えているQUEENですが、元々の力が別格のアーティストなので廃れることはないでしょう。
バンドというものは1人のアーティストと数人のバンドマンの集合体であることが大多数なのですが、QUEENは完全にアーティストの集団です。
物事を楽しむのは決してリアルタイムでなくてもいい。
むしろそうじゃなくてもいい場合が多々あるということを教えてくれます。
ベスト盤だけでもいい。
ボヘミアンラプソディーのサントラ盤だけでもいい。
多くの人がQUEENの圧倒的なコーラスワークに触れてほしいです。
■ハンティングワールド、いきなりの挫折
肝心のモンスターハンターですが、とりあえず一番古いのからやってみることに。キャラクターを決めて、街でひととおり人の話を聞いてクエストに出発しました。
なにやらデカくてリアルなドラゴンのような生物がうごめいており、近づいて攻撃をしかけてみることにしました。
手持ちの剣で攻撃を仕掛けた瞬間、ドラゴンから鮮やかな血が吹き出るではありませんか。これがパッケージに書いてあったグロテスクでバイオレンスな表現か。
そこで記憶は途絶え、寝落ちしておりました。
「え、モンハンってこんなに血でるの?」正直な感想です。
あの輩たちはこんな残酷なゲームをワイワイ言いながらバックヤードでやっていたの?
4本で1000円は確かに安いけど、このゲームを続けられるか少し心配です。