内向的でも生きていけるはず

主に人間関係について書きます。少しでも読んだ人が楽になれば嬉しいです。

今の時代まったく響かない東京ラブストーリー

もう25年以上も前の作品になってしまった東京ラブストーリー。高校時代めちゃくちゃ流行ったし、大学時代はとりあえず東京ラブストーリーの話を女子としておけば安定して盛り上がった。それくらいみんなが観ていた。あの時代の空気、恋愛観に触れるには最高の題材でもある。

 

ただし携帯電話がない世の中という大前提がそこにはある。

 

あのドラマの「切ないすれ違い」は全て携帯電話がないことによって発生する。携帯電話があれば全て解決していたのである。

 

だから30歳以下の携帯電話があるのが当たり前の世代が見ても何も感じないと思う。

あのドラマは完全に携帯電話がない時代を知っている世代向けのものだ。

 

すれ違い以外の見どころ

ドラマ史上に残る名シーン。

「これじゃいつまでも経っても帰れないね」

せーので同時に後ろを向くシーン。

鈴木保奈美さん可愛すぎて今でもキュンときますね。

 

リカがカラオケでプリプリのダイアモンドを歌っている時に画面に映りこむネクタイを額に巻いたうだつの上がらないサラリーマン。

 

リカ「どんなに元気な歌を聞いてもバラードに聞こえる夜もある」

音楽好きの柴門ふみさん原作だからこそ出てくるセリフですね。

 

僕が個人的に好きなのは、

リカがカンチと両想いになる前半の最重要シーン。

 

リカ「ビートルズのコンサートを家で開きたいって言ったら?」

カンチ「連れてくる」

リカ「ジョンはどうするの?」

カンチ「オレが代わりに歌う」

 

ジョンはビートルズのメンバーで、すでに死んでいて存在しないということを世間一般がある程度知っているからこそこういうマニアックな会話を月9で使える。いい時代だな。

こういうやりとりが現実社会でもできたらなって思うけど、今はビートルズ知らない人が多すぎてもう無理だろうね。昔はもう少しビートルズを知っている女子はいたし、ジョンレノンが何かすら今は知らない。

 

そしてもう一つは主題歌の小田和正さんのラブストーリーは突然にの存在感。

毎回終盤のいいところで絶妙のタイミングで入ってくるのです。あのギターのカッティングだけで泣ける。

 

後半はただただ辛いだけ

正直後半は登場人物がそれぞれ学習能力がなさすぎて見てられません。当時のトレンディドラマはケンカして女性が家から飛び出すのが定番となっていますが、赤名リカは合計何回飛び出すかを数えるのも隠された楽しみの1つです

 

僕の中では前半6話で完結させるのが正しい見方ですね。

 

後半はただただ悲しい話です。

「おでんを持ってくる女」の破壊力を堪能してもらえれば幸いです。

 

携帯やネットが普及し便利になった。すれ違いはなくなったが、SNSで恋人を晒し合い、監視し合う。時代の流れには逆らえませんがなんとも息苦しい時代になったなと思います。 

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