内向的でも堂々と生きていける

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

30年経って気づくピッコロの圧倒的優しさ

日本にピッコロ大魔王を知らない人はどれくらいいるのでしょうか。

35から45歳くらいの男性のほぼ9割の人が知っているのではないかと推測されます。

 

小さな炊飯器に封印されていたあの緑色の生物。

世界を恐怖のどん底に叩き落としたピッコロ大魔王。

生まれ変わってマジュニアという名前で天下一武道会に参戦。その後結局ピッコロという名前で活躍。二代目ピッコロが一応ピッコロということになっています。

語呂もよかったので個人的にはマジュニアのままでよかったかなと思っています。

 

アマゾンプライムビデオにドラゴンボールZが追加されているので見始めています。

 DBZベジータたちサイヤ人の襲来から、フリーザ、セル、魔人ブウとの戦いまでを描いたもはや説明不要の国民的人気アニメです。

今ちょうど界王様のところで修行を終えた悟空が、全力で戦場に戻っているところです。

 

ナッパがとにかく悪い奴、何が悪いって言葉遣いが汚いのです。

「宇宙からやってきたくせになぜそんな俗悪な言葉を知っているのだ?」

などとツッコミながら楽しく鑑賞しています。

 

■餃子と天津飯の切っても切れない友情

不覚にもチャオズが爆死するシーンで泣いてしまいました。

歳をとると涙もろくなるのもあるかと思いますが、あのチャオズの無表情なビジュアルと可愛らしい声が涙を誘うのです。

 

「天さんありがとう、さようなら」

 

このシンプルな一言が効きます。

一緒に鶴仙人の元で修行した時代からずっと一緒だったチャオズ天津飯。その友情と過ごした時間に思いを馳せてしまうともうダメでしたね。

 

そのあとの天津飯の渾身の気功砲もナッパに通じず絶命。死ぬときも一緒。

やはりこの2人の友情は深かった。リアルタイムで観ていた高校生の頃にはその重要なことに気づかなかった。大人になってから観ると新しい発見があっていいですね。

 

サイヤ人はなぜサイバイマンを作り出したのか。野菜=栽培だからなんですね。

それに今回気づくことができました。

 

■逆襲のナッパ

豪華な声優陣ですが、ナッパ役が飯塚昭三さんだということを今回知りました。

その飯塚昭三さんと天津飯役の鈴置洋考さん、実はガンダムだとリュウ・ホセイブライト・ノアという同じ船の乗組員を演じているんです。

 

ガンダムの序盤で死んでしまったリュウさんが、宇宙を漂いサイヤ人ナッパとなって帰ってきて、ブライトにリベンジする。そのような構図にも見えなくもないです。

ブライトさんはZ、ZZ、逆襲のシャアと全て出てましたからね。ちなみにアムロヤムチャはサイバイマンにやられるという残念な結果です。

 

頼れる兄貴キャラのリュウさんと、卑劣な悪役ナッパ。

キャラのタイプは違いますが、やはり飯塚さんの太い声がいいですね。存在感あります。

 

八奈見乗児さんの味のあるナレーション、大好きです。

クレジットには出てこないけど、界王様も八奈見さんですよね。

あの独特のイントネーションあってのドラゴンボールZなんだなと今回改めて思いました。

きまぐれオレンジロード鮎川まどかもいいけど、鶴ひろみさんといえばやっぱりブルマです。DBZになり存在感は薄くなりますが、やはり亀仙人との定番の絡みはいいですね。

 

■名前を呼ぶだけで安心感を与える男

古川登志夫さん演じるピッコロ。DBZの序盤はほぼ主人公的な活躍を見せます。

ヒルなキャラなんですが、たまに見せる優しさがたまらなくいいのです。

孫悟空の息子、御飯を引き取り修行をするのですが、決して甘やかさずかといって放置もせず優しく見守る。絶妙なさじ加減を心得ていて今回かなり株を上げました。

 

理想の上司ナンバーワン候補、ピッコロ大魔王。

 

ナッパとの戦いの最中にも、御飯に対する厳しさと優しさが見え隠れします。

「お前には失望した、帰れ」という厳しい言葉の中に、「お前ならできるはずだ」という優しさが含まれているのです。

戦闘の最中ピッコロがクリリンの名前を呼んだ時、本当に味方なんだなと安心しました。

ピッコロ流人心掌握術、ぜひ見習いたいものです。

 

この2人の微妙な信頼関係が今後の話を盛り上げてくれます。

この設定を考えた鳥山明先生、さすがです。

気づくのに30年もかかってしまってすみませんでした。