内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

ライブ告知ほどウザいものはない

SNSで不特定多数に告知されるよりも、個人的にDM等で誘われた方がライブに行く気になるという意見を聞いた。

ライブをする側でもある僕の意見は全く逆で、

 

DMで誘われると断るという返事をしづらいのですべきではない

 

という考え方です。

不特定多数への告知の場合行きたければ行くし、そうでなければ行かなくていい。

そこには何もめんどくさい要素がない。ただ反応するかしないかだけ。

 

告知DMはスルーしても良い

同じ人から2回、DMでライブへの誘いをもらった。

1度目はその日は行けませんと返事をしたが、2度目はスルーした。

 

「相手は自分のことを失礼な奴だと思わないだろうか?」

という気持ちが僕の中に生じる。それこそがDMで誘ってはいけないという理由。

 

行かなければ行かない理由を考えなければいけない。

正直言うと興味がないし、面倒臭い。それが本音。人は忙しい。

断る理由を考えるのもめんどくさい。嘘もつきたくない。行きたくないと直接伝えても、相手に失礼だし自分にとっても何もメリットがない。

 

そういう思いを相手にさせてしまうのでDMでの個人的告知はNGです。

相手の時間は有限です。

 

DMでの告知で喜ぶ人って多分ナンパされたら無条件で嬉しいと思うタイプの人だと僕は思う。

 

ライブ中の告知に対する考え方

告知に関しては若い頃から否定的だった。

ライブ中に次のライブの告知をするのも全く意味がないとずっと思っている。

 

セックスの途中に次のセックスの計画を話す奴に魅力感じますか?

余力があったとしても、そのライブに集中したいし、次のことなんか考えたくない。

 

極端な例えを出してしまったが、もっと冷めた目で見ると、一度見たらしばらくは見なくてもいいやっていうのが正直なところ。音源聴けるし。

どんなに好きなアーティストでも半年に一回くらい見れれば十分。毎月とか毎週見たいと思うアーティストなんてそう多くない。レアだからこそ価値がある。

それを考えるとライブ中に来週や来月のライブ告知をすることに全く意味はない。

「えーと次のライブいつだっけ?」っていう時間ももったいない。

 

今そこにいてくれている人々を全力で喜ばせよう

 

次のことは終わってから考えればいい。

 

SNSでの告知

SNSで簡単に告知ができるようになったのはイベントをやる側としては喜ばしいことだと思う。効果的で斬新なアイデアを使えれば誰でも注意をひくことは可能だ。

目についた時、行きたいイベントならブックマークするし、フライヤーの画像を保存したりもする。今はそういう時代だ。

 

ただあまりにも告知に力を入れすぎている人が多いなと思う。

告知しかすべきことはないのだろうか?

そしてその告知もアーティスト名が変わっただけで、全く同じ文面のコピペ。

来てほしいために頭を使うことすらせずにただ告知をするだけ。そういう告知に限って拡散希望と書いてある。そんなんじゃ当然人は集まらないよ。

 

告知が誰かの目についた時に、行きたいと思わせるだけの魅力、実力がないならそれを磨かなければいけない。それだけのこと。それを愚直に繰り返せる人が人を呼べるようになる。

告知ありきの時代になっているが、レベルの低いモノ、見てほしいだけのモノ見せても人は喜ばないし集まらないよ。

 

来てくれないからと告知に力を入れても、それは無駄な努力。

 

コンテンツがないなら、それは見る価値がないということ

 

こういうことを書くと毎回同じ論調になってしまいます。ごめんなさい。

 

みんな他人に興味がない

今でも家にセールスの電話がかかってくるが、買おうと思ったことは一度もない。今時セールスの電話をする会社の商品がいいものだとは思えない。古い体質の会社なんだなと思う。それと同じ。過剰なライブ告知がうざいって思われるのは自然なこと。

 

次のライブも来てほしいという気持ちはもちろん僕にもあるし、イベントに携わる人なら誰にでもある。

ライブの告知に関してだけでなく、人は基本的に他人に興味はないということを大前提として生きていかないと人に多大な迷惑をかけることになる。それだけは覚えていてほしい。